仲條正義賞 綾野本汰個展「無題町∞丁目」
HBファイルコンペvol.28の受賞者展、ラストを飾るのは仲條正義賞大賞に選ばれた綾野本汰さんです。
「無題町∞丁目」という町に暮らす住民たちが、レストランで楽しくおしゃべりをして過ごす様子が描かれています。
幕の内弁当が滑り台から落ちてくるアスレチック、 チョコレートフォンデュの温泉、パンの家具屋…などなど、綾野さんのアイデア満載な作品をお楽しみください!
動物型やユニークな立体のトピアリーの並ぶ緑豊かな住宅地。ここは砂漠の真ん中にあるニュータウン「無題町」という町だそうです。人工的に山を築きオアシスの水を利用し、電気と水を町中に供給しています。ニュータウンの山の頂上には不思議なレストランが建っていて、住民はそこでおしゃべりを楽しんでいます。
人が集まっているところを楽しく描きたいと思った、と綾野さん。それぞれが好きなことをして、自由に過ごしている感じを大切に描いたそうです。ダンベルをしていたり、寝ながらサンドウィッチを食べていたり、皆が思い思いに過ごしています。
普段から興味のある事をメモしておいたり、絵を描いている時に思いついたことを組み合わせて絵を描いているそうです。描くときはおもしろいかどうかが大事なポイント、と綾野さん。色彩や図形的な面白さと、どんな状況を描くかということ。今回の展示で特に描きたかったモチーフはレストラン、ニュータウン、トピアリーだそうです。それらに綾野さんが面白いと思ったことをたくさん詰め込んで描かれたとのこと。
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