HB Gallery

Blog

未分類

高田昌耶個展「日々描く」作品リスト

高田昌耶個展「日々描く」は4/5まで開催中!展示中の作品一覧です。

一部作品は後日オンラインショップでもお取り扱い予定です。

http://hbgallery.shop-pro.jp/ 

 

*すべて額装込み¥12,000-(税込)

*額装サイズ21.5cm ×16.5cm

名渡山彩子個展「Slow motion」作品リスト

名渡山彩子個展「Slow motion」3/22まで開催中!展示中の作品一覧です。

一部作品はオンラインショップでもお取り扱いございます。

http://hbgallery.shop-pro.jp/ 

 

*額装作品のうち額付きと表記のないものはマットのみ付属します。

左から42,4cm×54,5cm/¥48,000-      37,9cm×28.8cm/¥20,000-

42,4cm×54,5cm/¥48,000-       54,5cm× 42,4cm/¥48,000-

 

左から54,5cm× 42,4cm/¥48,000-       37,9cm×28.8cm/¥35,500-

54,5cm× 42,4cm/¥48,000-     54,5cm× 42,4cm/¥48,000-

 

左から42,4cm×54,5cm/¥48,000-      37,9cm×28.8cm/¥35,500-

42,4cm×54,5cm/¥48,000-      54,5cm× 42,4cm/¥48,000-

 

左から50,9cm× 39,4cm (額装サイズ) /¥39,800- (額付き)      54,5cm× 42,4cm/¥48,000-

54,5cm× 42,4cm/¥48,000-       50,9cm× 39,4cm(額装サイズ) /¥39,800- (額付き)

 

左から1番目、2番目 非売品   他 37,9cm×28.8cm/¥32,500-

 

左から1番目非売品  左から2番目より 22,7cm× 22,7cm/¥17,000-

21cm× 14,8cm/¥15,000-      22,7cm× 22,7cm/¥17,000-

 

30cm× 30cm/¥25,000-

名渡山彩子個展「Slow motion」

 

今週の作家さんは名渡山彩子さんです。ふとした時、スローモーションのように脳裏に焼き付いた日常の一瞬を切り取った作品群。名渡山さんの初個展をどうぞお見逃しなく!

 

一部作品はオンラインショップでもお取り扱いございます。

http://hbgallery.shop-pro.jp/ 

 

「a boy,a girl」

「翌朝」

 

Q1.初めての個展とお聞きしています。個展のテーマや思いなどお聞かせください。

初めての個展なので、まずは自己紹介になるような展示にしたいと思っていました。テーマはなかなか決められなかったので、最初はいくつか描いてみてそこから共通点を見つけて作品を増やしていった感じです。

最終的に「日常の風景にひとさじ切なさを混ぜた感じ」「明るいけどどこか寂しい」「暗いけど明るい」という言葉が共通したテーマとして出てきました。

以前からこのような感じが好きでしたが、今回の個展に向けての制作ではっきりと言語化することができました。

「焼ける」

 

Q2.日常の風景をドラマチックに描かれますね。絵作りのために工夫されていることや、心がけてらっしゃることはありますか?

風景など自分で撮った写真を元にして、そこにどんな人がいるか、何をしているか、どんな雰囲気かなどのイメージを膨らませて、描き足したり省略したりしています。色数を減らしているのもドラマティックに見える要因なのかなと思います。

演出もやりすぎるとくどくなるので、細かく描写しすぎないようにしています。あえて幾何学的に背景を描いたり。

Q3.毎日の制作時間や生活リズムを教えてください!

会社に勤めているので休みの日に描くことになります。

午前中から午後は、家事や買い物や、健康のための自分のメンテナンス(たくさん寝るとか)をすることが多く、絵の具を使って描くのは夕方から8時ぐらいまでです。

もうちょっと描きたいときは、夕食後、すべてを片付けてから1時間ぐらい描きます。仕事の日も必要であれば、夕飯後に多くて1時間ぐらい作業します。

 

「帰る」

 

Q4.名渡山さんの作品はアクリル絵の具によるのびやかな筆致が魅力的です。今のような画風になった経緯などお伺いできますか。

昔は水少なめの絵の具で、ガサガサした質感を出した絵を描いていたのですが、ある時、水多めのゆるい絵の具と太い筆でヌルッと描いたのを見て、こっちの方がいいと言われて今に至ります。

絵を観る人にゆったりとした空気感を感じてほしいので、その雰囲気を作ることができる今の描き方は気に入ってます。

塗る面積に対して少しはみ出るぐらいの太い筆を最初に使い、細かく筆を動かさずに一気に色を塗るので、それがゆったりした雰囲気を生み出しているのかなと思います。

 

「Slow motion」

 

Q5.イラストレーターとして今後どのようなお仕事、活動をしていきたいですか?

