HB Gallery

Blog

1月2023

おかやまたかとし個展「oneyear」

今週の作家さんはおかやまたかとしさんです。一年のはじまりの月ということで、会場でも販売中の2023年オリジナルカレンダーの原画などをご覧いただけます。デジタル画と見間違うほどの丁寧な描き込みですが、今回の展示作品は全てアクリリックインクという高発色の画材で手描きされています!ぜひお楽しみくださいませ。

原画はHBオンラインショップでもご購入いただけます。こちらもぜひご覧くださいませ。

http://hbgallery.shop-pro.jp/ 

 

「1月」

 

Q1.今回のテーマや、個展でやりたかったことをお聞かせください。

カレンダーのお仕事がしたくて、自分のオリジナルのカレンダーを描きたいと思って今回の展示になりたした。

「4月」

 

Q2.描く際にいつも心がけていることはどんなことですか?

着彩の時は丁寧に落ち着いて塗るように心がけてます。

 

「10月」「9月」

 

Q3.毎日の制作時間や生活リズムを教えてください!

生活リズムはむちゃくちゃです

 

「幸せを語るネコ」原画

 

Q4.SNSでの作品の魅せ方や、活用のコツはありますか?

最近永久凍結されたので、偉そうな事は言えないんですが毎日コツコツ絵をUPするのは大事かなと思います。

 

 

Q5.学生時代はカートゥーン学科で絵を学ばれたのですね。どんな授業や課題がありましたか?

とにかく沢山の動物、人物のクロッキーをしました。

 

 

Q6.近年手がけられたお仕事はどのようなものがありますか?また、今後どんな活動をしていきたいですか?

カレンダーのお仕事がしたいです!

 

 

 

 

 

おかやまたかとしさん『one year』作品リスト

おかやまたかとし個展『one year』開催中!

アクリリックインクで描かれた高発色の原画をお楽しみください!

作品はオンラインショップでも後日お取り扱いする予定です。

中村 隆個展「春に続く」

今週の作家さんは中村隆さんです。今回は冬をテーマに、中村さんの故郷・新潟での記憶や、日常の何気ない一コマを、緻密な点と線で綴られました。海外からも注目されている中村さんの美しい作品と技術をぜひ間近でお楽しみくださいませ!
原画はHBオンラインショップでもご購入いただけます。こちらもぜひご覧くださいませ。
http://hbgallery.shop-pro.jp/ 

「間にあるもの」

 

Q1.今回のテーマや、個展でやりたかったことをお聞かせください。

季節が今回は冬だったので冬の絵を多く描こうと思って挑戦しました。
今まで夏の展示が多く、夏の絵を多く描いてきたせいか、
いつだったか仕事先のデザイナーさんに
「やっぱり中村さんといえば夏の絵だよね」と言われたので、
天邪鬼なので、そのイメージを変えたいなと思って描いたりもしました。

 

「ろくぶて」

「小屋の奥」

 

Q2.描く際にいつも心がけていることはどんなことですか?

個展の絵はクライアントワークではないので、
とにかく自分の好きに描くこと、描きたいものを描くことを
心がけて描いています。
どうしても、こういう絵が人に好かれるかな、という考えが
頭をよぎることがあるので、そうしないように気をつけました。
あと、全体的に会場で飾った時、毎回個展ごとに作る作品集のことを
考えてバリエーションが出るようには考えて描きました。

 

 

Q3.毎日の制作時間や生活リズムを教えてください!

朝、子供を保育園に送ってから、子供が夕方帰ってくるまでが、
最近の主な制作の時間になりました。
忙しい時期は朝早く起きて描いています。
夜はなるべく早めに寝るようになりました。
徹夜は翌日ボロボロになって逆に仕事ができなくなるので、
できる限りしないようになりました。

 

 

Q4.近年手がけられたお仕事はどのようなものがありますか?また、今後どんな活動をしていきたいですか?

以前と同じように出版系もあるのですが、広告系や海外の仕事も増えてきました。
去年はフィンランドの観光局のような所の仕事で、
なんと説明すればわからないのですが、ポスターや町や空港の電光掲示板に自分の絵が
使われるような仕事で、現地にも行かせていただいたり、個人的に貴重な経験をしました。
今後は、仕事では何を特にしたいというのは相変わらずないですが、
定期的にオリジナルの絵で個展をすること、海外でももっと展示をしていきたいです。

 

中村隆さん「春に続く」作品リスト

HBオンラインショップにて中村隆さんの原画販売スタートしております。
ぜひご覧くださいませ!
http://hbgallery.shop-pro.jp/

 

楓真知子個展「わたしは山」

今週の作家さんは楓真知子さんです。

HBギャラリーでは4回目の展示となる今回は、楓真知子さんの趣味全開な可愛らしい世界観の作品に加え、新作絵本の原画もご覧いただけます。会場では新作絵本の先行販売もございますので、ぜひお見逃しなく!

