6月2026
今週からファイルコンペvol.36の受賞者展が始まりました!
6月26日から8月5日まで、受賞者の作品を展示致します。
第1週目(6/26(金)-7/1(水))は、特別賞に輝いた受賞者5名によるグループ展です。
5人それぞれの個性が光る展示をどうぞお楽しみください!

みやこしさとこ / 葛西薫特別賞
RayRay / 河西達也特別賞
YŪ / 池田進吾特別賞
松田学 / 鈴木成一特別賞
奥田澪 / 服部一成特別賞
みやこしさとこ / 葛西薫特別賞

RayRay / 河西達也特別賞

YŪ / 池田進吾特別賞

松田学 / 鈴木成一特別賞

奥田澪 / 服部一成特別賞

次週から順番に展示される、大賞受賞者の作品

そして、次回HBFILE/WORKの応募要項も完成いたしました!
イラストレーションは津田周平さんにご協力頂きました。
受賞枠が増員のFILEには新しい審査員、名久井直子さん、大島依提亜さんが加わりました!
たくさんのご応募、お待ちしております!
<HBFILE / WORK 2027 応募登録>
https://ws.formzu.net/dist/S20484972/

2026年6月29日 3:14 PM |
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1.今回の個展「Memory Box」のタイトルに込めた思いやコンセプト、
また、どのように準備を進めていったかお伺いしたいです。
最近、たくさんの記憶が折り重なっていまが形作られている、と感じるようになりました。
「Memory Box」はそんな記憶のかけらを拾い集めて作った展示です。
個人のささやかな暮らしの中で生まれ、
心の中に明るく灯っている喜びや、悲しみ、さまざまな記憶を
絵と言葉を通じて見える形にして残すことで、
見ているひとの中の記憶を照らすような展示にできればと思っています。
わたし個人の記憶はもちろんですが、昨年おこなった伊勢の個展を通じて触れた土地の記憶、
ネット上で寄せていただいた人々の記憶、さまざまな記憶がこの展示につどっています。
それらの記憶と、展示を見にきてくださった方々の記憶がゆるやかに響きあう場になればと思っています。
2.たくさんのお仕事や作品発表をされている柊さん。
改めて現在の作風に至った経緯や、どのように発想して制作されているか等、お聞かせいただけますか?
絵と言葉を軸に制作をしています。
作家活動を重ねていく中で、土地や環境、ひとと、自分がどう響きあうかということに
興味がひかれるようになってきました。
最近は新古今和歌集に興味があって読み進めているのですが、
その時間を通じてよりいっそう、時間や環境の累積によっていまの自分がいること
自分の思考や美意識が形作られていると感じます。
今はその、1000年以上の時間のあいだ累積してきた記憶と自分がどう感応し、
作るものが編み上げられていくのかを見てみたいという気持ちが強くなりました。
3.『旅の心を取り戻す』というとても素敵な詩画集を刊行されていらっしゃいますね。
本を刊行することをずっとひとつの目標としてこられたと拝見しました。
本を作る前と後で表現やご自身に変化はありましたか?
本という形になることで、時間や距離を超えて遠くへ届けることができる。
そして絵や言葉が自分の手を離れたあとに、読んだ方の中にある記憶や体験と結びついていくことを実感しました。
その体験を通して、作品がひとの心と響き合って新しく生まれ直すことは作品にとって健やかなことで、
できればそうして生まれるものが希望のようなものであってほしいという想いがより一層強くなりました。
わたしにとって本はずっとそういうものでしたし、そういうものを作ることにずっと憧れがあります。
4.今後挑戦したい制作や、お仕事などありましたらお聞かせください。
次の個展ではいま制作に取り組んでいる陶作品を軸にした展示にしたいと思っています。
これからも土地や環境、時間と編み上げていくような作品や空間を作っていけたらいいなと思います。
2026年6月20日 12:23 PM |
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今週の作家は牧角春那さんです。
HBでは初めての個展です。 どこかで見た事のあるような風景の中に揺蕩う作品たちを感じて下さい!

