HB Gallery

Blog

未分類

サトウアユム個展「SPORTSMAN」

今週の作家さんはサトウアユムさんです!

 

サトウさんならでは、今にも動き出しそうな、勢いのある作品をご覧ください!

 

 

1.今回の個展タイトル「SPORTSMAN」に込めた思いをお聞かせください。
 また、個展の準備はどのように進めていきましたか?

 

2024年からスポーツを描きはじめて、今回でスポーツをテーマにした個展が3回目なので、「sports」という単語を入れたタイトルにしようと決めていました。
また、「〜MAN」という個展のタイトルをつけたいなというアイデアが去年からあり、「スポーツマンシップ」という言葉もあるので「SPORTSMAN」にしようと決めました。
今回の個展では、以下の三つにあてはまる人物をSPORTSMAN(スポーツマン)と定義しました。
1.相手を敬い、ルールを守る人
2.負けを恐れず、挑戦をする人
3.全力で楽しみ、楽しませる人
性別も年齢も職業も国籍も関係なく、SPORTSMAN(スポーツマン)です。
そんな人たちを描きました。

 

 

2.2025年にもHBギャラリーで個展を開催していただきましたが、
 前回と今回の個展で、心境や作品に変化はありましたか?

 

前回個展をした際はイラストレーターとしてのお仕事の実績がまだなかったのですが、
今回の個展に至るまでに、いくつかお仕事の経験をさせていただいたので、
イラストレーターとして一つレベルアップできたという点で変化していると思います。
また、前回の個展からアナログでの制作も取り組みはじめ、今回の個展では数点、色鉛筆で制作した作品を展示しています。

 

 

3.躍動感ある構図の作品が特に印象的ですが、
 制作におけるインスピレーションなど、どのように発想されていますか?
 また、制作の方法もお伺いしたいです。

 

普段からスポーツを見ているのはもちろんですが、スポーツ写真家の方のSNSやスポーツ雑誌などを見てインスピレーションを受けています。
ただ、写真や映像では表現できないようなスポーツのビジュアルをイラストレーションで表現したいので、あえて写真や映像などには寄せずに、自分の頭の中でのイメージを描き起こす事が多いと思います。
制作方法はiPadで線画を描き、着彩をして、PCでテクスチャを貼っています。
描き方に関しては2つほどあり、1つは、描きたいスポーツのシチュエーションが決まっている場合です。その場合は選手の体の動きから描いていきます。
2つ目は、特に描きたいスポーツが決まっていない場合です。特定のスポーツを描こうとはせず、色と構図を先に決めてから、そこに当てはめるように選手を描き、そこからスポーツを決めることがあります。

 

 

4.スポーツ関連の絵のお仕事もされていますが、印象に残ったお仕事はありますか?

 

「2foods」が販売する、格闘技団体「RIZIN」公式エナジードリンクの「2Energy」のPRイラストレーションのお仕事をさせていただきました。

「RIZIN」は総合格闘技・キックボクシングの団体で、大学一年生の頃から現在までずっと見ていて大好きなスポーツのひとつなので、関わることができて本当に嬉しかったです。

 

 

5.今後挑戦したい制作や、お仕事などありましたらお聞かせください。

 

スニーカーブランドやスポーツファッションブランド、スポーツチームのお仕事に挑戦したいです。
他にもスポーツ全般、BEAMS、NEWERA、G-SHOCK、絵本のお仕事を目標にしています。

 

 

ありがとうございました!

 

Fechukel個展「メロンの香りの川」

今週の作家はFechukelさんです!

 

FILEコンペ服部一成特別賞受賞の注目の作家です。 エアブラシで描かれたFechukelさん独自の世界観をご覧ください!

 

 

1.今回の個展のテーマやコンセプトをお聞かせいただけますか?
 また、準備はどのように進めていきましたか?

 

今回は川べりの湿気のある空気や、
その前に立ったときの少し途方もないような感覚をテーマにしました。
はじめに個展をどうするか悩んでいたときに、
近所の河川敷へ散歩に行き、
そこで思いついた絵をひとまず描き始めました。
その絵の色味から個展のタイトルを思いつき、
それに引っ張られる形で全体のテーマがだんだんと決まっていったという感じでした。

 

 

2.作品はもちろん、作家名や個展タイトルにもFechukelさん独自の世界観が表れていると感じます。
 好きなモノやコト、また、普段どのようにアイデアを発想しているのか、お伺いできますか?

