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10月2016

早川靖子個展「花庭」

今週の作家さんは早川靖子さんです。HBでは初めての個展開催となります。
現在、京都府にお住まいの早川さん。ご自宅のお庭でたくさんの植物を育てていらっしゃるそうです。
季節によって見え方が違う花々、つぼみや葉っぱ、生長の様子を間近でじっくりと観察して描かれました。それぞれの魅力が引き出された植物たち、ぜひご覧いただきたいです!

 

『薔薇つぼみ』

 

今回描かれたお花は、すべて早川さんのお庭にあるお花だそうです。薔薇やハイビスカス、シクラメン、藤の花、アロエなど種類もさまざま。お花好きなご両親から受け継いだ植物もあるそうです。写真ではなかなか見ることのできない、種の様子や葉っぱの裏側までじっくりと観察して描かれています。
海が近く自然豊かで、花を育てるにも環境が良く、季節ごとに色々なお花を見ることができるのだそう。

 

『薔薇 ~ダブルノックアウト~』

 

『カラー』

以前、テキスタイルデザインのお仕事を10年程されていたという早川さん。当時、花や植物をよく描いていたそうです。最近では動物や静物、風景など様々なモチーフに挑戦されていますが、個展では元々好きだった花を描くことに。
テーマを決めてからは、なかなか描き出しがうまくいかずに苦労したそうです。リアルにはしたくないけれど、形を崩すのもどうだろう…そんな悩みを経て、自然に見て気持ちのいいもの、自然な姿を描きたい、という早川さんの想いが伝わる作品たちが生まれました。

 

『ガーベラ』

『一才ふじ 種』

 

葉っぱの色味は、花の種類によって少しずつ変えているそうです。生きた植物たちの深い色彩が表現されています。

イラストレーションのお仕事はネットでやり取りをされるそうで、遠方でも特に不自由はないそうです。もっとお仕事に繋げていくのが目標とのこと。今の自然豊かな環境だからこそ描ける花や植物、海辺ののどかな風景など、それらを生かして自分の持ち味として出していけたらとお話してくださいました。

 

『薔薇 ~デビッド・オースチン~』

 

川崎真奈個展「土曜日のアイスクリーム」

今週の作家さんは川崎真奈さんです。HBでは初めての個展開催です。
ベッドの上でアイスクリームをほおばる女の子、お気に入りのカフェで楽しむストロベリーシェイク、愛犬とのお散歩 …など、思い思いに休日を楽しむシーンが描かれました。土曜日にしか味わえないのんびりとした心地よい空気感が、川崎さんの丁寧な筆運びから感じられます。ぜひご覧いただきたいです!

 

 

今回のテーマは土曜日。土曜日特有の空気感や、ゆるやかに流れる時間、日曜日にむけたわくわく感、楽しい気持ちなどを表現したかったそうです。思わず、こんな休日があったらないいな!と憧れてしまうシーンばかり。人物を描く際、特定のモデルは居ないそうですが、いくつか資料を見てそこから発展させたり、自分でポーズをとって描いたりするそうです。服や小物は自分の持ち物になることも。

どの人物も表情が魅力的に描かれている川崎さんの作品たち。先に表情を描きはじめ、顔がうまく決まったら他の部分を描き進めていくそうです。

 

 

福井真一さん主催のF-SHCOOLや、山田博之さんの塾で勉強をされた川崎さん。はじめの頃は、イラストレーションが何かも全くわからなかったし、どんなイラストレーターがいるのかもわからないところからのスタートだったそうです。人物も風景も描けず、これでは仕事に繋がらない!と気づき、とにかく色々なものを描いてみたそうです。

そんな勉強中のなか、初めての個展を開催。見に来てくれたお客さんから意見が聞けたり、繋がりができて一気にいい方向へ開けていったそうです。その後も毎年個展を通じて、少しずつじわじわと色々なものが描けるようになり、絵も変化していったそうです。今では人物・風景・モノまで幅広く描け、お仕事も少しずつ増えています。

 

 

 

 

幼い頃から絵を描く事が好きだった川崎さん。人見知りだった小学校時代、ゆるキャラを描いてみたり変なイタズラ描きを見せたりすると、壁のあった子と急速に仲良くなったり、絵を通じてコミュニケーションが発展していったという経験が多々あったそうです。その当時の思い出が、川崎さんにとってはイラストレーターになる原点のような出来事だったそうです。

今後も幅広く本や雑誌、ファッションに関わるお仕事をやってみたいそうです。今後のご活躍も楽しみです!

 

 

 

浅羽容子個展「前略 草々」

今週の作家さんは浅羽容子さんです。HBでは、ファイルコンペvol.25の特別賞展以来、約1年半ぶりの展示となります。
今回のテーマは”手紙”。作品の随所に、浅羽さんならではのユニークなアイデアが散りばめられています!ぜひ原画をご覧頂きたいです!

『AからAへ』

手紙を書くように、それぞれの作品には『〜へ』というタイトルがつけられています。特定の誰かに宛てたものや、抽象的なものへ、これから出会う人へ…など自由な発想で綴られました。

アナログなものや紙媒体が大好きという浅羽さん。これまでは”本”をテーマに描かれていましたが、アナログなものの延長で手紙をテーマにしようと行き着いたそうです。浅羽さんの作品からも、手描きならではの温かみが感じられます。

 

『新しいピラミッドへ』

『グレアムの小さな思い出たちへ』

 

画材はアクリルガッシュ。個展前は朝4:30に起床し、2時間ほど描いてから出社するという日々が続いたそうです。そんな努力の蓄積が感じられる、丁寧で見応えのある作品たちです!