 

『山レディ』

 

Q1.今回のテーマや、個展でやりたかったことをお聞かせください。

前回の受賞者展では仕事を意識して現実的な絵を出したのですが

今回はただただ自分が描きたい世界を描きました。

楽しんでいただけたら嬉しいです。

 

『日々をおもう』

 

『帰りたくない』

 

Q2.描く際にいつも心がけていることはどんなことですか?

その時の流れに任せることです。

自分の頭で考えたことはそれ以上にはならないので

描いている最中のインスピレーションや失敗をそのまま活かすようにしています。

 

 

Q3.毎日の制作時間や生活リズムを教えてください!

週4で在宅の事務の仕事をしているので、9時〜17時は仕事、その後運動したり家事をして

19:30〜22:00くらいまで描きます。週3日の休みの日は1日は何も描かない日で後の2日はほぼ1日中描いてます。

夜は遅くとも0時には寝るようにしています。

 

 

『岩壁ガール』

 

Q3.新作絵本『ねこねむる』は内容も楓さんが考えられたのですね。どのように構想したのですか?

「ねこねむる」は2021年にダズルギャラリーで開催された「絵本をつくる 動きだすそれぞれの物語」で出した作品です。

ただただ楽しいだけの絵本を目指していて色々削っていって言葉あそびみたいな絵本にしようと思い考えました。

最初に出てきたフレーズがねこねむるでした。

 

 

Q5.近年手がけられたお仕事はどのようなものがありますか?また、今後どんな活動をしていきたいですか?

ファイルコンペをきっかけに鈴木久美さんと「わたしは良い子」の装画の仕事をご一緒して、

そこから商業施設のフェア広告のポスターやメトロミニッツの表紙などどんどんと仕事の輪が広がって行くのを感じました。

商業施設のクリスマスのビジュアルの仕事、アパレルの仕事をやりたいです。

あと、祖父母との思い出の多い大阪の近鉄百貨店(今の名前はあべのハルカス近鉄本店)の何かに関わりたいです。

これからも個展と絵の仕事を両方やっていろんなことに挑戦していきたいです。

 

 

 

田中きえ個展「深呼吸」

今週の作家さんは田中きえさんです。日本画からデジタル画まで幅広い画材を使われる田中さん。今回の個展では、コロナ渦にマスクを外して深呼吸したくなるような、清らかな風景を透明水彩で描かれました。田中さんならではの丁寧な描写をお楽しみ下さい!

 

「Morning glow」

 

Q1.今回のテーマや、個展でやりたかったことをお聞かせください。

風景は以前から描いていたのですが、なんとなく描いている感じがして、今の力でどれ位描けるか向き合ってみたいと思いました。
一年のはじめに展示をさせて頂く事、今回の個展のタイトルが「深呼吸」である事から広々と感じられる展示にしたいと思い自分としては大きめなF8サイズで描きました。

 

Q2.描く際にいつも心がけていることはどんなことですか?

以前に出版社の方からご指摘頂き、アナログ(今回は水彩)で描く際は絵具の塗り跡がムラにならないよう気を付けています。
自分らしさなどは狙って出せるものかわからないので今のところは画面全体を見渡して違和感なく仕上がれば良いと思っております。

 

「夕刻」

「夜が明ける」

 

Q3.毎日の制作時間や生活リズムを教えてください!

子供が小さいので確実に時間が取れる早朝にまず作業をします。4時〜5時台に起きて1時間くらい絵に関する作業をし、朝食準備等をし保育園に送った後作業再開、昼食を挟んで夕方まで続けます。
週に2〜3日他の仕事の日は朝のみ絵に関する作業をし、必要に応じて昼休みも作業します。

Q4.今回の展示は海の絵が多いですね。それぞれ違った表情があり素敵です。

ありがとうございます。特に意識したわけではありませんが今回の個展のタイトルに合うような風景(自身で撮影した写真)を探したところ海多めになりました。
波の表情を出すのに苦労しました。

 

「遠くの空」

「Clear autumn day」

 

Q5.近年手がけられたお仕事はどのようなものがありますか?また、今後どんな活動をしていきたいですか?

昨年まで徳間書店のPR誌「読楽」で約2年間隔月で連載の挿絵を描かせて頂きました。
モノクロに苦手意識がありましたが、連載を担当させて頂いた事でだいぶ鍛えられたと思います。
今後は装画の仕事を数多くやってみたいのと広告などお仕事の幅も広げられると嬉しいです。

 

「River」