しらこ個展「နေသာတယ်」
今週の作家さんはしらこさんです。HBでは2年ぶり2回目の個展開催となりました。3年前に訪れたミャンマーの一人旅での出来事を綴られた今回の作品たち。できたての新刊イラスト集&旅行記『နေသာတယ်』も好評販売中です。しらこさんの穏やかな視点で描かれた現地の暮らしの風景をお楽しみください!
「洞窟のある山」
Q1.今回のテーマや、個展でやりたかったことをお聞かせください。
3年前に行ったミャンマーの景色を、3年間ずっと絵にしたいな〜、絵にしたいな〜と思っていて、ようやくそれを今回の個展で実現することができました。どの絵も、「見た人が自分もミャンマーに行ったような気分になること」を目指して描いています。
Q2.描く際にいつも心がけていることはどんなことですか?
以前はシンプルな絵が好きだったので、少ないモチーフでいかに画面を構成するかをよく考えていました。ただ次第に、にぎやかな絵が好きになってきて、最近ではたくさんのモチーフをいかにバランスよく画面に配置するかを考えながら制作しています。
「湖上の村」
「おつかい」
Q3.毎日の制作時間や生活リズムを教えてください!
制作時間は日によってまちまちで、全く描かない日もあれば10時間以上描く日もあります。生活リズムはあまり安定しておらず、昼夜逆転することも珍しくありません。ただ、生活リズムが崩れると、飼い猫のリズムにも影響があるので、最近はなるべく無駄な夜更かしなどはしないようにしないとな、と思っています。
Q4.イラストレーターになってよかったこと、楽しいなと思う瞬間はどんな時ですか?
よかったことは、家にずっといれること、上司がいないこと、などです。楽しいのは、いい絵が描けた時と、描き終わった後、達成感を味わいながら、数時間〜数日ダラダラする時間です。
「どこ行くの」
「並木道」
Q5.これから挑戦してみたいことはありますか?
広告のお仕事はまだやったことがないのでやってみたいです。また、自分の絵を動かすことや、物語を作ることなどにも挑戦したいです。
「湖のほとり」
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