会場では、展示にあわせて刊行している『惑星新聞』も配布中。元々、文章を書くのがお好きだったそうで、展示の度にすべてご自身で制作されているそうです。物作りの原点のような、ワクワクがたくさん詰まった新聞です!

 

 

『出会う人々へ』

 

今後も媒体問わずいろいろなお仕事に挑戦してみたいそうです。特にやってみたいお仕事は本の装画を描くこと。これまでも、大好きな本をモチーフに作品を描かれたりと、ほんとうに本や紙媒体がお好きなのだそう!ご自身での目標は、物語と絵で何か形あるものを作ることだそうです。

浅羽さんの丁寧なものづくりの姿勢が感じられるすてきな展示となりました。ぜひ多くの方にご覧いただきたいです!

 

『便箋と切手へ』

藤枝リュウジ個展「ふかんぜんなまる」

この時期恒例の、藤枝リュウジさんの個展、今回のテーマは「ふかんぜんなまる」

のびのびとした作品をお楽しみください。

 

 

 

 

 

藤枝リュウジさんの展示は、12日水曜日まで!どうぞお見逃しなく!

ファイルコンペ、作品の入れ方について

HBファイルコンペの際に作品を入れていただく「作品ファイル」について、
搬入手順に沿ってご紹介いたします。

 

<ファイルへ作品を入れていただく手順>

①こちらで用意したファイルへ、各自で作品をファイリングして頂きます。(※直接搬入の方のみ)
最初のページには、(申込期日までに応募料と一緒にお送り頂いた)応募用紙が入っています。

 

 

② 作品は①の次のページから。右のページのみに入れていきます。
*直接搬入の場合は、作品の順番をあらかじめセットしてお持ちいただくと、搬入がとてもスムーズです。
*郵送搬入の場合は、お送り頂いた状態で、いちばん上に絵が見える作品から1ページ、2ページ..とファイルいたします。

 

*見開き作品の場合は左右のページに入れます。

 

 

③ 最後に代表作品AとBを見開きになるように入れます。
*直接搬入の場合は、あらかじめ代表作品を最後(19枚目と20枚目)にセットしてお持ち頂くと搬入がスムーズです。

 

 

 

④これでHBコンペのファイルが完成です。

 

*背表紙はこのようになっています。


*審査シールは、
審査員の方が評価された作品(ファイル)に貼るシールです。
特に評価の高い作品にはシールが2つ貼られます。
審査員の方ごとに色が決まっています。

 

 

 

 

<よくあるご質問>

Q1:台紙(257mm×364mm B4サイズ)に対する作品のサイズについて。
A. 特に決まりがありませんが、大きめが見やすいです。

 

 

Q2:代表作品がヨコ型の場合。
A-1. ヨコの状態の右下に代表作品カードを貼ります。

 

A-2. ファイルに入れる時は、以下の図のように入れます。

 

その他詳細につきましては、下記リンクよりダウンロードをお願いします。
HBファイルコンペVOL.27応募要項→http://hbgallery.com/compe.html

 

なかむら葉子個展「和の庭」

今週の作家さんは、大分県在住のイラストレーターなかむら葉子さんです。
HBでは約3年ぶり3回目の個展開催となりました。今回テーマにされたのは”和の庭”。抽象と具象を行き来するような楽しいフォルムと、なかむらさん独特の色彩の組み合わせで、新しい和の表現に挑戦されました。デジタル作品ながら温かみの感じられる作品たちです。なかむらさんのオリジナルブランドhocoraのグッズも好評販売中!ぜひお立寄りくださいませ!

 

 

2011年にHBでは初めての個展を開催されたなかむらさん。当時、イラストレーションのお仕事の経験はほとんどなかったそうです。5年たった今では、NHK『まいにち中国語』の表紙を手掛けるなど、レギュラーのお仕事が少しずつ来るようになったとのこと。どこで知ってくれたのかご本人にはわからないそうですが、個展で作品を知ってもらえたり、1つのお仕事が次のお仕事を呼んでくれたのかも、とお話してくださいました。イラストレーションファイルに掲載されたことも、なかむらさんにとって大きな出来事だったそうです。

 

 

大分県にお住まいのなかむらさん。打ち合わせの際にはSkypeでお互い顔を合わせてやりとりをすることもあるそうです。東京でのお仕事の他、地元ではお菓子『なごり雪』のパッケージイラストレーションも。これからもっと、地元や全国的にもお仕事を増やしていきたいそうです。

 

 

オリジナルの雑貨やブランドを作ったりと、やりたいことにどんどん挑戦されているなかむらさん。hocoraの雑貨は、大分・香川・高知・愛媛などの雑貨店に卸して販売されているそうです。
今後の目標は、もっとブランドを広めることと、エディトリアルでのイラストレーションのお仕事は特に力を入れていきたいとのことでした!

 

会期中はhocoraのグッズも充実しております! ブローチやコースター、カレンダーなど展示の記念にぜひどうぞ!