原裕菜個展「Wonderland」
今週の作家さんは原裕菜さんです。HBでは約5年ぶり、3回目の個展開催となりました。個展のために描かれた新作のほか、CMアニメーションのお仕事の原画や直木賞受賞作『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』(大島真寿美著)の装画など、貴重な原画の数々をご覧頂けます!原さんならではの筆致と、民話のような不思議な魅力のある世界観をお楽しみください!
Q1.今回の新作のテーマをお聞かせください。
装画の仕事などで人物や小物など要素の多い絵を描くことが多かったので、それに合わせてオリジナル作品も賑やかな群像を多く描きました。
Q2.アニメーションのお仕事がとても印象的でした。制作してみていかがでしたか?
実際の原画は70枚ほど描いているのですが、やはりその枚数を2〜3週間の短い期間で描いたのが大変でした。
同じ人物を色々な角度から描くというのも初めてでしたので、とても勉強になりました。
Q3.オリジナルの作品作りで心がけていることはどんなことですか?
身の回りの変化や社会のことに関心を持つこと、考え続けること、本を沢山読むことが自分の作品の世界観を作ることに役立っているように思います。
Q4.本のお仕事も年々増えていますね。装画を描くときに意識していることはありますか?
絵で説明し過ぎないこと、本の内容と適度な距離感をもてたら良いなという意識はしています。
Q5.今後やっていきたいこと、お知らせなどありましたらぜひ。
絵本など、ストーリーのあるものを描いてみたいです。
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