近藤みか個展「Beautiful days」
今週の作家さんは近藤みかさんです。近藤さんが描かれる可憐な女の子たちの日常は、ひとつひとつがまるで映画のワンシーンのよう。丁寧な絵づくりをぜひ会場でご覧下さいませ。
原画はオンラインショップでもお取り扱いしております。
「Sunny」
「Every moment」
Q1.今回のテーマや、個展でやりたかったことをお聞かせください。
「記憶に残る視線を集めてしまう素敵な女の子たち。彼女たちが美しく輝いていた日々」というテーマで制作しました。
観てくださった方々が、記憶の箱を開けるようにどこか懐かしさを感じてもらえたら嬉しいです。
今回の個展は全て新作で、お仕事に発展することを意識して、これまでよりコマーシャル的な作品になるように心がけました。
「It’s always a good time」
「Someday」
Q2.描く際にいつも心がけていることはどんなことですか?
観る側に心地よさを感じてもらえるように心がけています。
「がんばって描きました!」という描き手の苦労が見えてしまうと軽やかさが無くなってしまうので、自分の熱量や思いを作品に乗せないように気を付けています。
Q3.毎日の制作時間や生活リズムを教えてください!
通常時ですと、午前中に家事を済ませてお昼から夕方まで制作、晩ごはんの後も少し描いて1時くらいに寝る感じです。
個展前やタイトな〆切の時は、エンジンかかってる間は1日中描き続けるので、昼から翌朝まで描いて3〜4時間寝てまた描いて…という生活になることも。
これは改善したくて、日常生活の中でいかに集中できる制作時間を作るか、というのが今後の課題です。
「My honey」
Q4.絵に登場する街や女の子は、どこか懐かしさと外国のような雰囲気がありますね。モデルとなった時代や国があるのですか?
資料写真はすべて国内の身近な場所で撮っていて、特定の国は意識していないのですが、
エグルストンやスティーブン・ショアなどの70年代アメリカのニューカラーの写真が大好きなので潜在的に影響を受けているのかもしれません。
作品の女の子にモデルはなく想像で描いてるのですが、ハーフかクォーターなどのどこか日本人らしさが残る女の子にしています。
描かせていただける場所があればどんな媒体でも嬉しいのですが、書籍から広告まで幅広く活動していきたいです。
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