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夏期休廊、オンラインショップお休みのお知らせ

まことに勝手ながら、

8月10日(木)〜  8月17日(木)まで、夏期休廊とさせて頂きます。

それに伴いまして、HBオンラインショップの発送業務もお休みさせていただきます。
休廊期間中にいただきましたご注文やお問い合わせについては、
8月18日(金)以降に順次対応させていただきます。

商品発送は8月19日(土)以降となります。商品到着が遅れますことご了承くださいませ。

 

ご不便をおかけ致しますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

仲條正義賞 マメイケダ個展「味しめる」

夏のファイルコンペ展、第5弾は仲條正義賞に輝いたマメイケダさんです。
一昨年は食べものの絵で特別賞受賞、昨年2度目の応募では風景画で大賞受賞となりました。
実際に食べたもの、見たものを日記のように描いてきたマメさん。感じたものすべてが絵につまっています!ぜひお立寄りくださいませ。

 

 

これまで、食べものの絵は以前から色々な人に見せていて好評だったそうですが、マメさんご自身、風景画はあまり自信がなかったそうです。昨年のファイルコンペでは風景を中心に作品を揃えて応募。仲條正義さんの目にとまり、大賞に輝きました。受賞のしらせを聞いたときは、風景の絵で選ばれたことに、よかったなぁとほっとしたそうです。食べ物でも風景でも、気になるところ、描きたいところをどんどん描いていくそうです。見たものを描きたい、というまっすぐな気持ちが伝わる展示となりました。

 


ご実家のある島根県出雲市の景色も。自然に囲まれた土地だそうで、山や田んぼを描きたくなるそうです。写真を撮ってあとから描くこともあるそうですが、その場で見ながら描く方が楽しいとのこと。どの絵も空気や匂いまで感じられる気がします。

 

今年に入ってから展示やお仕事が続き、お忙しい日々だったそうです。京都の誠光社から出版された作品集『味がある。』を機に、自分の絵を知ってもらえている、と感じることが増えてきたとのこと。展示は今年で9回目。本やカレンダーの出版に合わせて、全国各地で展示をされました。いい人に出会えて、恵まれた環境にいる、応援してもらえている、と感じるそうです。これからも色々な土地でみんなに愛される作家さんになっていくのでしょう。今後もマメさんに注目です!

 

 

竹内みか個展「センチメンタルパーク」

夏のファイルコンペ展、第4弾は日下潤一賞に輝いた竹内みかさんです。
昨年初めての応募で見事、大賞受賞となりました。”始まる事のワクワクと、終わる事の悲しみ”をテーマに、遊園地の魅力を描かれました。竹内さんの大好きなメロディペットがたくさん登場します。ぜひお立寄りくださいませ!

 

 

大阪の芸大をご卒業後、デザイナーとしてお勤めされていた竹内さん。絵が描きたいという思いが強くなり、イラストレーターの道へ。神戸のGallery Vie絵話塾でイラストレーションを学ばれました。その頃は仕事に繋がるようにと、子供や可愛らしい動物の絵を描いていたとのこと。講師で来ていたイラストレーターの安齋肇さんに絵を見てもらった際に「愛人はダメ、本妻になりなさい」というユニークなダメ出しをもらったそうです。初めて絵がダメと言われたことで、竹内さんの気持ちに大きく変化がありました。仕事になるならないにかかわらず、自分の好きなもの、一生描き続けられるものをみつけようと思ったそうです。それを探すため、カメラを持ち歩きモチーフをみつけるところから始まりました。

 

 

そこで出会ったのが地元の遊園地で出会ったパンダの”メロディペット”と呼ばれる遊具でした。出会った瞬間、描きたい!と思ったそうです。使い込まれた毛並みや哀愁のようなものは、小さなサイズの絵では伝わらず、大きなキャンバスに描くようになりました。パンダのメロディペットが描き上がった頃、その遊園地は閉園してしまったそうです。デパートの屋上遊園地なども次々と減っていく昨今、私が描き残して伝えないと、という使命感も生まれてきたそうです。

竹内さん手作りのメロディペット。会場で流れている音楽も竹内さんが制作されています。

 

