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もとき理川個展「マニアックしりとり2」

今週の作家さんはもとき理川さんです。HBでは3年ぶり5回目の個展開催となりました。
「ん」からはじまるユニークなしりとりをテーマに、カッティングシートの切り絵を用いた、もときさんならではの楽しいカタチと色彩をお楽しみください!

「マリインスキーげきじょう」【マリインスキー劇場】

 

今回のテーマは、3年前に展示のために制作された手作り絵本「マニアックしりとり」の続編です。前回が「ん」で終わっているため、再開も「ん」からはじまるしりとり。あまり一般的ではないという言葉やモチーフはインターネットで検索し、出来る限り自分の意志が入らないような、あえて絵にならなそうなものを選ばれたそうです。それでも、どの作品ももときさんのタッチで見事に表現されています!

「シュールストレミング」【surströmming】

「ルガー」【Luger】

作品は黒色をベースに7色のカッティングシートで構成されています。中には、そのモチーフにまつわる各国の言葉が切り絵になっているものも。文字を切る作業が一番楽しい、ともときさん。元々、外国語がお好きだそうで、Wikipediaで翻訳されたドイツ語やフランス語、ロシア語…など正しい翻訳で説明されていて、とても勉強になったそうです。描くモチーフは分野も様々に、国も偏らないように意識されたそうです。

「らししょくぶつ」【裸子植物】

「うたごえきっさ」【歌声喫茶】

オリジナルグッズはトランプを制作。前回の「マニアックしりとり」20点と今回の新作32点、52点すべての絵が収録されているZINEのようなトランプです。¥1800で好評販売中!

お仕事では本に関わるものが多く、表紙や中扉、カットなどまるまる1冊担当することも増えていて嬉しいそうです。「タイトル文字も描いてほしい」という依頼も増えているとのこと。会場には普段のお仕事の本もずらりと並んでおります。カラフルな色彩もお好きだそうですが、今回の作品のように落ち着いた色合いの絵でもお仕事をやっていきたいそうです!

もとき理川個展「マニアックしりとり2」は5/22(水)まで(最終日のみ17時まで)です!ぜひ見に来てください!

平井利和個展「熊を放つ 第一章ジギー」

今週の作家さんは平井利和さんです。HBでは昨年のHBファイルコンペ大賞展以来、約10ヵ月ぶり4回目の個展開催となりました。今回は、小説家ジョン・アーヴィングの処女作『熊を放つ』の第一章をテーマに描かれました。自由自在に描かれた線画の数々をお楽しみください!

今回のテーマは2016年頃から温めていたものだったそうで、きっかけはHB塾の課題で取り組んだ、黒1色でスケッチブックを1冊描くという授業だったそうです。そこで20歳の頃に読んでいたという『熊を放つ』をテーマに。その後、2017年4月〜18年3月までのNHKラジオ『エンジョイ・シンプル・イングリッシュ』のテキストブックでイラストレーションを担当することになった平井さん。『熊を放つ』の描き方をそこで発展させられるいい機会だなと思ったそうです。黒1色の描き方を徹底したり、ページものの見せ方を意識して描いていたことが、このお仕事でとても役に立ったとのこと。

昨年の年末は仕事がなく悔しかったそうで、HB塾卒業した後もまたスケッチブックを描き始めたそうです。今は第2章『ノートブック』を描いているとのこと。

 

 

 

今回は新たに白色を使って描いた作品も。とらやの御棹菓子見本帖のようなイメージで、年月が経ち、黄ばんだ紙の上に白く浮かび上がるような絵になったらいいな思いながら描いていたそうです。絵の中に手描き文字を入れたのは、フィリップ・ワイズベッカー、ポール・コックス、葛西薫など、平井さんが影響を受けた方々のエッセンスを含んでいるとのこと。色は黒を基調にするルールを自分の中で作っていたそうです。

 

 

