川﨑真奈個展「風の音」
今週の作家さんは川﨑真奈さんです。HBでは約2年半ぶり、2回目の個展開催となりました。
うたたねをする午後、海辺のサイクリング、チェリー入りのレモンスカッシュ。ゆったりと心地のよい時間が感じられる作品たちです。お楽しみに!
「うたたね」
今回のテーマは、風を感じるような心地よさ。静かな佇まいの人物と温かな色彩が魅力です。描くモチーフは日頃から気になったものは写真に撮り、資料としてストックしているそうです。実在する人やモノをモデルにしても、描いていくうちに全く違う方向へいくことが多いそう。描きたいと思う人がいると描きやすく、そこからまた発想が出てくるのだそうです。
「空風」
「セーターはネイビー」
2年半ぶりの個展。またやってみようと思ったきっかけは、仕事の絵は描いていたけれど、作品として向上させる機会はある程度、定期的にあった方がいいなと思ったとのこと。前回の個展をした後は、しばらく展示はせずに仕事を増やす方向に集中しようと思ったそうですが、期間をおいてみると、作品を通して自分を見つめ直したり、オリジナルの作品を描くことが無くなってしまったそうです。
「彼女の部屋」
展示することによって、また初心に戻ることができる気がするとのこと。のんびりしている性格だけれど、個展というハードルを設定してある程度追い込まれる…、自分に課す、という気持ち、と川﨑さん。売り込みは個展を開催することのほか、展示した絵を冊子にし、デザイン会社や出版社へ少しずつ送っているそうです。今までやったことのない広告のお仕事やファッション関係のお仕事もやってみたいそうです。丁寧に描かれた作品の数々、ぜひご覧いただきたいです!
「注文の多い料理店」
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