メロディペットは遊園地ごとに表情が全然違うといいます。同じ動物でも、革ばりだったり布素材だったり。描く際には、遊園地巡りや取材からはじまるそうです。全国の遊園地巡りが夢とのこと! 今後も絵だけにこだわらず、音楽でも映像でも、他にも手段があれば表現していきたいとのことでした。今後の幅広いご活躍が楽しみです。

 

 

鈴木成一賞 椎木彩子個展「林林林」

夏のファイルコンペ展、第三弾は鈴木成一賞に輝いた椎木彩子さんです。
これまでの画風をがらりと変えてのファイルコンペ挑戦、見事大賞受賞に輝きました。
木や葉、花など自然のモチーフをのびのびと力強く描かれました。
殻をやぶった椎木さんの生命力溢れる作品、ぜひ原画をご覧いただきたいです!

 

『木の中』

 

ご近所にアトリエを借りて制作をされている椎木さん。個展前は毎日通い制作に励んだそうです。
元々は文化服装学院のデザイン科のご出身。テキスタイルに興味があり、形はシンプルで柄の凝った服を作られていたそうです。徐々に平面作品を描きたくなり、26歳で絵を描き始め、MJイラストレーションズに通い始めました。

 

『赤い羽根のハナ』

 

これまでは細い線と描写で、具体的な絵を描くことの多かった椎木さん。作風を変えて今回の絵にした時、絵の取り組み方の最後の変化として考え、誰にも認められなくてもいいからやってみよう!と思ったそうです。これでダメだったら絵をやめる覚悟、という気持ちで挑んだ大阪での個展開催。その作品でファイルコンペに応募したところ大賞を受賞されました。

 

『此処にいる』

 

椎木さんはご自身の絵を、”手遊びの中で生まれる具象画”と呼んでいるそうです。原画からも遊ぶように描く楽しさが伝わってきます。自分の進みたい方向へぐんぐんと舵をとる椎木さん、今後のご活躍も楽しみです!

 

『球根の大きな夢』

 

 

大賞受賞後、椎木さんが装画と挿絵を手掛けられた書籍。装丁は鈴木成一さんです。元々夢だったという装画のお仕事、鈴木さんがまっさきに椎木さんの絵をイメージし依頼されたそうです。
会期中、会場でも販売中です。展示とあわせてぜひご覧いただきたいです!

藤枝リュウジ賞 永井久美個展「運動会」

夏のファイルコンペ展、第二弾は藤枝リュウジ賞に輝いた永井久美さんです。
5年ほど前から運動会をテーマに作品を描かれている永井さん。入場行進、騎馬戦、応援団、大縄跳び、台風の目…など大勢の少年たちが一生懸命に戦う姿が描かれています! どこかシュールで愛らしい作品たち、ぜひご覧いただきたいです。

 

 

中学生の息子さんをお持ちの永井さん。お子さんが小学生の頃、全校生1200人ほどのマンモス校に通われていたそうで、運動会で子どもたちが一斉に入場する姿に感動し、その様子を絵にしたいと思ったそうです。共学だそうですが、絵に登場するのはほぼ全員男の子。男の子の方が表情豊かにおもしろく描けるそうです。特に動きのある、戦っている様子を描くことがお好きとのこと。

 

 

服飾の専門学校で長年、教員のお仕事をされていた永井さん。出産を機に退職された後も、セツ・モードセミナーに通うなどし、絵はずっと続けられてきたそうです。デザイン画やパターンを細かく正確に描くお仕事だったため、たくさん人物を描くことも全く苦ではないのだそう。コツコツ描くのがお好きで、2人くらいだとすぐに描き終わってしまいつまらないとのこと。家族が寝静まったあと、深夜2〜3時に描くことも多く、その没頭できる時間が楽しみなのだそうです。作品からもその楽しさが伝わってきます!

 

 

 

絵で賞をとるのは初めてだそうで、最初に受賞の知らせを聞いた際も、何のことかわからなかった…と永井さん。どうして私が??と驚いたそうです。
これからも絵を描き続けていきたいそうで、次のシリーズ絵も考えているとのこと。イラストレーションのお仕事は、この路線で使っていただけるのならぜひ!とのことでした。永井さんのはじめてのギャラリーでの個展開催、ぜひたくさんの方にご覧いただきたいです!

