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山本祥子個展『遠々』

明日から、山本祥子個展『遠々』が始まります!

HBWORKでも黒田貴特別賞を受賞した山本さん、丁寧に描かれた作品をぜひご堪能下さい!

 

 

1.今回の個展のタイトル「遠々」に込めた思いをお聞かせ頂けますでしょうか?

 

HB workで黒田さんの特別賞をいただいたサンゴのシリーズ、少しずつ描いていく中で、魚類の図鑑みたいになってきたというのと、ちょっと装飾的な要素が強くなってきてしまったという反省がありました。本来このシリーズを描き始めた時に何を表したかったかというと、本当に少しずつしか成長することのできないサンゴが、太陽の光を求めてお互いにせめぎ合いながらやがて島になってしまうという、長い長い時間の積み重ねを描きたかったのでした。
今度は同じような描き方を別のモチーフに広げようとした時も、同じように時間の蓄積を感じるものを描きたいと思いました。その遠い昔から延々と繋がってきたもの、というイメージを『遠々』というタイトルに込めました。
植物など自然物が多くなるかと予想していたのですが、描いていくうちに人の営みに関わるものが多くなりました。
ただ地上にあるものは自分が実際に目にした風景も多くて囚われてしまいサンゴのように自由に遊べなかったという反省もあります。
時間が足りなくて描くことのできなかったものもたくさんあるので、今後も色々と描いてみたいと思います。

 

 

2. 数多くの装画や挿絵をご担当されていますが、最近のお仕事で印象に残ったものはございますか?

 

最近発売された本ですが、文庫の表紙でははじめて騎馬武者を描かせてもらえてうれしかったです。

 

 

3.時代物の作品が印象的ですが、制作する上で心掛けていることなどありましたらお聞かせください。

時代物だと資料にあたって調べ物をすることが多いですが、それに囚われる可能性も多いので、

正しさよりは絵としての良さを考えようと自戒しています。

 

 

4.細かく繊細な作風の山本さんですが、特に影響を受けている作家はいらっしゃいますか?

 

北斎、広重、暁斎、芳年などの浮世絵や、洛中洛外図屏風などの様々な近世風俗画がお手本になっています。

時代物の仕事の上では人物のデフォルメとか空間の使い方で、今回の展示のような絵では質感とか絵の具の使い方などで影響されていると思います。

 

 

5.今後挑戦したいお仕事や作品制作などについてお聞かせ下さい。


これまで人物がメインの仕事が多かったのですが、人物に頼らない風景や静物なども描いてみたいです。

人物では大人数の群像図がもっと上手く描けるようになりたいと思います。

 

 

丹野杏香個展「Where the Angels Are」

今週の作家さんは丹野杏香さんです。
選び抜かれたフォルムの作品達。 作品は会場でもオンラインショップでも購入可能です!
ぜひお立ち寄り下さい!

http://hbgallery.shop-pro.jp/

「SPIRIT OF A FLOWER 01」(額付き) ¥33,000- (税込)

 

「SPIRIT OF A FLOWER 02」(額付き) ¥33,000- (税込)

 

「SPIRIT OF A FLOWER 03」(額付き) ¥33,000- (税込)

 

「SPIRIT OF A FLOWER 04」(額付き) ¥33,000- (税込)

 

「SPIRIT OF A FLOWER 05」(額付き) ¥33,000- (税込)

 

「SPIRIT OF A FLOWER 06」(額付き) ¥33,000- (税込)

 

「SPIRIT OF A FLOWER 07」(額付き) ¥33,000- (税込)

 

「SPIRIT OF A FLOWER 08」(額付き) ¥33,000- (税込)

 

「SPIRIT OF A FLOWER 09」(額付き) ¥33,000- (税込)

 

「SPIRIT OF A FLOWER 10」(額付き) ¥33,000- (税込)

 

「SPIRIT OF A FLOWER 11」(額付き) ¥33,000- (税込)

 

「SPIRIT OF A FLOWER 12」(額付き) ¥33,000- (税込)

 

「SPIRIT OF A FLOWER 13」(額付き) ¥33,000- (税込)

 

