HB Gallery

Blog

平井利和個展「遠く絵行きたい」

今週の作家さんは平井利和さんです。ご自身の初個展となります。
青山塾でイラストレーションを勉強された後、フリーランスのイラストレーターとして活動されています。

竹ペンと紙版画で描かれた、味わいのあるタッチが魅力の平井さんの作品。
日本の昭和の風景から海外の街並み、心象風景などさまざまな世界を描かれました。
会場の装飾にもこだわった、見応えのある展示となっております。ぜひお立寄りくださいませ!

 

 

東京造形大学を卒業後、アートディレクターとして、会社にお勤めをされていた平井さん。
パイプ役となって人にイメージを伝えるという作業が多かった当時、
もっと手を動かして自分で作りたい、そんな欲求が大きくなっていったそうです。
年齢をかさねすぎないうちに、その欲望を満たしたいという気持ちが強くなり、イラストレーターを目指すことに。デザインやグラフィックに興味があった学生時代、アイドルや芸能人、スポーツ選手よりも、デザイナーやアートディレクターが平井さんにとってのアイドルだったそうです。

 

 

イラストレーターを志しはじめた会社勤め時代から、朝2~3時間は手を動かし
ひたすら手のデッサンを描く練習をしていたそうです。いきなり絵は描けないだろう、という考えから練習は半年間続けられました。その後、会社を辞めてすぐに青山塾へ通うことに。井筒先生に教わったモデルドローイングや、雑誌や写真をもとに、平日はとにかく手を動かし1日10枚の作品作りを目標にしました。

 

 

サン・アドの葛西薫さんとのお仕事、伊藤忠商事の企業広告イラストレーションです。
日本経済新聞に大きく掲載されました!

TIS公募やチョイスなどコンペでも入選し、作品の露出がふえて来た平井さん。
売り込みも始められ、少しずつお仕事にも繋がっています。

 


新しさと懐かしさが感じられる平井さんの作品。幅広く愛されるイラストレーションになりそうです。
来年の5月には、HBギャラリーで2回目の個展を控えている平井さん。
1年後、作品がどう進化するのか、今から楽しみです! また来年もぜひ見にいらしてください!

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

コメントフィード

トラックバックURL: http://hbgallery.com/blog/2016/02/27/%e5%b9%b3%e4%ba%95%e5%88%a9%e5%92%8c%e5%80%8b%e5%b1%95%e3%80%8c%e9%81%a0%e3%81%8f%e7%b5%b5%e8%a1%8c%e3%81%8d%e3%81%9f%e3%81%84%e3%80%8d/trackback/