 

好きなものを絞って挙げるのが難しいのですが、
イラストが好きだと思ったきっかけは安西水丸さんです。
あと元上司が、ふしぎなユーモアのあるイラストを描く人で、
その人にしか描けない絵というものを理解するきっかけになりました。

 

最近は、エルネスト・ネトの形や色がすごく好きで、こんな空気が絵で作れたら最高だろうなと思っています。

 

アイデアを考えることは好きですが、法則があるわけではなく、いつも飛んでいる虫を捕まえるような感じです。
最初に浮かぶのはヴィジュアルの細部というより印象なので、描きながら違う着地点が見つかることも多く、「どうしてこれを思いついたんですか?」と聞かれても、よくわからないときもあります。
制作中にタイトルを思いつくと、そこに向かって収束していけるので、助けられることも多いです。

 

 

3.エアブラシを使用して制作しているとお伺いしました。
 現在の作風や制作方法に至ったきっかけや経緯をお聞かせいただけますか?

 

もともと学生時代はぬいぐるみを作っていました。
社会に出てからデザイナーの仕事の中でイラストも描くようになり、自分の表現を探していく中で、
ぬいぐるみのフワッとした感じをイラストにできないかと思ったことが、エアブラシを始めたきっかけです。

 

 

4.今後挑戦したい制作や、お仕事などありましたらお聞かせください。

 

デザインにレイアウトしたり、モノや空間の中に置いたりしたときに、
より良いものが立ち上がるような絵を描きたいと思っています。

 

 

ありがとうございました!

広く。個展「女子百景 2」

今週の作家さんは広く。さんです。
ギルディングという手法で描かれた力強いプロレス女子たちの作品をお楽しみ下さい!

会場で原画をご覧いただきたいですが、こちらでもご紹介いたします。

また、作品は会場でもオンラインショップでもご購入いただけます。
ぜひご覧くださいませ!

http://hbgallery.shop-pro.jp/

 

「アナコンダバイス/Anaconda vice」(額付き)¥71,500- (税込)

 

「トライアングルランサー/Triangle Lancer」(額付き)¥71,500- (税込)

 

「垂直落下式ブレーンバスター/Brainbuster」(額付き)¥71,500- (税込)

 

「コブラクラッチ /Cobra Clutch」(額付き)¥55,000- (税込)

 

「フランケンシュタイナー/Frankensteiner」(額付き)¥55,000- (税込)

 

「スコーピオン・デスロック」(額付き)¥71,500- (税込)

 

「サンダーファイヤーパワーボム / Thunder Fire Powerbomb」(額付き)¥66,000- (税込)

 

「ダブルリストアームサルト / Double Wrist Armsault」(額付き)¥66,000- (税込)

 

「レイネーラ/Reinera」(額付き)¥66,000- (税込)

 

「カベルナリア/ Cavernaria」(額付き)¥66,000- (税込)

 

「ヘッドロック/Head Lock」(額付き)¥66,000- (税込)

 

「リストロック/Wrist Lock」(額付き)¥66,000- (税込)

 

「サスケスペシャル/Sasuke Special」(額付き)¥27,500- (税込)

 

「Flying」(額付き)¥35,200- (税込)

 

「プ女子百景/Pu-jyoshi Hyakkei」(額付き)¥38,500- (税込)

 

「女人(自己)救済 Ⅰ」(額付き)¥71,500- (税込)

 

「女人(自己)救済 Ⅱ」(額付き)¥71,500- (税込)

 

「コブラツイスト/Cobra Twist」(額付き)¥27,500- (税込)

 

「袈裟固め/Kesa-Gatame」(額付き)¥27,500- (税込)

 

「ドロップキック/ Drop Kick」(額付き)¥55,000- (税込)

 

「ボストンクラブ / Boston Crab」(額付き)¥55,000- (税込)

 

「ローリングバット/Rolling Sobat」(額付き)¥22,000- (税込)

 

「サンセットフリップ/Sunset Flip」(額付き)¥16,500- (税込)

 

「タイガードライバー/Tiger driver」(額付き)¥22,000- (税込)

