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池田進吾個展「空の拳」の日々

今週はデザイナー池田進吾さんの展覧会です。
ブックデザインを中心に、装画、挿画等も手掛け、
幅広くご活躍されています。

今回の個展は、日本経済新聞夕刊で掲載されていた小説、
角田光代さんの「空の拳」挿画321点を一挙に公開致しました。

新聞小説とあって、作品の量も圧巻です。
一点一点のサイズは小さなものですが、ギャラリーの壁一面に作品を飾ると
物語の熱量や空気感がひしひしと伝わってきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

物語はある出版社に入社した青年が、ボクシング雑誌野編集部の担当になり
そこからボクシングに夢中になっていくというあらすじです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボクシングの試合シーンでは選手の角度や描き込みの量で
実際のボクシングを見ているような、
臨場感たっぷりの息を飲むような気持ちになってきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一枚一枚の描き方の違いや、物語を読み進めながら見ることを計算された、挿絵のリズム感など
新聞小説の挿絵を一気に見れるという、他ではなかなか味わえない展覧会となりました。

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