滑稽だったり、ちょっとオーバーだったりするところもあれば、ラストは重い方へどんどん向かって行く感じが、ジョン・アーヴィングの好きなところだそう。20歳の頃に読んだ際には、中盤あたりまでが読みづらく一旦は断念したそうですが、ラストの疾走感はとても面白かった印象だったとのこと。また大人になって読んでみると、アーヴィングが実験している感覚がわかり、彼自身が変わっていっているのがわかり面白かったそうです。絵を描くにあたり、はじめは物語の1シーンを描いていたけれど、途中からは場面をコラージュするように描くようになったそうです。抽象的なニュアンスも多かったことから、そこへ合わせていったとのこと。

 

来年、再来年と続けて個展を開催予定の平井さん。再来年は『熊を放つ』第2章のノートブックをテーマにされる計画中とのこと!お楽しみに。

春期休廊、オンラインショップお休みのお知らせ

まことに勝手ながら、
4月27日(土)~ 5月9日(木)まで、春期休廊とさせて頂きます。
それに伴いまして、HBオンラインショップの発送業務もお休みさせていただきます。
休廊期間中にいただきましたご注文やお問い合わせについては、
5月10日(金)以降に順次対応させていただきます。
商品発送は5月11日(土)以降となります。商品到着が遅れますことご了承くださいませ。

ご不便をおかけ致しますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

浅妻健司個展「ばくさん」

今週の作家さんは浅妻健司さんです。約4年ぶりの個展開催となりました。
山之口貘の詩の世界をここちよい線画で表現されました。シルクスクリーンならではの版表現をお楽しみください!

「歯車」

最近、あるお仕事がきっかけで、”ばくさん”こと山之口貘の詩にふれた浅妻さん。以前から好きで聴いていた高田渡の歌『生活の柄』の歌詞が、山之口貘のものだったことを知り存在が一致したとのこと。貧乏な生活で、結婚願望が強かったばくさん。今回はそんなばくさんの詩をテーマに描かれました。
作品はシルクスクリーンで刷ったもの。製版から刷りまで浅妻さんご自身で行なったそうです。一度手から離れることが版画の良さだなと感じるとのこと。楽しかったけど大変だった、大変だったから楽しかった、と浅妻さん。

 

 

「萌芽」

「猫」

2015年からフリーランスで活動されている浅妻さん。イラストレーターだけではなく、デザイナーとしてもお仕事をされていて、書籍の本文組みから表紙デザインまで1冊すべて手掛けることもあるそうです。今後も本のデザインはもっとやってみたいとのこと。

「告別式」

「再会」

浅妻健司個展 「ばくさん」は4/26(金)まで開催中です!(最終日は5時まで) ぜひいらしてください!

三浦由美子個展「daydream」

今週の作家さんは三浦由美子さんです。HBでは初めての個展開催となりました。
夢の中のできごとのような不思議なシチュエーションと、春の陽気を感じさせる色彩が楽しい三浦さんの作品たち。毎日小学生新聞では東直子さんの連載小説『アプリコット・ケーキ』の挿絵を担当されています。会場ではその原画も公開! ぜひご覧いただきたいです!

「私の可愛い子」

楽園、桃源郷、夢の中…、絵を見た方からそんな感想をもらうことが多かったという三浦さん、そういう絵なんだなとご自身でも気づきがあったそうで、今回の個展テーマにもなりました。春らしい色彩と共に、どの作品にも必ず女の人が描かれています。可愛くて綺麗というだけではない、女の人の表情を描きたかったそうです。
以前は楽しくなさそうな、気だるそうな人を描いていたのだそう。しかし仕事的な意識もあり、そういった表情の絵はあまり広告には使わないと言われたことがあったそうで、そうかもと思ったそうです。女性向けの化粧品等のお仕事などもやってみたい、やっぱり不幸せじゃなさそうな人がいいと思い、意識的に変えていったとのこと。さまざまな感情を秘めているような、何かしらの悩みを必ず持っているような人たち。微妙に嬉しそうだったり、そんな感情を表現できたらいいな、と三浦さん。

「執事と女たち」( 「バルコニー」 マネより)

「楽園」(「楽園のアダムとイヴ」ルーベンス/ブリューゲルより)