 

「グロリア/Gloria」(額付き)¥27,500- (税込)

 

「プルマ・ブランカ/Pluma Blanca」(額付き)¥27,500- (税込)

 

「バレンティア/Valentia」(額付き)¥27,500- (税込)

 

「キャメルクラッチ/Camel Clutch」(額付き)¥66,000- (税込)

平井利和個展「Tough.Useful. Or something that is not necessary?」

今週の作家さんは平井利和さんです。
選び抜かれた線で描かれた作品たち。 普遍的な良さの中に宿る、今の平井さんの感覚を感じて下さい。

会場で原画をご覧いただきたいですが、こちらでもご紹介いたします。

また、作品は会場でもオンラインショップでもご購入いただけます。
ぜひご覧くださいませ!

http://hbgallery.shop-pro.jp/

 

「model ship」(額なし)¥27,500- (税込)

 

「toothbrush」(額なし)¥27,500- (税込)

 

「A lucky find」(額なし)¥27,500- (税込)

 

「Large pot」(額なし)¥27,500- (税込)

 

「Nail Puller」(額なし)¥27,500- (税込)

 

「Gingham Check」(額なし)¥27,500- (税込)

 

「Dandelion」(額なし)¥27,500- (税込)

 

「Teapot」(額なし)¥27,500- (税込)

 

「Bird」(額なし)¥27,500- (税込)

 

「Bread Slice」(額なし)¥27,500- (税込)

 

「Cat Figurine」(額なし)¥27,500- (税込)

 

「Cat Plush Toy」(額なし)¥27,500- (税込)

 

「Coffee Equipment」(額なし)¥27,500- (税込)

 

「Dog Plush Toy」(額なし)¥27,500- (税込)

 

「Fried Horse Mackerel」(額なし)¥27,500- (税込)

 

「Juicer」(額なし)¥27,500- (税込)

「Monkey Plush Toy」(額なし)¥27,500- (税込)

 

「Rice ball, salmon, rolled omelet」(額なし)¥27,500- (税込)

 

「Tiger Plush Toy」(額なし)¥27,500- (税込)

 

「Carved Wooden Dog」(額付き)¥30,000- (税込)

 

「Pretzel」(額付き)¥30,000- (税込)

 

「Bento」(額付き)¥30,000- (税込)

 

「Wire Basket」(額付き)¥30,000- (税込)

RITSU個展「Print Index」

今週の作家はRITSUさんです!

HBWORK 川名潤 特別賞受賞。今注目の作家の作品、選び抜かれたフォルムや色彩で描かれた作品をお楽しみ下さい!

 

1.今回の個展タイトル「Print Index」に込めた思いをお聞かせください。

 

スケッチを1000枚作って、それを一つのデータにまとめた時に、文字みたいに見えたんです。

ここからどんどん形を増やしていければ、組み合わせも無限に広がっていくなぁと思い、「Index」かなぁと、このタイトルに至りました。

あと、その時に刷った作品をファイルに入れていたのですが、そのファイルの名前に「Index」と入っていたこともあります。

 

 

2.HBWORK vol.5で特別賞を受賞されたRITSUさん。その当時と比べて作風や制作方法に変化はありましたか?

 

作風はガラッと変えてしまいました(笑)。前回はドットの絵で、その時は「食べ物のある瞬間」をテーマに制作していました(例えば、だいぶ溶けたパフェ)。
今回はちょっと違うことに挑戦したかったので、もっと根源的なところをテーマに持ってきて、それが増殖していくようなことをしてみました。

 

 

3.作品を制作する際の発想方法や技法をお伺いしたいです。

 

今回は「モチーフを描く」ということを封印しました。形を描くのみ。これをルールとして、あとは鉛筆や筆での線の流れや、その画材の特徴を考えながら、ひたすらスケッチを描きました。
その後データに取り込むのですが、紙版画にする時、あまりにパスの量が多いとうまく動いてくれないので、ちょうどいいパスの減らし方も考えつつ、あらかじめ用意していた8パターンのサイズに、トリミングを考えながら組み合わせていきました。

 

 

4.影響を受けたアーティストや作品などはございますか?

 

カレル・マルテンスさんや立花文穂さん、ダフィ・クーネさんでしょうか……いっぱいいます!

