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5月2022

仲條正義二十二

今週は毎年恒例、仲條正義さんの展覧会です。仲條さんがHBの個展に向けて準備をされていた、ストライプのパターンと様々なアイデアスケッチ。仲條さんはどんな絵を描こうとされていたのでしょう。思いを巡らせてお楽しみください!会場では新作を収録した、PUNCTUM TIMES No. 27『仲條正義二十二』を販売しております。お見逃しなく!(作品の販売はございません)

 

 

 

 

 

 

 

紙野夏紀個展「週末は」

今週の作家さんは紙野夏紀さんです。HBでは5年ぶりの個展開催となりました。心地よい色彩と空気感で様々な媒体でご活躍中の紙野さん。新作のほか、1年間表紙を担当されたNHKラジオテキスト『まいにちドイツ語』の原画や、紙野さんのオリジナルテキスタイルブランドの雑貨も会場にて好評販売中。この機会にぜひどうぞ!

 

 

Q1.今回のテーマをお聞かせください。

身の回りにあるもの、自分が暮らしている環境にあるものを描きました。
部屋の中にあるもの、料理に使う食材、ガーデニングの道具など
これまで旅先の風景を描くことも多かったのですが、今回は風景の絵はごく近場にあるカフェや海岸などをモチーフに選びました。

 

 

Q2.作品作りで心がけていることはどんなことですか?

あまり気にしたことはなく、オリジナルの絵はリラックスした気持ちで好きに描いています。
色を決めるときが一番楽しいです。

 

Q3.最近はどのようなお仕事をされていますか?

普段は企業の広告や雑誌の仕事が中心で
ライフスタイルやファッションなど、明るい印象の絵を描くことが多いのですが
今年はミステリーの挿絵の仕事が初めて経験しました。
事件の現場の絵や事件の肝となるシリアスなシーンを描くので
難しいけれど新鮮な気持ちで描いています。

 

 

Q4.オリジナルのテキスタイルブランドを立ち上げたのはいつ頃ですか?またどのようなきっかけでしたか?

立ち上げは2014年です。
テキスタイルのコンペティションで大賞を頂いたのがきっかけです。
その後、手捺染の工場で小ロットで布を作ったり縫製に出して製品化したり
自分のペースで作品作りをしています。

 

 

Q5.今後やっていきたいこと、お知らせなどありましたらぜひ。

絵を描くことを楽しみたいです。
これまで貼り絵で作品を作ってきましたが色々な技法も試してみるかも?です。

 

ミロコマチコ個展「波めくり」

今週の作家さんはミロコマチコさんです。HBでは約4年ぶりの個展開催となりました。夜の海で体験したできごとを元に描かれた今回の新作たち。海と陸を境目なく泳げるような、生き生きとしたいきものを描かれました!お楽しみに!

HB WORK Vol.3 審査結果発表!

お待たせしておりました、HB WORK vol.3の審査結果です!(応募総数474名)
たくさんのご応募ありがとうございました。

 

岡本歌織賞・TAKAYA KATSURAGAWA

〈岡本歌織さん コメント〉

グラフィックノベルのようなポップで毒っけのあるタッチと色彩が目にとまりました。
ストーリーが広がっていくような構成が巧みでおもしろく、顔を見せないこともよりプラスになっていて、とても素敵です!

 

岡本特別賞(2名)

こみひかるこ

 

 

森ノリコ

 

 

川名潤賞・MIKITAKAKO Illustration

〈川名 潤さん コメント〉

デジタルを感じさせない着色の暖かさ、配色のバランスの良さ、そしてなによりもモチーフの独特のユルさと、それに相対する構図の緊張感。この組み合わせが完璧です。

 

川名特別賞(2名)

早瀬とび

 

 

津田周平

 

 

 

尾崎行欧賞・長谷川海

〈尾崎行欧氏 コメント〉

やわらかな光の世界に心地よい空気感を感じてこの絵の中に行ってみたいなと思いました。
写真や絵画を見るような感覚で拝見しましたがイラストレーションとしての余白も感じました。

 

尾崎特別賞(2名)

石橋瞭

水越智三

 

 

 

 

アルビレオ賞・並木千香

〈アルビレオ氏 コメント〉

伸びやかな筆の運びも心地良く、それぞれの作品から静かなストーリーが聞こえてくるようです。日常の小さな気づきをシャープに切り出した構図と情報の省き方にセンスを感じました。

アルビレオ特別賞(2名)

三宅崇之

 

 

春日井さゆり

 

 

 

<岡本歌織さん最終選考>

イマイエ、春日井さゆり、中村ころもち、安里貴志、藤嶋えみこ、マコカワイ、yasuo-range

 

<尾崎行欧さん最終選考>

津田周平、早瀬とび、武者小路晶子、TAKAYA KATSURAGAWA、仲村直、ケント・マエダヴィッチ、こみひかるこ、原田俊二、サワイワタル

 

<川名 潤さん最終選考>

ふじたみずき、須貝美和、yasuo-range、noa1008、並木千香、中村ころもち、南景太、こみひかるこ、いちろう、Airnode

 

<アルビレオさん最終選考>

外山奏瑠、SHIKA、イマイエ、長谷川海、藤嶋えみこ、いちろう、ヤマダユウ、SAKANA、前田麦、TAKAYA KATSURAGAWA

 

 

二次通過者

一次通過者 

〈次回開催のお知らせ〉

HB WORK Vol.4の応募要項を下記リンクよりご覧頂けます。

http://hbgallery.com/compe.html

沢山のご応募お待ちしております!

須貝美和個展「POINT LINE PLANE」

今週の作家さんは須貝美和さんです。HBでは初めての個展開催となりました。点・線・面で構成された美しいコントラストの作品の数々、須貝さんならではの削ぎ落とされたシンプルな作品をお楽しみ下さい!朝日新聞出版「小説TRIPPER」2021年夏号〜2022年春号に掲載された作品も展示しております。お見逃しなく!

 

Q1.今回のテーマをお聞かせください。点・線・面という造形要素を踏まえつつ、その枠組みを飛び越えて、現代的な表現に昇華する。
Q2.描くモチーフはどのように選ばれますか?
生活の中にあって、自分が好きだと感じるもの、使っているもの。

 

Q3.作品作りで心がけていることはどんなことですか?

一つ一つのプロセスを丁寧に遂行する。

Q4.イラストレーターになるために頑張ってきたこと、努力したことはどんなことですか ?
ZINEやフリーペーパーを定期的に発行し、散布する活動を続けています。

 

 

Q5.今後やっていきたいこと、お知らせなどありましたらぜひ。

7月に開催されるHBファイルコンペ特別賞の受賞者展に参加させていただきます。