「SPIRIT OF A FLOWER 14」(額付き) ¥33,000- (税込)

 

「SPIRIT OF A FLOWER 15」(額付き) ¥33,000- (税込)

 

「SPIRIT OF A FLOWER 16」(額付き) ¥33,000- (税込)

 

「SPIRIT OF A FLOWER 17」(額付き) ¥33,000- (税込)

 

「SPIRIT OF A FLOWER 18」(額付き) ¥33,000- (税込)

 

「SPIRIT OF A FLOWER 19」(額付き) ¥33,000- (税込)

 

「SPIRIT OF A FLOWER 20」(額付き) ¥33,000- (税込)

 

「SPIRIT OF A FLOWER 21」(額付き) ¥33,000- (税込)

 

「SPIRIT OF A FLOWER 22」(額付き) ¥33,000- (税込)

 

「SPIRIT OF A FLOWER 23」(額付き) ¥33,000- (税込)

 

「SPIRIT OF A FLOWER 24」(額付き) ¥33,000- (税込)

 

「SPIRIT OF A FLOWER 25」(額付き) ¥33,000- (税込)

 

「SPIRIT OF A FLOWER 26」(額付き) ¥33,000- (税込)

 

「SPIRIT OF A FLOWER 27」(額付き) ¥33,000- (税込)

 

「SPIRIT OF A FLOWER 28」(額付き) ¥33,000- (税込)

 

「SPIRIT OF A FLOWER 29」(額付き) ¥33,000- (税込)

 

「交差する僕の花」(額付き) ¥88,000- (税込)

 

「交差する私の花」(額付き) ¥88,000- (税込)

 

「指先から」(額付き) ¥88,000- (税込)

 

「つま先から」(額付き) ¥88,000- (税込)

 

「膝の皿から」(額付き) ¥88,000- (税込)

 

「毛先から」(額付き) ¥88,000- (税込)

 

「降り立つ天使」(額付き) ¥88,000- (税込)

 

「袖に花瓶a」(額付き) ¥88,000- (税込)

 

「袖に花瓶b」(額付き) ¥88,000- (税込)

 

「飛び立つ天使」(額付き) ¥88,000- (税込)

 

 

 

 

 

 

米澤真子個展「COLLECTION」

今週の作家は米澤真子さんです。
HBでは初めての展覧会となります。色鉛筆などで、丁寧に描かれた作品たち、原画の素晴らしさをぜひご堪能下さい!

 

 

1.今回の個展のタイトル「COLLECTION」に込めた思いをお聞かせ頂けますでしょうか?

 

日々制作をしていく中で、作品を作りながら同時に自分自身のコレクションを増やしていくような感覚がありました。
“描くことは、集めること”をコンセプトに、この個展のタイトルを「COLLECTION」としました。

 

 

2. 森瑤子さんの『デザートはあなた』の装画も素敵でしたが、最近のお仕事で印象に残ったものはございますか?

 

スティーヴン・ミルハウザーさんの『ナイフ投げ師』(東京創元社)の装画を担当したのですが、
短編集の一編一編が非常に魅力的でラフ作業が楽しかったです。
またデザイナーの岡本歌織さんの装丁によって、
より一層小説の世界観にマッチした表紙になっており大変感動しました。
私にとってデザイナーさんは絵の良さを引き出してくれる魔法使いのような存在だと改めて感じました。

 

 

3.YouTubeでの制作風景の動画など、大変興味深く、楽しく拝見致しました。動画の発信をはじめられたきっかけなどはございますか?

 

ご視聴いただきありがとうございます。
絵を描く作業はどうしても内にこもりがちなので、自ら発信していきたいと思いYouTubeを始めました。
また、今回の個展ではアニメーション作品も展示しているのですが、
動画編集に慣れるためにも日常的にソフトを触っておく必要があると感じました。
私は「まず自分でやってみよう」という気持ちが強いタイプなので、
クオリティにとらわれず、手を動かすことを大切にしています。
ただ最近は個展の準備に追われ YouTubeを更新できていなかったので、
個展が終わったら気持ちを新たに動画投稿していこうと思います。
(youtube リンク→ https://www.youtube.com/@maco_log365 

 