 

 

5.今後挑戦したい制作や、お仕事などありましたらお聞かせください。

 

古道具屋さんに挑戦したいです!

 

 

ありがとうございました!

 

GROUP EXHIBITION「Q&I」

今週の作家さんは勝倉大和さん、しまだたかひろさん、副島智也さん、中村ころもちさん、藤本巧さん、松木直紀さんです。

イラストレーター6名で様々なQ(question)に絵で回答していきます!

どうぞお楽しみに!

 

作品は会場でもオンラインショップでもご購入いただけます。

ぜひご覧くださいませ!

http://hbgallery.shop-pro.jp/

 

まえじまふみえ個展「GARDEN」

今週の作家はまえじまふみえさんです!

HBでは初個展です。 まえじまさんならではの優しい雰囲気の花々や自然の生き物たちをお楽しみ下さい!

 

 

1.今回の個展タイトル「GARDEN」に込めた思いをお聞かせください。
 また、個展の準備はどのように進めていきましたか?

 

庭はずっと描きたいと思っていたテーマ。どんな時も、逞しくしたたかに、淡々と季節を進めていく植物たちに惹かれています。

絵のモチーフとしては、植物ひとつひとつの完成された形はもちろんのこと、自分で植えた草木に、いつの間にかやってきた草花や雑草、虫や鳥などが相まって、思いもよらない雑多な形や色合せが発見できるのが魅力です。

庭にテーマを決めて以降、グループ展などで作品を制作する機会を利用して、色々な方向から庭の表現を模索しました。

 

 

2.まえじまさんは切り絵や版画などの手法で作品制作されていますが、
 現在の制作にたどりついた経緯などお聞かせ頂けますか?

 

元々、仕事ではデジタルで制作しており、紙に描くことに苦手意識もあったのですが、2020年に初めて個展をするにあたり勉強のため色々な展示を拝見しているうちに、原画で展示をしたいと思うようになり、色々な手法を試すようになりました。

切り絵は、ほぼ下書きをせず気楽に色を乗せた後、ハサミで形を切り取ったものを組み合わせて制作しています。庭で見るような、偶然の景色が出来上がる感覚が面白く、今回のテーマにも合っていました。

紙版画は、逆に輪郭を決め、平面部分は刷り跡や引っ掻き線など偶然に力を借りることで、自分でも出来上がりの予想がつかないところに惹かれています。

どちらも、自分にとって緊張し過ぎない手法というところが気に入っています。

 

 
3.イラストレーターとしてたくさんお仕事をされていますが、お仕事をする上で大事にしていることはありますか?

 

ご依頼を受ける際に、そのイラストを使う目的や、どんな方にどう訴求したいかを良く確認、理解するようにしています。

 

 

4.展示のときと、お仕事のときでは作風が少し異なるように見受けられますが、
 制作する上で心掛けていることなどありましたらお聞かせください。

 

お仕事の時は、ご依頼内容によりますが、誰が見てもひと目で分かりやすく、嫌悪感を持たれないように心掛けています。

オリジナル制作や展示では、その時の気分や興味を大事にし、偶然や制作すること自体を楽しむようにしています。

 

 

5.今後挑戦したい制作や、お仕事などありましたらお聞かせください。

 

お仕事は、広告や商品パッケージに挑戦してみたいです。
個人の制作では、大きな作品に挑戦してみたいです。また、人物作品を制作したいです。

 

 

ありがとうございました!

 

HB FILE COMPETITION vol.36 鈴木成一賞 夜中つか個展「まだ なにものでもない」

今週の作家は夜中つかさんです!

軽やかな筆のタッチで描かれた作品たち、描く事の楽しさを感じる展覧会をお楽しみ下さい!

 

 

1.この度は鈴木成一賞おめでとうございます!