 

 

特別賞展 特別賞6人によるグループ展

今週からファイルコンペvol.27の大賞展が始まりました!
7月7日から8月30日まで、受賞者の作品を展示致します。第1週目(7/7(金)-7/12(水))は、特別賞に輝いた受賞者6名によるグループ展です。6人それぞれの個性が光る展示をどうぞお楽しみください!

 

ファイルコンペvol.27  特別賞受賞者 (敬称略)
日下潤一特別賞 / 草野碧
副田高行特別賞 / SKY STAMP
藤枝リュウジ特別賞 / 谷端実
鈴木成一特別賞 / 山浦のどか
永井裕明特別賞 / 高橋潤
仲條正義特別賞 / 中村隆

 

 

日下潤一特別賞 草野碧さん http://midorikusano.com/

 

鈴木成一特別賞  山浦のどかさん http://yamauranodoka.com/

 

副田高行特別賞 SKY STAMPさん https://uotanisky.jimdo.com/

 

 

藤枝リュウジ特別賞 谷端実さん http://tanibataminoru.tumblr.com/

 

 

仲條正義特別賞 中村隆さん http://takashi-nakamura.na.coocan.jp/

 

 

永井裕明特別賞 高橋潤さん http://juntakahashi.jp/

 

 

HBファイルコンペVol.28の募集もはじまりました。
今年の小冊子イラストレーションは西山寛紀さん。
応募要項・小冊子はギャラリーで配布しております。ギャラリーでのお申し込みも可。

http://hbgallery.com/compe.html

みなさまの熱い作品、お待ちしております!

夜久かおり個展「お外で会いましょう」

今週の作家さんは夜久かおりさんです。HBでは初めての個展開催となります。
今回描かれたのは、ある1冊の本をきっかけに外の世界に興味を持った少女の物語。展示作品が収録された新作ZINEの販売も!5色のボールペンで丁寧に描かれた静謐な世界観、ぜひご覧くださいませ!

 

 

22歳の頃、地元・熊本のケーキ屋さんで社員としてお勤めされていた夜久さん。元々、絵を描くのがお好きだったそうです。当時、お店のPOPを描いていたことで、徐々に絵を仕事にしたいという気持ちが強くなり上京を決意。印刷会社に約6年間勤め、現在はフリーランスで活動されています。出版社への売り込みがきっかけで、今秋から『小説推理』の連載挿絵を担当されます。

 

 

画材は、高校生の頃から絵を描くのに使っていたというボールペン。
好きな作家は酒井駒子さん。自分も女の子の絵が描きたいと思い、これまでずっと独学で描いてきたそうです。

 

 

 

一昨年の東京装画賞では坂川栄治賞を受賞。この方向でいいんだ!という安心感が生まれたとのこと。どんどん描いて、自分のタッチを定着させていきたいそうです。
これからもずっと描きたい、長くお仕事を続けていきたいとお話してくださった夜久さん。絵本や雑誌の挿絵、広告など、熊本のご両親にも見てもらえるような媒体でお仕事をしてみたいそうです。今後益々のご活躍が楽しみです!

 

紙野夏紀個展「月下群像」

今週の作家さんは紙野夏紀さんです。HBでの個展は約7年ぶりの開催となりました。
今回は中国東北部旧満州瀋陽をテーマに、中国の街並みや食べ物などが美しい構図と色彩で描かれています。紙野さんならではの、貼り絵とドローイングを組み合わせた、やわらかなフォルムがユニークな作品たち。ぜひ原画をご覧いただきたいです!