 

4.米澤さんはチョイス年度賞などにも入賞されていますが、次に目指したいコンペなどはありますか。

 

HBファイルやTISなどイラストレーション系のコンペは勿論ですが、
今後はアート系のコンペにもチャレンジしていこうと思っています。
大学生時代はアート系のコンペに油絵や版画作品を出していたのですが、
イラストレーションを学んだ今、成長した作品でコンペに挑めるのではないかと思っています。

 

 

5.今後挑戦したいお仕事や作品制作などについてお聞かせ下さい。

 

飲食物のパッケージや布小物など自分の身の回りの物のイラストに関われたら嬉しいです。
またアナログ的なイラストレーターではありますが、
アニメーションなど幅の広さを生かした仕事がしてみたいです。

 

ありがとうございました!

陣内昭子個展「キノキモノ」

今週の展覧会は陣内昭子さんです。HBギャラリーでは去年も個展を開催してくださいました。

掛け軸や大きい作品もあり、木々や自然の作品に囲まれた迫力のある展示となりました。
会場の様子をインタビューとともにご紹介させていただきます!

 

 

1.今回の個展のタイトルは「キノキモノ」ですが、
タイトルに込めた思いをお聞かせ頂けますか?

 

幸田文さんのエッセイ『木』(新潮社文庫)の一篇、「木のきもの」から引用しました。
もともと、樹と向き合うときは視点が近い”樹皮”に惹かれることが多かったので、
このエッセイの書き出しの「木は着物をきている、と思いあててからもう何年になるだろう」
という一節に、「さすが!」と膝を打ちました。
早いものでHBギャラリーさんでの個展も4回目になり
2回目から『樹』を描いた作品を展示の中心にしてきましたが、
同じ樹木を描きつつも、新たなテーマになりました。

 

 

2.幸田文さんの作品の中で、陣内さんが特に影響を受けたものはございますか。

 

幸田さんの作品は、繰り返す暮らしの中から、モノやコトの芯を見出す
繊細な”まなざし”に溢れています。前述の『木のきもの』は短いエッセイですが、
没後に出版された長編小説『きもの』は、主人公の女性が少女から大人になるまでに出会う
”きもの” の肌触り、素材、柄、などの綿密な描写を通して、
主人公とそれを取り巻く人々のふるまいの美しさや醜さ、人生観までもが描かれています。
短編ですが、好きな作品は『台所のおと』です。妻が料理の過程でたてる”音”に聞き耳をたて、
細かい変化を感じ分ける病床の夫と、その夫を気遣う妻のふるまいが淡々と描かれています。
ダイナミックな展開はないのですが、すうーっと、こころに沁みました。
造形作品を生み出す際は間接的ではありますが、これらの”まなざし”に、影響を受けていると思います。

 

 

3.陣内さんの作品には鳥や木々など自然が多く登場しますが、印象に残っている自然豊かな場所などはありますか?

 

父が炭鉱に勤めていたので、福岡県の大牟田市で生まれ、その後、北海道空知郡上砂川町などでも
子供時代を過ごしました、昭和の炭鉱町は、とにかく、とにかく、田舎でした。
通学路の道の脇には森が広がり、夜道は街灯も乏しく深い闇がすぐ近くにありました。
現在はもっぱら近くの公園が身近な森ですが、樹々を通して子供時代の原風景を見ているような気がします。

 

 

4.陣内さんは、劇壇ガルバのポスターなども手掛けられていますが、コロナ禍を抜けてどのような状況ですか。

 

宣伝美術だけではなく、制作(プロデューサー)でもあるので、通常の環境に戻りつつあることに心から感謝をしながら取り組んでいます。
リモートミーティングやアーカイブ付き配信などは、少ないながらコロナ禍の成果だと思います。
それでも、生身の演者と観客が同じ空間を共有するのが演劇の魅力なので、これからも緊張は続くと覚悟していますが、
毎公演が一期一会で、ひとつとして同じものがない演劇の現場につよく刺激を受けております。

 

 

5.今後挑戦してみたい制作やお仕事などございましたらお聞かせください。ありがとうございました!