1.今回の個展タイトル「惑う星のひかり」に込めた思いをお聞かせください。
「惑う星」は、惑星(Planet)の語源であるギリシャ語の「さまよう者」から着想を得たタイトルです。
どこか遠くの景色の中で、ふらふらとさまよいながら何かを探しているような、
あるいは何かを願っているような存在を描きたいと思いました。
今回は先にタイトルを決めるのではなく、まず自分が描きたいものを10点ほど制作し、
その作品群に共通する感覚を言葉にしていく形でタイトルを考えました。
「惑う星のひかり」という言葉が見つかってからは、その世界観を広げるように新たな作品を
10点ほど描き進めていきました。

2.ふんわりと柔らかな作風の牧角さん。
現在の作風に至った経緯、また制作方法もお伺いしたいです。
まずデジタルでラフを描き、その後アナログで線画を制作して、主にアクリル絵の具で着彩しています。
イラストレーションを始めた頃は、画材の研究をするような感覚で、さまざまな紙や画材を試していました。
その中で、自分にとって一番描いていて楽しく、しっくりくるものを探していった結果、
現在の描き方に落ち着いています。
ただ、今でも新しい画材や表現方法に興味があるので、ときどき違う画材を試してみることもあります。

3.浮遊する人物や公園の遊具などのモチーフが印象的ですが、
構図やモチーフはどのように決めているのでしょうか?
実際にある風景や遊具を参考にすることが多いです。
写真を見ながら描くこともありますし、最近はBlenderで簡単な3Dモデルを組み立てて、
構図や空間の見え方を確認しながら下描きに活用することもあります。
遊具にはもともと興味があり、普段から公園で見かけたものや印象に残った風景を記録しています。
そうした断片をもとにしながら、現実の景色と想像の景色を少しずつ混ぜ合わせるような感覚で
モチーフや構図を決めています。

4.好きなイラストレーターや影響を受けた作家などを教えて下さい。
イラストレーターではないのですが、奈良美智、杉戸洋、ピエール・ボナール、オディロン・ルドンなどの作品が
学生の頃から好きでした。
一見すると親しみや可愛らしさがありながら、どこか不思議さや余韻を感じさせる表現に惹かれます。
また、作品から言葉にならないメッセージを受け取れるところや、色彩の使い方にも
大きな影響を受けていると思います。
直接的に意識しているわけではありませんが、そうした作家たちの作品に触れてきた経験が、
現在の制作にも自然と繋がっているように感じています。

5.今後挑戦したい制作や、お仕事などありましたらお聞かせください。
本、特に小説が好きなので、装画のお仕事には以前から強い憧れがあります。
また、文房具などのグッズ制作にも興味があり、これからさらに取り組んでいきたいと思っています。
そのほかにも、いつか絵本を制作してみたいという思いがあります。
お仕事を通して新しい表現や考え方に出会うことが多く、そのたびにたくさんの学びや発見があります。
これからも、自分では思いもよらなかったようなご縁や表現との出会いを楽しみながら、
少しずつ活動の幅を広げていけたらと思っています。

ありがとうございました!
2026年6月15日 3:41 PM |
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今週の作家は浅利有紀さんです。
HBでは初めての個展です。
浅利さんならではの少し不思議な世界観の作品たちをお楽しみ下さい!

1.今回の個展のテーマやコンセプト、またどのように個展の準備を進めていったかお聞かせいただけますか?
2024年に開催した個展で動物の絵を描き、今回はそれに繋がる内容でさらに発展したものにしたいと思いました。
テーマは「日常の風景の中にいる彼ら」です。彼らとは、私たちは気づかないけれどいつでもそこにいる存在で、
自由気ままに過ごしています。
家の中で彼らがいそうな場所を探して絵にしました。

2.深みのある色合いが印象的ですが、現在の作風に至った経緯、また制作方法もお伺いしたいです。
以前は水彩やアクリル絵の具を使用していましたが、筆を使うことがなんとなく合わないと思っていたとき、
オイルパステルに出会いました。
急にぐんぐん制作が進むようになり、最近はとくに光と影を意識した表現が好きです。
基本的にはオイルパステルのみで制作しています。

3.モチーフになる動物はどのように決めているのですか?
ウサギと次にカエルを描くことが多いですが、実はそれらの動物がすごく好きなわけではありません。
動物を描いているというより、動物の見た目を借りた何かを描いている感覚に近いです。
だから人の顔でなければどの動物でも良いところはあります。
その中でウサギが多いのは何か理由があると思っていますがまだ言語化ができず自分と向き合う日々です。

4.今後挑戦したい制作や、お仕事などありましたらお聞かせください。
今までは自分の好きなものばかり描いてきたので、あまり描いてこなかったジャンル、
例えば植物や小物などに挑戦して、他にどんなものを描くのが楽しいか見つけたいと思っています。
また、表現の幅が広がるように、他の画材も色々試してみたいです。
目標のお仕事は装丁を描くことで、ポスターなど自分の絵が街中に大きく飾られることにも憧れます。

ありがとうございました!
2026年6月6日 1:08 PM |
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