 

「奉天郵便局」-月下群像-

 

2013年、2014年にご家族の都合で約1ヵ月間、中国の瀋陽に滞在していたという紙野さん。瀋陽は昔、日本の領土だったそうで、現在も建物や鉄道など当時のものが残っているそうです。
瀋陽に在住していたライター・高田ともみさんとの出会い、圧倒された街のエネルギー、いいものも悪いものも混沌とした空気。その時のことを作品にしたいと思い今回のテーマとなりました。

 

「奉天郵便局」

 

ずらりと並んだ新作のZINE『月下群像』(¥1,512) デザイン:細山田デザイン事務所

紙野さんが1枚1枚手で刷った、活版印刷の表紙が目印です。紙野さんのイラストレーション、ライターの高田ともみさんとの対談など収録。中国で高田さんと食事をしたあと、帰り際に見た満月が印象的だったことから『月下群像』と題したそうです。見応え、読み応えのある1冊です!

 

「師府舞庁の金魚売り」

これまでも雑誌や広告のイラストレーション、ご自身で立ち上げたテキスタイルブランド「Törten」など、数々のお仕事を経験されてきた紙野さん。本の装画や文芸誌のお仕事はまだまだやってみたいそうです! 今後のご活躍も楽しみです。

 

「机運び」

 

西山竜平個展「香る街」

今週の作家さんは西山竜平さんです。3月に上京された西山さん、東京で初の個展となります。

圧倒的な描写力と、どこか懐かしさを感じさせる作風がとても魅力的です!

今回の個展の作品は、普段の生活の中で見えるものや、そこで感じた事などを描きたいと思って制作されたそうです。

 

 

 

 

愛知芸術大学でデザインの勉強をする中で、絵を描く楽しさに目覚めた西山さん。

緊張せずに描けるように、毎週、100枚のクロッキー帳と3枚の絵を制作していました。

モノトーンの作品の簡素な美しさが好きで、4年間、鉛筆や墨で制作をしていたそうです。

 

 

 

 

大学卒業後は、院に進み、制作の幅を出すためカラーでも描きはじめたそうです。

最初は水彩を何層にも重ねて描くという描き方で制作していましたが、

今は、墨とリキテックスを使って描いているそうです。徐々に絵を整理して抜きどころが分かってきたそうです。

 

 

 

 

デザイン科で学んでいた時から、イラストレーションは日々の暮らしの中に自然とあるものだと感じていたそうです。

パッケージのお仕事など、日々の生活の中で見てもらえるお仕事がとても嬉しいそうです。

 

 

人の記憶に残るようなお仕事がしたいという西山さん。

書籍や、雑誌、広告、パッケージなど媒体問わず様々なお仕事がしたいそうです。

優しいお人柄と、説得力のある画力がとても魅力的な今注目の若手作家です、これからの活躍が益々楽しみです!

 

 

 

田口奈津子個展「夢のかけら」

今週の作家さんは田口奈津子さんです。HBでは初めての個展開催となりました。
消しゴムはんこや、切り絵、ぬり絵など多数の著書を出されている田口さん。丁寧なお仕事と、何版にも重なった色彩の美しさをぜひご覧いただきたいです!

 

8年程前から消しゴムはんこに興味を持ち、独学で制作をはじめた田口さん。ブログに日記と共に作品を載せていたところ、出版社の目にとまり消しゴムはんこの本を出版されました。昔から絵を描くのがお好きだったそうで、建築科のある大学へ進学後も、図面や模型などの細かな作業がお得意だったとのこと。
田口さんの消しゴムはんこ熱はどんどんエスカレートし、薔薇の絵やアンティークの図案、小さな文字など、彫るものもどんどん細かくなっていったそうです!

↑ 細かくパーツ分けをし、版を彫った多色刷りの作品。絵によっては30版以上版を重ねることもあるそうです。
消しゴムはんこの制作をベースに、お仕事もどんどん広がっていきました。 切り絵やぬり絵の本の出版、ウォールステッカーデザイン、カードや便箋のデザイン、けしごむハンコの商品プロデュース…など多岐にわたります。

 

 

 

 

今後は、お菓子や紅茶、入浴剤などのパッケージデザインのお仕事もしてみたいそうです。また、ずっと絵本の出版が夢だったそうで、誰かの文章に絵を描いてみたいとのこと。田口さんのやさしいタッチが、子供から大人まで幅広い世代に愛される作品になりそうです!今後益々のご活躍が楽しみです。