今回特に描かれたのは女性の肌。服を透けさせたり、服の向こうの体の線を意識して描いたそうです。いつも、裸を描いてから上から服を描いて着せているという三浦さん。透けた感じの服を着ている人が好きだそうで、作品にも反映されています。

絵をはじめた頃もよく女の人を描いていたという三浦さん。途中、動物や風景だけを描いていた時期もあり、より道をしたけれど、また女の人に戻って来たとのこと。きっかけは昨年開催された、佐々木あららさんの短歌をテーマに描いたグループ展でした。水着姿の女性や裸の女性を大胆に描いた作品はとても好評で、佐々木さんの短歌から引き出してもらったような感覚だったそうです。「これでいってみよう」と思えたきっかけだったと思う、と三浦さん。

 

「なかよし」(「眠り」 クールベより)

今年は初めて連載のお仕事も経験。作者の東直子さんは絵がお好きでご自身でも描かれます。東さんが三浦さんの絵をお好きだったことから『アプリコット・ケーキ』のお仕事へ繋がったとのこと。物語が中盤を過ぎた頃には、絵に東さんがお話を合わせてくれたこともあったようで、貴重なおもしろい経験だったと三浦さん。

今後は広告や化粧品、デパートのお仕事などジャンル問わず、幅広くやってみたいそうです。この絵は合いそうだなと思ってくれたり、好きだなと思ってくれる人が使ってくれたら嬉しい、と三浦さん。会場ではミラーや缶バッジなどオリジナルグッズも販売中。展示の記念にぜひどうぞ!

松尾穂波個展 「海の向こうをゆめみて」

今週の作家さんは松尾穂波さんです。初個展となりました。
幻想的な世界観とレトロな雰囲気が魅力の松尾さんの作品。ステンシルで描かれた、美しい原画の数々をお楽しみください!

「都市の一灯」

今回が初個展の松尾さん。子どもの頃の記憶や、過去のできごと、外国やまだ行ったことのない場所など、すこし遠く離れたものをテーマに描かれたそうです。作品はすべてご自身で型から作るステンシルで描かれています。型を作るとき、細かなパーツを切っていく作業は集中力を持続させるのが難しいそうですが、切り貼りなど細かな作業はお好きなのだそう。

 

「雑沓」

「路地裏」

2年前からMJイラストレーションズへ入られた松尾さん。入った当時は作風を模索していた時期だったそうで、色々な画材や表現を試したそうです。色鉛筆や水彩では描きすぎてしまうため、もっと削ぎ落としたり、コントロールが難しい方法で絵を作りたいと思い現在の技法に。一目で自分の絵とわかるようなものを描きたい、という目標があったそうです。MJの講評でたくさんの人に作品を見せる場があったのがありがたかった、と松尾さん。
学生時代にはイラストレーションを主軸にしたアニメーションや、エディトリアルなど幅広く学ばれていたそうです。毎日、ガッシュやコラージュなど色々な画材に触れ、描き方を試していたとのこと。そのときの経験がなければ、自分の絵をみつけるまでもっと遠回りをしていたのかもと思うこともあるそうです。

「日曜日の街」

「硝子の小鳥」

今年『MJイラストレーションズブック』に初めて掲載された松尾さん。先日、本を見た方からステンシルのタッチで初めてのお仕事の依頼があったそうです。普段から素敵な装丁の本を集めているそうで、装画や挿絵、絵本のお仕事に興味があるそうです。また、今年はコンペで賞をとることも目標とのこと。今後益々のご活躍が楽しみです!

出口えり個展 「午後2時」

今週の作家さんは出口えりさんです。初個展となりました。
何かが起こりそうな、不思議な世界観が魅力の出口さんの作品。白昼夢をみるような昼下がりの情景を、キャンバスに油絵具で描かれました。透明感ある原画をぜひご覧いただきたいです!

