楓真知子個展「わたしは山」
今週の作家さんは楓真知子さんです。
HBギャラリーでは4回目の展示となる今回は、楓真知子さんの趣味全開な可愛らしい世界観の作品に加え、新作絵本の原画もご覧いただけます。会場では新作絵本の先行販売もございますので、ぜひお見逃しなく!
『山レディ』
Q1.今回のテーマや、個展でやりたかったことをお聞かせください。
前回の受賞者展では仕事を意識して現実的な絵を出したのですが
今回はただただ自分が描きたい世界を描きました。
楽しんでいただけたら嬉しいです。
『日々をおもう』
『帰りたくない』
Q2.描く際にいつも心がけていることはどんなことですか?
その時の流れに任せることです。
自分の頭で考えたことはそれ以上にはならないので
描いている最中のインスピレーションや失敗をそのまま活かすようにしています。
Q3.毎日の制作時間や生活リズムを教えてください!
週4で在宅の事務の仕事をしているので、9時〜17時は仕事、その後運動したり家事をして
19:30〜22:00くらいまで描きます。週3日の休みの日は1日は何も描かない日で後の2日はほぼ1日中描いてます。
夜は遅くとも0時には寝るようにしています。
『岩壁ガール』
Q3.新作絵本『ねこねむる』は内容も楓さんが考えられたのですね。どのように構想したのですか?
「ねこねむる」は2021年にダズルギャラリーで開催された「絵本をつくる 動きだすそれぞれの物語」で出した作品です。
ただただ楽しいだけの絵本を目指していて色々削っていって言葉あそびみたいな絵本にしようと思い考えました。
最初に出てきたフレーズがねこねむるでした。
Q5.近年手がけられたお仕事はどのようなものがありますか?また、今後どんな活動をしていきたいですか?
ファイルコンペをきっかけに鈴木久美さんと「わたしは良い子」の装画の仕事をご一緒して、
そこから商業施設のフェア広告のポスターやメトロミニッツの表紙などどんどんと仕事の輪が広がって行くのを感じました。
商業施設のクリスマスのビジュアルの仕事、アパレルの仕事をやりたいです。
あと、祖父母との思い出の多い大阪の近鉄百貨店(今の名前はあべのハルカス近鉄本店)の何かに関わりたいです。
これからも個展と絵の仕事を両方やっていろんなことに挑戦していきたいです。
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