 受賞を聞いた時や、鈴木さんのコメントを受けてのお気持ちをお聞かせ下さい。

 

本当に驚きました。

自分が賞を、しかも大賞をいただくなんて夢にも思っていなかったので、

受賞の連絡がきたときは何度もメールを読み返したことをはっきり覚えています。

 

 

2.今回の展覧会のタイトル「まだ なにものでもない」に込めた思いをお聞かせ下さい。

 

去年子供が産まれ、正直今年は個展をするのは難しいかな、と考えていました。

「まだ なにものでもない」はもともと、絵本の構想として考えていたものです。

今回の受賞、展示が決まった際に、その構想を再構成して展示内容を形にしていきました。

「まだなにものでもないということは なにものにでもなれるということ」

これは我が子に向けて、自分自身に向けて、宛てた言葉です。

 

 

3.蜜蝋やアクリル絵の具で制作されているそうですが、

 制作方法や、現在の作風に至った経緯をお伺いしたいです。

 

初めてギャラリーで展示を行った際、キャプションに蝋引きをしたことがきっかけでした。

それまではアクリル絵の具や色鉛筆、クレヨンなどを使用していたのですが、

蝋の独特な風合いや透明感を絵にも取り入れたい、

と思うようになり、画材として使うようになりました。

今も日々描きながら、蜜蝋の新しい表現を探しつづけています。

 

 

4.大胆な構図とカラフルで綺麗な配色の作品が印象的ですが、

 制作する上で心掛けていることなどありましたらお聞かせください。

 

頭だけで考えて描いてしまうと、仕上がりが想像を超えてこないので

最初に構想を練った後は、何も考えず手を動かすようにしています。

そのため、いざ描き始めるとラフと全く違うものに仕上がることもしばしばあります。

 

 

5.今後挑戦したい制作や、お仕事などありましたらお聞かせください。

 

なんでも!挑戦してみたいです。

本や雑誌、絵本のほか、テキスタイルに携わることにも憧れがあります。

「まだ なにものでもない」ので、枠にはまらず、

さまざまな表現や仕事に挑戦していきたいです。

 

 

ありがとうございました!

 

そして、次回HBFILE/WORKの応募要項も完成いたしました!

イラストレーションは津田周平さんにご協力頂きました。

受賞枠が増員のFILEには新しい審査員、名久井直子さん、大島依提亜さんが加わりました!

たくさんのご応募、お待ちしております!

<HBFILE / WORK 2027 応募登録>

https://ws.formzu.net/dist/S20484972/

 

 

HB FILE COMPETITION vol.36 河西達也賞 真悠子個展「しわはのびない」

今週の作家は真悠子さんです!

真悠子さんならではの視点で丁寧に描かれた原画の質感をぜひご覧下さい。

 

 

1.この度は河西達也賞おめでとうございます!

 受賞を聞いた時や、河西さんのコメントを受けてのお気持ちをお聞かせ下さい。

 

とても驚きましたが、自分の向かった方向は間違ってなかったのだと安堵しました。

ここ2年ほど、自身の作品への認識と周囲の受け取り方にズレを感じることがあり、かなり悩んでいました。

信用できる方々に作品を見てもらい、自分の強みや、本当に楽しんで描ける表現を探りながら日々を過ごす中での

集大成のような作品たちだったので、「私らしく描いていい」と背中を押されたような気持ちになり、少し泣きました。

 

 

2.今回の展覧会のタイトル「しわはのびない」に込めた思いをお聞かせ下さい。

 

時間の経過と過去との対話、という意味合いを込めています。

自分はかなり不器用で、信じて突き進んだ道がしっくりこなくて引き返したり、

出来ると思ったことができなかったり、恥ずかしい思いもそれなりにしてきました。

ただ、それがなにか布だったり、紙だったりするとしたら、まっさらなものよりかはヨレたしわがあり、

触ってみると確かな手触りがあると思いました。

もしどちらかを選ぶなら、手触りのある方に心地よさや面白みを感じて、しわのある方に惹かれます。

今回の展示はひとつの集大成でもあるので、そういった前向きな意味を込めてこのタイトルにしました。

 

 

3.木材や和紙に作品を描かれる真悠子さんですが、

 制作方法や、現在の作風に至った経緯をお伺いしたいです。

 

木材を支持体にしたキッカケは、父が書いた書の作品と自身の絵の

コラボレーションができないかと考え始めたのが最初です。

寺社内を見上げるとよく目にする、木材で出来た奉納額などを見た時に、

これなら違和感なく書と絵が共存できると思いました。

そこから1年ほどかけて、木材に異物感なく溶け込む絵の描き方を模索します。

そこで自身の代表作でもある「4:00PM」という絵ができ、

玄光社主催のザ・チョイスで選出していただいたことから手応えを感じ、引き続き描いているという流れです。

制作方法などは、インスタグラムに映像が一部上がっていますので、よければご覧ください。

 

