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船越加那個展「楽器」

今週の作家さんは船越加那さんです。HBでは初めての個展開催となりました。
元吹奏楽部だった船越さんならではの、ディテールにこだわったさまざまな楽器が描かれました。素朴な色鉛筆の線が可愛らしい作品たちです、お楽しみに!

個展は1年半ぶりの開催という船越さん。今回は細かなものを描いてみたいと思い、楽器をテーマにされました。中・高と吹奏楽部でクラリネットを演奏していたそうで、ご自身の楽器も描かれています。その他の楽器は、ピアノの先生をされているご友人にさまざまな楽器を見せてもらったり、楽器屋へ足を運び、できるだけ実物を見て描いたそうです。画材は色鉛筆と水彩絵の具。じっくりと観察しながら描いた素直な線が魅力です。一番はやっぱり線を見せたい、と船越さん。

 

最近では月1回のペースでピアノを習い始めた船越さん。 3歳の頃にも習っていたピアノ、当時は大嫌いで暴れていたそうですが、小学生になり今度はご自分から習いたいと親にお願いしたそうです。しかし「また暴れるでしょ」とあしらわれ、聞いてもらえなかったという苦い思い出が。大人になったいま、念願叶いご実家にあった電子ピアノで日々練習されているそうです。

 

 

青山塾で3年間、イラストレーションを学ばれた船越さん。元々絵は好きだったそうですが、まわりに絵を描く人がいない環境だったそうで、青山塾での出会いや繋がりが一番のいい経験だったそうです。「背景を塗らなくてもいい」という教えが、当時は新鮮で、今もその影響があるとのこと。人物を描くこともお得意な船越さん、青山塾卒業後は個展やグループ展に参加し制作を続けられています。

現在は企業社内報のサイトトップページの絵を毎月ご担当されているとのこと。今後は装画や挿絵など、本にまつわるお仕事もやってみたいそうです!

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