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竹添星児個展「BE LOCAL」

 

今週の作家は竹添星児さんです。

竹添さんが描く日本中のローカルなものたち。HBでは初個展です!

 

1.今回の個展のテーマやコンセプトをお聞かせいただけますか?

 

「ローカル」がテーマです。地域を肯定し、賛歌するようなイラストレーションを目指しました。

自分が過去には離島、現在も過疎地域に住んでいることもあり、地域の過去と未来に関心を持っています。

「Think Global,Act Local」というフレーズも好きなのですが、ローカルではACTまでせずとも

「BE=ただそこにいるだけ」で意味があるというニュアンスをタイトルに込めました。

今回は47都道府県の印象的なモノ・場所をピックアップし、

単体と集合体の両面から地域を表すアプローチを試みています。

 

 

2.明るく柔らかで、温かさを感じる作品を制作される竹添さん。

 現在の作風に至った経緯、また制作方法もお伺いしたいです。

 

主に液晶タブレットを使ってPhotoshopで描いています。

独学でのデジタル制作でのマンガ的表現からスタートし

仕事を通じて今の作風に変化してきましたが、南国鹿児島のクライアントワークが多いからか、

徐々にクラフト感・南国感のある表現に変遷してきたと思います。

デジタルながら洗練されすぎない素朴さとデザイン性のバランスを大事にしています。

今回の展示もキャンバス地にプリントした作品となります。

 

 

3.たくさんのクライアントワークをされていらっしゃいますね。

 個展で発表する作品との違い等ありましたらお聞かせください。

 

あまり変わりは無いのですが、地方のお仕事はお客さんとの距離も近いので、

一緒にお題を考えたりと一緒のチームのような感覚で制作に取り組んでいます。

お題が与えられるクライアントワークのスタイルが慣れているので

展示会では自分で自分にお題を与えて描いています。

 

 

4.古民家アトリエを運営されているのですね。SNSで拝見してとても素敵なスペースだと感じました。

どのような経緯や思いでオープンされたかお伺いできますか?

 

もともと「ノマドワーク」に惹かれ、離島に住んだりと、いろんな地域に関わっていく楽しさを経験してきました。

昨年末に古民家を改修したアトリエがオープンしたのは縁をいただいたのがきっかけですが、コロナを経て、チームでものづくりをする「場」を大事にしたいと思ったことも大きかったです。

仕事で関わる各地の方に「鹿児島に遊びにきてね」と言いたいですし。(今回の展示でも設置する)kagoshima illustrators fileというローカルクリエイターズファイルを2010年から毎年発行しているのですが、そういった地域のものづくりをするプレイヤーの交流の場として育んでいきたいですね。

 

 

5.今後挑戦したい制作や、お仕事などありましたらお聞かせください。

 

今回のテーマである「ローカル」は全国・世界の様々な地域でチャレンジする事業者・デザイナーのみなさんへのラブコールであります。その土地の魅力を表現する企画などに一緒に取り組んでみたいです。

鹿児島に限らず、いろんな地域課題にイラストレーションを通じて関わっていきたいですし、できれば現地に赴きイラストレーションの可能性を自分なりに広げていきたいです。

 

最後に、僕のアトリエのある場所はHBギャラリーを作った唐仁原教久さんの出身地の近くなんです。

僕の初個展(2014)は唐仁原さんが鹿児島で監修したギャラリーU1SPACE(薩摩川内市)。HBギャラリーで個展をするのは、郷土の先輩・唐仁原さんに語った目標でした。今回は機会をいただきありがとうございました。

 

 

ありがとうございました!

 

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