 

来月10月上旬に、昨年応募したコンペで受賞したことから、ブルックリンの✳︎OSSAMギャラリーでレジデンス制作と作品展示をすることになりました。
https://www.j-collabo.org/two-person-exhibition-oct2025
以前、こちらで展示した掛け軸に加え、3メートルの紙版画を円筒状に垂らして大きな樹に見立てたインスタレーションを制作する予定です。
もともと空間演出は好きな分野なのでとても楽しみです。他には、樹や木の実を見つめて描く制作で新たな絵本を作りたいとも思っています。
また、HBギャラリーで個展ができるよう精進してまいります。

 

 

唐仁原多里

伊野孝行個展「人はなぜ風景を描くのか」

今週の作家さんは伊野孝行さんです。

作品はHBギャラリーでも、オンラインショップでもお求めいただけます。

ぜひお立ち寄り下さい!

 

 

「犬は風景を見ているのか」(額付き) ¥35,000-(税込)

 

「アルルにて」(額付き) ¥35,000-(税込)

 

「セザンヌ枯山水」(額付き) ¥66,000-(税込)

 

「風景の中のセザンヌ」(額付き) ¥44,000-(税込)

 

「ホックニー鉢山図絵」(額付き) ¥66,000-(税込)

 

「司馬江漢 湯」(額なし) ¥110,000-(税込)

 

「ぼくの先生」(額付き) ¥35,000-(税込)

 

「歩いているうちになんとなく 5」(額付き) ¥44,000-(税込)

 

伊野孝行個展「人はなぜ風景を描くのか」は8/27(水)までです。(最終日のみ5時まで)
お見のがしなく!

HB FILE COMPETITION vol.35 鈴木久美賞 春日井さゆり個展「プラスチックリリヤン」

ファイルコンペ展⑥
今週の作家はファイルコンペで鈴木久美賞を受賞された春日井さゆりさんです!
鈴木さんのコメントも掲載させて頂きます!
〈鈴木久美氏コメント〉
不思議さと可愛さが一枚の中に同居しており、とても素敵です。
モチーフの面白さだけでなく、丁寧に描かれた線の美しさ、
配色や余白のバランスの良さが、絵を更に魅力的なものにしていると感じました。

 

 
1.この度は鈴木久美賞おめでとうございます!
受賞を聞いた時や、鈴木さんのコメントを受けてのお気持ちをお聞かせ下さい。

大賞に選んでいただきとても嬉しく思います。
鈴木さんのコメントも自分がやりたいことを汲み取ってくださって感激いたしました。

 

 

2.今回の展覧会のタイトル「プラスチックリリアン」に込めた思いをお聞かせ下さい。

今回、制作する際に北園克衛の詩を読んでいたのですが、
「プラスティック・ポエム」というものを知り、プラスティックという響きがなんとなくピンときて、
自分が描いているときの絵の質感や手触りのイメージに近い気がしました。
ニットのような絵を描くことが多いので、リリヤンをくっつけて、個展タイトルとしました。

 

 

3.最近では「飛ぶ教室」の表紙や中面のお仕事も素敵でしたが、近年で印象に残っているお仕事があれば教えて下さい。

演劇作品のフライヤーイラストを描かせていただいたのですが、
脚本を読んで、絵にするのが新鮮で面白かったです。
小説を読んで装画を描くのとは少し違う感覚で楽しく描かせていただきました。

 

 

4.好きなイラストレーターや影響を受けた作家などを教えて下さい。

たくさんありますが、一番最初に影響を受けたのは、中原淳一や内藤ルネかなと思います。

 

 

5.今後挑戦したいお仕事や、制作などがございましたらぜひお聞かせ下さい!

装画のお仕事をもっとしたいなと思います。
またパッケージや絵本、ポスターなどもやってみたいです。
制作はもっと大きい絵を描いてみたいです。
この度はありがとうございました。

 

 

ありがとうございました!

そして、次回HBFILE/WORKの応募要項も完成いたしました!

イラストレーションはHBスタッフでもあるCHIZURIの作品です。

たくさんのご応募、お待ちしております!