 

 

今回のテーマは白昼夢。会社がお休みの日に、ぶらぶらと近所を歩いていた時に見かけた、気になった風景を描かれたそうです。
出口さんが絵を描き始めたきっかけは高校生の頃、美術部に絵の上手な先輩がいたことでした。そこではじめて油絵を描いたそうです。卒業後は大阪大学へ進学し美術部へ入部。大学でも絵の上手な先輩がいて、一緒に描いていたら自分も上手くなっていった、と出口さん。部活とは別で、洋画家・生島浩先生の油絵教室にも2年間通われたそうです。当時は画家の小磯良平が好きだったとのこと。この頃からイラストレーションにも興味を持ち始め、コンペに応募しはじめたそうです。

 

 

 

 

大学卒業後、桑沢デザイン研究所に入学し、コンペへの応募も続けていた出口さん。なかなか賞に届かず諦めかけていた頃、同じクラスにイラストレーションの塾に通っている友人がいたことで、自分も誰かに教わりたいと思ったそうです。
本が好きだったことから、鈴木成一さんの装丁塾を受講。塾でたくさんの生徒さんの絵を見て、自分はこういう絵を描けばいいのかも、と客観的に見ることができたそうです。今の油絵のタッチを思いついたのは、塾の最終日3日前。これだ!と思い、たくさん描いて提出したところ、鈴木さんに褒めてもらえ、見事、奨励賞に選ばれたそうです。
油絵を描く下準備のおつゆ描きのような状態で絵を完成させている、と出口さん。アクリル絵具よりも有機的な線がひけるところが好きなのだそう。

 

 

今後は文芸を中心に、装画や挿絵を描いていきたいそうです。好きな作家は、佐藤多佳子、宮部みゆき、恩田陸、森絵都、松本清張、桜井鈴茂、鷺沢萌など。今回は青色を中心に描かれましたが、色数を増やすことにも挑戦してみたいそうです。プリントしたものよりも、原画の方がいいと言ってもらえることが多いそうで、今回の個展で色々な方に見てもらいたいとのことです!ぜひお越しくださいませ!

東久世個展 「世界動物紀行」

今週の作家さんは東久世さんです。HBでは初めての個展開催となりました。
今回は、一人世界中を周り、さまざまな動物たちに出会った…という妄想の世界動物紀行です!東さんが行ってみたい国々と、その土地に生息する動物たちを描かれました。お楽しみに!

<イラン>ペルシャ絨毯と猫

動物がお好きで、お仕事でも動物をメインに描かれている東さん。普段の生活で一番心にぐっとくるのは、動物に関するニュースだそうです。野生動物が絶滅したニュース、トキの孵化、オーストラリアの火事でのコアラ救出劇…など、悲しいことも嬉しいことも、いつも一番気になっているそうです。今回はそんな大好きな動物たちと世界中を旅する様子を描かれました。

<デンマーク>グリーンランド

<ロシア>マトリョーシカ

専門学校ではファッション学部で学ばれていた東さん。卒業後はテキスタイルの会社へお勤めしながら、イラストレーションの塾へ通われたそうです。3年間通ったものの、当時はイラストレーターになれるとは到底思えず、その後は絵の具のフタがカチカチに固まってしまうくらい描かない時期があったとのこと。
その頃、転職をしようと決めた東さん。会社の面接でこれまで描いていた絵を見てもらったところ、社長さんに気に入ってもらえ、初めて絵のお仕事の依頼があったそうです。絵で仕事がもらえるんだ、と嬉しくなり、もう一度イラストレーターとしてやっていこうと決めたそうです。
2014年にMJイラストレーションズへ入塾。本がお好きな東さん、月に3~4冊、文庫本を買って読む習慣があるそうです。MJの先輩方が手掛けられている装画の本もジャケ買いし、実際に読んでみると絵の勉強にもなるとのこと。

 

<ブラジル>パンタナール自然保護地域

今週、5年間通われたMJをご卒業されました。「動物の絵で仕事はなかなか来ない」と言われることもあるそうですが、人間を描くと生々しくなってしまうシーンや、男女関係なく表現したいシーンなどでは、東さんのお得意な”どうぶつ人間”がぴったりはまるそうです。顔は動物だけど身体は人間ぽい動物…そんな”どうぶつ人間”を描くお仕事はうれしいとのこと。

これからも装画や挿絵など本のお仕事はずっとやっていきたいそうです。また、紙小物もお好きでレターセットをコレクションされている東さん。ご自身でもいつかレターセットのお仕事をやってみたいとのこと。猫を描くお仕事もまだまだやってみたいそうです!