作品としては、描かないで描く・伝える表現が好きなので、そういった表現をしていけたらいいなと思っています。

お仕事としては、小説の挿絵や装画を描いてみたいです。

時代物を見るのが好きなので、着物などが難しそうですが、時代小説の装画や挿絵もいつかできたらいいなと思っています。

あと音楽が好きなので、何か音楽に関われることがあれば幸せだなと思います。レコードジャケットは大きく絵を入れることができるのでやってみたいです。

 

中村一般個展「LOVE」

 

今週の作家さんは中村一般さんです。中村さんが10年間撮り溜めた写真を見返しながら、大切に想う風景を緻密に描かれました。絵の中をお散歩するような気持ちで、ぜひご覧下さいませ。

 

一部作品は会期後オンラインショップでもお取り扱いする予定です。

http://hbgallery.shop-pro.jp/ 

 

 

 

Q1.今回のテーマや、個展でやりたかったことをお聞かせください。

 

「LOVE」というテーマでずっと展示したかったんです。いぬの代わりにしているぬいぐるみ、普段散歩しているときになくなって欲しくないと思った場所、そういった愛おしい存在への切実な気持ちを込めています。まだ27年しか生きていないので、すべてを咀嚼できている訳ではないと思いますが、“現状、これが自分の愛するものたちです”という展示にしました。仕事ではそういった個人的な想いは込めるべきではないと思っているので、今回の個展は趣味全開です。

 

技術面では、普段仕事の絵をデジタルで制作しているので、それをどう現物として見せるかを考えました。絵単体でインテリアになるようにしたくて、印刷会社のFLATLABOさんにフルオーダーし、木のパネルに線画だけ盛り上がらせるように印刷してもらっています。対面で打ち合わせしたので支持体もいろいろ見せてもらったのですが、手触りや色味、絵の内容的にも、やっぱり木が良いと思いました。

 

 

 

 

 

 

Q2.描く際にいつも心がけていることはどんなことですか?

 

今回の作品でいうと、格好良い構図を模索して微調整を重ねました。絵は撮り溜めた写真をもとに描いているのですが、実際にはありえないパースをつけたり、見やすいように省略したりしています。

だだっ広い風景にキリンがぽつん…というような、極端な構図が好きです。

 

あと、キリンを可愛く描くことと、葉っぱの形を正確に描くことも大事にしています。

葉っぱは葉脈の形を観察してできるだけ矛盾がないように描いていますし、植木なんかも形取りを怠るとアウトラインが格好良く決まらないんです。

 

 

Q3.毎日の制作時間や生活リズムを教えてください!

 

フリーランスなので、規則正しくちゃんと寝て起きるようにしています。

朝起きたら散歩して、音楽やゲーム実況を流しながら仕事して、お昼を食べたら仕事、たまに三茶の方まで散歩して、帰ってまた仕事します。

仕事に集中できないときは美術館に行きます。原画を見るのが大好きなので、絵を見てテンションを上げるのと、「いま仕事をサボっている」という自覚を持てるので、帰ったら仕事を再開します。

 

 

Q4.散歩好きな中村さん。最近お気に入りのスポットはありますか?

 

三茶にある「twililight」は本とドリンクを買って屋上でゆっくりできる最高の本屋さんです。本のセレクトも良くて、フェミニズムやLGBT関連の本なども充実しています。ギャラリーも兼ねているのでいろんな作家さんのzineがあったり、自分の漫画も置いてくださっています。

あとは「リトルガーデン」と呼んでいる渋谷の一角。誰かが勝手に植木鉢を台車に乗せて置いていってるんです。わざわざガードレールに自転車用の鍵で括り付けて…。警察が撤去するようにと貼り紙しているのですが、最近またアブラナが増えていました。

 

 

Q5.近年手がけられたお仕事はどのようなものがありますか?また、今後どんな活動をしていきたいですか?