<HBFILE / WORK 2026 応募登録>

https://ws.formzu.net/dist/S1584014/ 

 

HB FILE COMPETITION vol.35 葛西薫賞 西本未祐個展 「肌」

今週の作家はファイルコンペで葛西薫賞を受賞された西本未祐さんです!

葛西さんのコメントも掲載させて頂きます!

〈 葛西薫氏コメント〉
白い空気の中に気分だけでそっと線を置いたような… とてものどかな時間。
食べものがこのような形にまでいけるのか。文字までもイラストレーションになっていて快い限り!
 

 

1.この度は葛西薫賞おめでとうございます!
受賞を聞いた時や、葛西さんのコメントを受けてのお気持ちをお聞かせ下さい。

 

ありがとうございます。
目指した賞が急に現実になり、自分にうそをつかなくてよかったと安心しました。
「絵を描く」ことに違和感があり、「線を置く」としていただいたことが特に嬉しいです。
自分であり続ける覚悟をさせてもらえるお言葉と受賞です。
 

 

2.今回の展覧会のタイトル「肌」に込めた思いをお聞かせ下さい。

 

「肌」は自分と社会の境界を指します。
私はよく下手と言われます。でも、私は上手くない自分が好きです。
昔は肌を触るのがこわかったけど、触れるようになりました。
肌を触るように線を引いています。

 

 

3.受賞が葛西さんとのお仕事、坂元裕二さんのシナリオ「片思い世界」(リトルモア)に繋がりましたが、
お仕事の際のお話しをお聞かせ頂けますか?

 

葛西さんとモチーフを相談し、作品の世界に没頭して線を引きました。
自分の活動を作品に入れてもらえて、新しい空間が生まれました。
葛西さんは線をそっと置くようにデザインしてくださいました。

 

 

4.デザイナーとしてのお仕事の経験から
イラストレーションを制作する上で心掛けている事などはございますか?

 

自分で考えることです。
既出の基準に倚りかからず、出てしまうものを大切にしています。

 

 

5.今後挑戦したいお仕事や、制作などがございましたらぜひお聞かせ下さい!

 

線を通して、時間や空間を大切にする活動に携わりたいです。
暮らしの手帖が好きで、いつか携われたらと思います。
社会との境界に触れながら線を引きつづけたいです。

 

 

ありがとうございました!

そして、次回HBFILE/WORKの応募要項も完成いたしました!

イラストレーションはHBスタッフでもあるCHIZURIの作品です。

たくさんのご応募、お待ちしております!

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HB FILE 鈴木成一賞 四宮愛個展「Daydreaming」

 

今週の作家はファイルコンペで鈴木成一賞を受賞された四宮愛さんです!鈴木さんのコメントも掲載させて頂きます!

〈鈴木成一氏 コメント〉
日常のありふれた人や物を丁寧に捉えているようで、視点をずらした別の手法が巧妙にまじり合い、
豊かな私情を伝えている。静謐で端正な絵づくりは沁み入るようだ。

 

 

 

1.この度は鈴木成一賞おめでとうございます!
受賞を聞いた時や、鈴木さんのコメントを受けてのお気持ちをお聞かせ下さい。

 

受賞を聞いた時は、信じられない気持ちでいっぱいでした。
喜びを噛みしめるというより、混乱と放心を繰り返していました笑。
鈴木さんの審査評を繰り返し拝読し、ようやく実感が湧きました。

 

 

2.受賞をきっかけに、鈴木さんとのはじめてのお仕事にもつながりましたが、いつ頃発売の書籍でしょうか。
お仕事の内容について、差し支えない範囲で教えて頂けますか?(難しかったら大丈夫ですので◎)

 

8月末の発売予定との事です。
念願であった鈴木さんとのお仕事が叶い、きっかけを下さったHBギャラリーさんに本当に感謝しています。

 

 

3.今回のファイルを拝見して、より絞り抜いた要素の作品群となっていると感じましたが、
制作の際に意識された事などはございますか?