和紙に関しては、木材では表現し切れなかった理想の絵が描けるかも?と思い、手を出し始めました。

今回の個展に展示している作品の風合いは割と理想に近いので、探りながら続けていきます。

 

冒頭に書きました、書と絵のコラボレーションはまだ諦めずに模索しています。

次回の個展では、数点展示できればと思っています。

 

 

4.好きなイラストレーターや影響を受けた作家などを教えて下さい。

 

ディビット・ホックニー、今井麗、ピーター・ドイグ、荒井良二、

Penny Davenport、エドヴァルド・ムンク、などなど、とてもすきです。

困ったらよく眺めます。

 

 

5.今後挑戦したい制作や、お仕事などありましたらお聞かせください。

 

チャンスがあるのなら、どんなお仕事もやってみたいです。

制作面ですと、今回の展示に草木染めした布を額に使っているものがあるのですが、

そういった素材が複数合わさっている作品に挑戦していきたいと思ってます。

今年か、来年にはアートのコンペにも挑戦したいです。

 

 

 

ありがとうございました!

 

そして、次回HBFILE/WORKの応募要項も完成いたしました!

イラストレーションは津田周平さんにご協力頂きました。

受賞枠が増員のFILEには新しい審査員、名久井直子さん、大島依提亜さんが加わりました!

たくさんのご応募、お待ちしております!

<HBFILE / WORK 2027 応募登録>

https://ws.formzu.net/dist/S20484972/

HB FILE COMPETITION vol.36 葛西薫賞 マナベレオ個展「SLOT MACHINE」

今週の作家はマナベレオさんです!

街中のグラフィティのような作品達、懐かしさの中に新しさがある作品をお楽しみください!

 

 

1.この度は葛西薫賞おめでとうございます!
受賞を聞いた時や、葛西さんのコメントを受けてのお気持ちをお聞かせ下さい。

ギャラリーのSNSで受賞を知る形となりました。
学生時代に宴会で葛西さんとご一緒する機会があり、周りには制作を持って売り込みをする生徒もいましたが
当時の自分には見せられるような制作が無かったことが悔やまれました。
それから10年近くかかりましたがお見せできるようなものが作れて本当に嬉しかったです。

 

 

2.今回の展覧会のタイトル「SLOT MACHINE」に込めた思いをお聞かせ下さい。

絵柄の組み合わせで得失を決定する点で自分のイラストとのシンパシーを感じました。
制作スタイルがコロコロ変わるので当日までどのような展示になるか、自分自身わからない博打という意味でも。

 

 

3.現在の作風に至った経緯、また制作方法もお伺いしたいです。

イラストに関わらずクリエイティブは既存のものの組み合わせで成り立っているという日頃の意識からコラージュに行き着いたと記憶しています。
デジタルで制作しています。パブリックドメインを用いた画面の中にデジタルなモチーフを組み込み、歪ませたりして時代感の錯誤を生み出せるよう心がけています。

 

 

4.数多くのコンペで入賞されているマナベさんですが、
 コンペに参加する際、心掛けていることなどありますか?

以前は審査員の方の実績や、コンペの過去の受賞作から傾向を想像してハマるよう心がけていました。
自分のスタイルから逸脱することなく傾向を追うことで制作の幅を広げられたのではないかと思います。
ただ今回のFILEコンペ含め最近は単純に自分の好みで選ぶシーンが増えたように感じます。

 

 

5.今後挑戦したい制作や、お仕事などありましたらお聞かせください。

これまで同様書籍をはじめ、広告や音楽、ファッションなど幅広い分野の仕事にも携われると嬉しいです。
またキャラクターを描くのも好きなのでそうした作品についても知っていただければ幸いです。

 

 

ありがとうございました!

 

そして、次回HBFILE/WORKの応募要項も完成いたしました!

イラストレーションは津田周平さんにご協力頂きました。

受賞枠が増員のFILEには新しい審査員、名久井直子さん、大島依提亜さんが加わりました!

たくさんのご応募、お待ちしております!

<HBFILE / WORK 2027 応募登録>

https://ws.formzu.net/dist/S20484972/