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中野葉子個展 ” Love Earth “

今回ご紹介するのは、2024年2/2~7に個展を開催された中野葉子さんのインタビューです。

沢山のLoveが詰まったカラフルな世界、イラストレーターで描かれた独特な輪郭、
デザイナーとしても活躍されている、中野さんの様々なアプローチの作品たち、
会場の様子を制作インタビューとともにお楽しみください!

 

 

 

ー中野さんはデザイナー、アートディレクターとしてキャリアを重ねたのちイラストを描き始められたそうですね。
イラストを描かれるようになったきっかけや、
イラストを描こうと思われた理由などをお伺いできますか?

 

もう随分前になりますが、出産、子育て、さらに地方に住むことになり、
今までの様なペースで同じ様な仕事を継続できなくなりました。
アートディレクションや撮影は大好きだったのですが、
他の形でクリエイティブな仕事を続けたいと思い、イラストを描き始めました。


ー中野さんはHBでは初めての個展です。
今回の個展”Love Earth”はどのような思いで準備を進めて来られたのでしょうか?
個展を開催される目的などもお聞かせください。

 

ここ数年考えることも多く、自分にとっては大いなる通過地点でした。
創作する物に対しての向き合い方も自分の中では変化しました。
寄り添い合いながら見つけた日々の喜びを共有できればと思っています。
支えてくれる環境全てに感謝して、未来の子供達のために貢献しながら、
今後もゆっくり仕事を続けることができればと思い開催しました。
コロナ禍で人とのリアルな繋がりの大切さを感じたので
会える人には、みんな会っておきたいという思いもありました。
その点、HBギャラリーはお家の様にくつろげて、作品を見せながら
みんなで集える場を作れたので、とても良いスペースだと痛感しました。

ー中野さんが「心地よい生活」を活動のテーマにされた背景にはコロラドのボルダー滞在が影響しているのでしょうか?中野さんがご自身の制作において生活環境を意識されるようになった背景や経緯などを教えていただきたいです。

 

ボルダーに滞在したのも随分前ですが、理想的な生活スタイルでしたね。
名だたるIT企業が数多くあって、健康志向で週末はランニング,  キャンプや登山三昧で
住んでる人達がカジュアルだけどかっこいいんです。
既に、コロナ禍で移行した生活スタイルに近い感じでした。
子育てをしたり、地方で自然豊かな所に住む様になって目につくものや気になることが、
生活環境くらいしかなかったということもあります。身の丈のものしか描けませんから。

 

ー今後の発表予定や挑戦されたいこと、
イラストレーターとしての展望などをお聞かせください。

 

未来ある子供たちの為に、絵本の制作やSDGsなどの環境問題に関わるお仕事がしたいです。
また、幸せな気持ちにさせるお菓子のパッケージやオーガニック化粧品のイラストも描きたいです。
装丁もやったことないし、久しぶりに音楽のお仕事もやりたいですね。

インタビュアー 須貝美和

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