 

匿名性を意識していました。出来るだけ個人的な世界観の表現から遠ざかり、見る方の間口を広げたいと思っていました。

あとは、結果論ですが制作方法(おもに アナログ/デジタル)の統一にこだわることをやめました。
すべてアナログで仕上げたかったのですが、家族の付き添い入院でそれが叶わず、
途中からデジタルを導入せざるを得ない状況でした。
制作方法が異なると、ファイルに統一感が出ないだろうなと半ば結果を諦めていた事も、
受賞のお知らせを受けた際に感じた「信じられない」という思いに繋がっていると思います。

 

 

4.イラストレーションはもちろん、刺繍やキャラクターの展開など活動が多岐にわたる四宮さんですが、
今後挑戦してみたいお仕事や制作についてぜひお聞かせ下さい!

 

イラストレーターとして、まだまだ経験と実績が足りないので、頂けるお仕事は全力でお受けしたいです。
装画や挿絵などはもちろんのこと、映画や舞台、商業広告などにも挑戦したいです。
そして個人的には、動画制作に興味があります。
今はAI生成などで簡単に作れますが、自分はアナログな方法で
「ヤンシュヴァンクマイエル」「ブラザーズクエイ」のようなアニメーションをいつか作りたいです。

 

 

5.制作や家庭とのバランスのなどで工夫されている事はございますか?

 

まったくバランスが取れないまま、試行錯誤の日々です…笑
夫に、家事育児と仕事の面で絶大なサポートをしてもらっているおかげで成り立っています。
子どもに対しては「(制作で)構ってあげられない」という負い目を感じる事がとても多いのですが、
「夢中になれることを見つけた人間の背中」と「それを全力で応援してくれる父という人間の背中」を見せる事で、
いつか子どもが成人した時にひとつの希望になればいいなという気持ちで過ごしています。

 

 

ありがとうございました!

そして、次回HBFILE/WORKの応募要項も完成いたしました!

イラストレーションはHBスタッフでもあるCHIZURIの作品です。

たくさんのご応募、お待ちしております!

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HB FILE 河西達也賞 野澤峻個展「Daydreaming」

ファイルコンペ展③
今週の作家はファイルコンペで河西達也賞を受賞された野澤峻さんです!
河西さんのコメントも掲載させて頂きます!
 

〈河西達也氏 コメント〉
感性をしっかりと手で捉え表現しようとするその姿勢に説得力を感じる。
表現の幅は勇気ともとれ、共感がもてる。始まりとアウトプットの幅が遠いほど楽しませてくれそうだ。
 

 

1.この度は河西達也賞おめでとうございます!
受賞を聞いた時や、河西さんのコメントを受けてのお気持ちをお聞かせ下さい。

ありがとうございます。
受賞を知ったときは、嬉しさと驚きで、それが現実かどうか何度も確認してしまいました。

河西さん、素晴らしいコメントをありがとうございます。自分の作品を一つひとつしっかり見て、
評価していただけたことがとても嬉しかったです。
これからも作品を作り続けていいのだと、自信をいただくことができました。
 

 

2.今回の展覧会のタイトル「Daydreaming」に込めた思いをお聞かせ下さい。

 

最近は、過去の記憶や空想に浸ることが多く、現実から少し距離を置いたような感覚で過ごしていたため、
作品のテーマとも重なり、このタイトルを選びました。

 

 

3.ファイルを拝見して、全体の空気感がとても心地よいと感じましたが、応募の際に意識した部分はございますか?

 

いろいろな表現方法で作った作品を見ていただきたかったので、統一感を意識しながら、
タイプの異なる作品をいくつかファイルに入れました。

 

 
4.マンスリーコメントでは画家マネの「一束のアスパラガス」のお話しが出てきましたが、
マネの一束のアスパラガスのお話しや、他にも野澤さんが影響を受けた画家などがいらっしゃいましたら教えてください。

A. マネは一束のアスパラガスの絵を800フランで出品して、その絵を気に入ったパトロンが本来の価格よりも多い1,000フランで購入したそうです。
絵が気に入られて喜んだマネは、後日「アスパラガスの束から、1本抜け落ちていました。」とメッセージを添えて、
1本のアスパラガスの絵を送ったという話がとても好きで、迷った時はその話を制作の指針にしています。

マネの他にも、俵屋宗達、モランディやミヒャエルボレマンスなど数え切らないくらい沢山の画家から影響を受けています。

 

5.今後挑戦したいお仕事や、制作などがございましたらぜひお聞かせ下さい!