 

かわむらともみ個展「smoo」

今週の作家さんはかわむらともみさんです。HBでは初めての個展開催となりました。
これまでは動物を描くことが多かったかわむらさん、今回は植物を中心に描かれました。ツートーンで描かれたきらめく光の描写をぜひご覧くださいませ!

 

貝殻や漂流物を採集するビーチコーミングや、フィールドワークがお好きだというかわむらさん。小さいものをみつけられる感覚を思い出したいという気持ちが今回のテーマです。花や葉、ちいさな貝殻、まるく磨かれたガラスの欠片など、実物を見たり写真を撮って描いたそうです。そのまま描くのではなく、花や葉を増やしたり自分なりに構成していくとのこと。動物を描くときも頭や胴体しっぽなどパーツごとに下絵を描き、組み合わせて1枚に構成するそうです。毛を描くときが一番楽しい、とかわむらさん。

 

 

大学では森林動物学を学ばれていたかわむらさん。卒論はヒグマの研究について書かれたそうです。ヒグマの糞を拾い調べたり、食べた痕跡、足跡の大きさを測ったりしたこともあったとのこと。
イラストレーターに興味を持ったのは就職活動中だったそうです。もの作りがしたいと思うようになり、就職はせずに別の道を進もうと決断。アルバイトをしながら、バンタンデザイン研究所のイラストコースへ入学。週1回の社会人コースに2年通われたそうです。授業で体験したシルクスクリーンや版画への憧れがあり、版表現のような描き方をやってみようと思い、現在の手法になったそうです。基本2色のアクリルガッシュで描き、ベースを淡いトーンで、その上に濃い色でディテールを描いています。特に青と黄色の組み合わせは、コントラストが出て一番描き心地がいいそうです。自分の作品が印刷になったら、と考えるのがお好きだそうで、今回もご自分でテキスタイルやプロダクトへ展開しています。

 

 

イラストレーションのお仕事はこれからというかわむらさん。バラバラに描いた絵をコラージュし、その絵が大きな広告になったら嬉しいとのこと。さまざまなジャンルでのご活躍が楽しみです!

 

船越加那個展「楽器」

今週の作家さんは船越加那さんです。HBでは初めての個展開催となりました。
元吹奏楽部だった船越さんならではの、ディテールにこだわったさまざまな楽器が描かれました。素朴な色鉛筆の線が可愛らしい作品たちです、お楽しみに!

個展は1年半ぶりの開催という船越さん。今回は細かなものを描いてみたいと思い、楽器をテーマにされました。中・高と吹奏楽部でクラリネットを演奏していたそうで、ご自身の楽器も描かれています。その他の楽器は、ピアノの先生をされているご友人にさまざまな楽器を見せてもらったり、楽器屋へ足を運び、できるだけ実物を見て描いたそうです。画材は色鉛筆と水彩絵の具。じっくりと観察しながら描いた素直な線が魅力です。一番はやっぱり線を見せたい、と船越さん。

 

最近では月1回のペースでピアノを習い始めた船越さん。 3歳の頃にも習っていたピアノ、当時は大嫌いで暴れていたそうですが、小学生になり今度はご自分から習いたいと親にお願いしたそうです。しかし「また暴れるでしょ」とあしらわれ、聞いてもらえなかったという苦い思い出が。大人になったいま、念願叶いご実家にあった電子ピアノで日々練習されているそうです。

 

 

青山塾で3年間、イラストレーションを学ばれた船越さん。元々絵は好きだったそうですが、まわりに絵を描く人がいない環境だったそうで、青山塾での出会いや繋がりが一番のいい経験だったそうです。「背景を塗らなくてもいい」という教えが、当時は新鮮で、今もその影響があるとのこと。人物を描くこともお得意な船越さん、青山塾卒業後は個展やグループ展に参加し制作を続けられています。

現在は企業社内報のサイトトップページの絵を毎月ご担当されているとのこと。今後は装画や挿絵など、本にまつわるお仕事もやってみたいそうです!