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ヤマグチカヨ個展「旅の途中」

2025年4月4日から9日まで個展「旅の途中」を開催された、
ヤマグチカヨさんの展示インタビューをお届けします。

サンパウロ、サンフランシスコ、ヨセミテ、日本の山、シャモニー。
5つの旅先でヤマグチさんが出会った風景や瞬間が、エピソードと共に
鮮やかなイラストレーションで表現されました。
インタビューとともに、ヤマグチさんが感じた旅の空気をお楽しみください。

展示作品はオンラインショップでお取り扱い中です。
http://hbgallery.shop-pro.jp/


Q1.
ヤマグチさんは、谷川俊太郎さんの『普通の人々』刊行記念原画展をはじめ、
イベントなどの場で作品を発表されてこられましたが、
個展という形での開催は今回が初めてとのことですね。
今回、個展を開催しようと思われたきっかけや理由についてお聞かせいただけますでしょうか?
 
 
これまで色々な仕事で絵を描いてきて、これが私のスタイルですというよりは、
その時々のご依頼や案件に合わせて描いてきました。
今回の個展は、自分のスタイルを見つめ直すきっかけとして、初めての挑戦でした。

Q2.
今回の個展では『旅の途中』と題し、
ヤマグチさんがこれまでの旅先で目にされた風景や情景が表現されています。
ご自身のInstagramに投稿されている作品は
「自分の旅を伝えるために描きたいと思いながら、どうやったら表現できるのか」を模索されているそうですね。
ヤマグチさんが旅をモチーフに描かれるようになったきっかけや、
その背景についてお聞かせいただけますでしょうか?
 
 
改めて、自分の描きたい絵やモチーフってなんだろう?といろいろと描いてみて、やっぱり旅が好きで、
旅先で出会った感動を絵にできたらいいなというのがきっかけです。

Q3.
ヤマグチさんの作品は、鮮やかな色彩と心地よいストロークで、
まるでその場にいるかのような臨場感を感じさせます。
作品は写真をもとに描かれているとのことですが、
旅の記憶を写真から絵に落とし込む際に、
ヤマグチさんが特に意識されていることや、大切にされていることはありますか?

 

実際に自分が旅先で感じた、その場の光や音、空気感というか、気配ようなものを意識して描いています。
なので、写真をそのまま描くのではなく、絵を見た人がその情景を想像できる余白をどう残すか試行錯誤しました。


Q4.
ヤマグチさんが今後挑戦されたいお仕事や活動、
イラストレーターとしての展望などを是非お聞かせください。
 
 
具体的に挑戦したい仕事はパッと思いつかないのですが、
今回の個展をきっかけに自分のスタイルがこれから先どう変わっていくのか、自分でも楽しみにしています。
また機会があれば個展にも挑戦してみようと思います。ありがとうございました。


インタビュアー 須貝美和

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