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里見佳音個展「ROUTE」

今週の作家は里見佳音さんです。

丁寧に描かれた、美しい作品たちをお楽しみ下さい!

 

1.今回の個展の準備はどのように進めていきましたか?

テーマやタイトルをどのようにお決めになったかなど、お伺いしたいです。

 

初めての個展なので分からないことが多く、とにかく他のイラストレーターさんの展示に沢山行き、
作品点数・サイズ、額やグッズの展示のやり方などをリサーチして、1年前から準備を進めていました。
テーマに関しては、自分の描きたい絵に共通する言葉としてすぐに浮かんだもので、
いつも絵の中に後先に繋がりがある物語性を感じるアイデアがあること、この展示がまたこれからの自分に繋がっていくことを願って「ROUTE」に決めました。

 

 

2.作品はどのように制作されていますか?

 画材やモチーフの選び方など、制作方法をお聞かせください。

 

画材は9割マーカー(COPIC)、あとは色鉛筆と水彩絵具です。
白い紙に空間が出来ていくことが好きで、画面の端っこから木や家を1つ1つ、浮かび上がらせるように描いていきます。
COPICは中学生から使っている画材なので馴染みがよく、違う色の組み合わせやインクの残量、ムラのでき方など、
使うたびに新しい発見や表現があるのが魅力で、キャップを外せばすぐにかけるという手軽さもあって重宝しています。
モチーフは、昔から川や池や海などを見ているだけでワクワクするので、「水」のある景色を選ぶことが多いです。

 

 

3.アートディレクターとして勤務されてからイラストレーターになられたそうですね。

 その時のご経験に影響されていることはありますか?

 

広告のアートディレクターやCMプランナーとしての勤務経験から、間の取り方や色の選び方、
記憶に残るような印象的な画面になるようにと、自然に意識が働いている気がします。
絵の中に物語性や企画性などを入れるのも、その時の経験からなのかもしれません。

 

 

4.イラストレーターとして、たくさんのお仕事をされている里見さん。

オリジナルの作品とクライアントワークでの制作、意識されていることをお伺いしたいです。

 

今まで描いてきたイラストのほとんどがクライアントワークで、そのプロジェクトの意図やメッセージを汲み取り、
その仕事に合った効果的なイラストを描くことを心がけてきました。
でもここ数年、沢山のイラストレーターの方と話したり、その方の作品に触れたりしてきて、
自身の中にある「描きたいもの」「好きな表現」と向き合って、アーティスト性を表に出すこともイラストレーターとして必要だと強く感じるようになりました。
オリジナルワークではとにかく自分の「描きたい」気持ちに集中して制作しています。

 

 

5.今後挑戦したいお仕事や作品制作など教えてください。

 

企業案件が多いので、小説や絵本などの書籍、音楽関連のお仕事を増やしていきたいです。

 

 

ありがとうございました!


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