山﨑若菜個展「バグる。」
今週の作家さんは山﨑若菜さんです。HBでは約3年ぶり2回目の個展開催となります。
今回の展示では、現実ではありえないちょっとバグった世界をテーマに表現されました。
instagramで海外から大人気の山﨑さんのユニークな世界観、ぜひ体感していただきたいです!
バグった世界を表現するため、錯覚や錯視にまつわる本をたくさん読み、どんな種類があるかを勉強されたそうです。そこから着想を得て制作されたのが今回の作品たち。だまし絵で有名なエッシャーの作品にも影響を受けたとのこと。いまにも動き出しそうな、パワフルで躍動感のある山﨑さんの作品!いつかアニメーションのお仕事するのが夢だそうです。
今回は幾何学的なカタチと有機的なカタチを組み合わせて表現したいという裏テーマもあったそうです。
これまでにはあまり描かれなかったカクカクとした線が、山﨑さんの作風を一新したように感じます。
山﨑さんがイラストレーターとしてお仕事をし始めたのは2009年。最近では少しずつお仕事が来るようになったとのこと。instagramやTumblrで1日1枚、作品をアップするという作業を3ヵ月ほど続けたことで、海外からの反応がたくさん来るようになったそうです。そんな日々の積み重ねが実り、来年にはフランスでマンガ本の出版も決まりました。
これからも日本ではもちろん、海外のお仕事もたくさんやってみたいそうです。いつかニューヨークやロンドンでも個展をひらきたいと、夢いっぱいの山﨑さんでした!今後益々のご活躍も楽しみです。
シカゴのTan&Loose Press で発売されたリソグラフポスターも、数量限定で販売中です!
現地ではSOLD OUTになり大人気だったそうです。お早めにどうぞ!
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