 

今回の受賞を励みに、これまで経験したことのないさまざまなことに挑戦していきたいと思います。
中でも最近は、装画のお仕事にとても興味を持っています。

今回の展覧会を準備するなかで、次回の展覧会の構想も浮かんできたため、近いうちにまた新たな展覧会を開催したいと考えています。

 

 

そして、次回HBFILE/WORKの応募要項も完成いたしました!

イラストレーションはHBスタッフでもあるCHIZURIの作品です。

たくさんのご応募、お待ちしております!

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HB FILE 服部一成賞 長嶋由季個展『Our voice becomes their song(私たちの声は、やがて彼らの歌になる)』

今週の作家はファイルコンペで服部一成賞を受賞された長嶋由季さんです!
服部一成さんのコメントも掲載させて頂きます!

〈服部一成氏コメント〉

自分の中の忘れていた感覚を呼びさまされました。風景の絵が好きでした。この太陽、雨雲、月(?)、この山肌、道、地面。絵の具が生きている、絵を見るよろこびを感じました。

 

 

1.この度は服部一成賞おめでとうございます!
受賞を聞いた時や、服部さんのコメントを受けてのお気持ちをお聞かせ下さい。

 

素晴らしいお言葉を頂戴し、感謝の極みです。今まで絵を描いてきて本当に良かったなと心から思うことができました。

 

 

2.今回の展覧会のタイトル
『Our voice becomes their song(私たちの声は、やがて彼らの歌になる)』に込めた思いをお聞かせ下さい。

 

私たち(人間)は、彼ら(自然)の一部であり、それらは常に寄り添いながら影響しあっていることを意味します。

 

 

3.長嶋さんはモノタイプ版画で制作されていますが、
いつ頃からこの技法で制作されていますか?

 

アメリカのZea Mays Printmakingという版画工房での一年間の滞在制作時(2023年6月〜)に、本格的にモノタイプ技法での制作を始めました。間接的に画面にアプローチしていく版画でありながら、ペインタリーで自由度が高いモノタイプ技法は、直感的で精神的にも身体的にも開放されました。

 

 

4.国内はもちろん、海外でも活躍されている長嶋さんですが、
今までの展示やワークショップなどで印象に残った出来事はございますか?

 

アメリカ滞在中の2024年4月にClark大学(マサチューセッツ州)の版画クラスにゲストアーティストとして呼んでいただきました。今までの活動を紹介したり、カーボランダム技法の2日間のワークショップを行いました。私はこれから中堅アーティストとしてキャリアを形成していく段階で、そして学生の純粋な質問や悩みが改めて新鮮で、なんだか懐かしさを感じるとともに背筋が伸びる思いがしました。

 

 

5.今後挑戦してみたいお仕事や制作について、ぜひお聞かせ下さい!

 

大学院修了後、国内外のアーティスト・イン・レジデンスを通して様々な場所で、表現方法を模索しながら作品制作を続けてきました。現在、自分の中でやっと骨格のようなものが出来てきたように思っています。今後は、ギャラリーやアートフェア、美術館などで、作品を発表することにも積極的に挑戦していきます。

 

また大相撲が大好きなのでいつか、横綱の三つ揃えや、力士の化粧廻しのアートワークを担当してみたいです。

 

ありがとうございました!力強い作品が魅力の長嶋さん、下記展示も開催中です!ぜひお立ち寄りください。

 

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太陽が眠るとき、月は踊りだす

長嶋由季

AKIINOUE

東京都渋谷区代官山町2-3 THE ROWS 2F

2025年7月12日(土) – 8月9日(土)

11時 – 19時 (日・月・祝 休廊)

Opening reception: 2025年7月12日(土) 17:00 – 19:00

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https://akiinoue.com/ja/exhibitions/yuki-nagashima-when-the-sun-sleeps-the-moon-dances

 

そして、次回HBFILE/WORKの応募要項も完成いたしました!

イラストレーションはHBスタッフでもあるCHIZURIの作品です。

たくさんのご応募、お待ちしております!

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