 

最近は、以前自費出版した「僕のちっぽけな人生を誰にも渡さないんだ」がシカク出版さんから全国流通版として出版されました。玄光社さんから出る作品集「忘れたくない風景」も3/24に発売を控えています。

今後は、今回の展示でも制作したような風景と人形のシリーズが描いていて楽しいので、仕事にも繋がればなと。装画などを担当するとどうしても人物を描く機会が多いので、人物が入っていない絵でも仕事してみたいです。

あとは仕事と関係なく、植物の絵を極めたいと思っています。

 

 

中村一般個展「LOVE」作品リスト

中村一般個展「LOVE」3/15まで開催中!

展示作品は一部オンラインショップでもお取り扱いする予定です。

http://hbgallery.shop-pro.jp/ 

 

▲額、テキストカード付き¥30,000-

額サイズ:約11.5cm × 11.5cm

 

▲額付き¥20,000-

額サイズ:約12cm × 16.5cm

 

▲約 ¥3,000- 〜 ¥30,000-

 

 

▲テキストカード付き¥30,000-

パネルサイズ:約30cm × 21cm × 厚さ3cm

宮嵜蘭個展「Collection room」

今週の作家さんは宮嵜蘭さんです。ピンク色のランプシェード、木の実柄の靴下、マティスの画集、花模様のティーポット…。宮嵜さんの好きなものであふれた展示はまるで雑貨屋さんのようです。素敵なCollectionをお楽しみくださいませ!

一部原画はオンラインショップでもお取り扱いしております。

http://hbgallery.shop-pro.jp/ 

 

 

「Tokimeki collection」

 

Q1.今回のテーマや、個展でやりたかったことをお聞かせください。
生活の中で愛用しているものや、お気に入りの写真を絵にしてコレクションしました。ちょうど冬から春に変わる頃だったので色味も春っぽくしてみました。
「Collection room」
Q2.描く際にいつも心がけていることはどんなことですか?
自分の意思をあまり反映しないことです。線も色も直感的にすくい取ることを心がけています。
「優しくてたのしい」
Q3.毎日の制作時間や生活リズムを教えてください!
ごきげんでいたいので睡眠時間はしっかり取るようにしています。
仕事や展示の制作がある時は昼過ぎから始めることが多いです。
ない時は次に描くものをストックするためにアンテナを張っていますが、描かない日が続きます。短期集中型です笑
Q4.宮嵜さんがこれまで影響を受けた作家さんはどんな方でしょうか。理由などもお聞かせください。
マティスと猪熊弦一郎が好きです。
色使いや線の抽出の仕方、生活の切り取り方がとても好きです。
絵や生活に対する向き合い方や、収集していた物まで好きです。
「Mother’s Day」
Q5.近年手がけられたお仕事はどのようなものがありますか?また、今後どんな活動をしていきたいですか?
パッケージやアパレルブランドとのコラボを多くさせていただきました。
学生の頃からずっと、女性に携わる仕事がしたいと思っています。
ファッションビルのビジュアルや飲食店とコラボしてパッケージ、他には書籍のお仕事などやってみたいです。

宮嵜蘭「Collection room」作品リスト

宮嵜蘭個展「Collection room」3/8まで開催中!

展示作品は一部オンラインショップでもお取り扱いございます。

http://hbgallery.shop-pro.jp/ 

 

伊藤由香子個展「TOOL 魅力的な道具たち」

今週の作家さんは伊藤由香子さんです。専門的な道具から家庭用の道具まで、様々な用途の道具たちを緻密に観察して描かれました。丁寧で柔らかい筆致と、少しニッチな世界の融合をお楽しみくださいませ!

 

原画はオンラインショップでもお取り扱いしております。

http://hbgallery.shop-pro.jp/ 

 

「ピアノ調律用工具4」

 

Q1.今回の個展のテーマについてお聞かせください。

友人から譲り受けた自宅のピアノを職人さんに調律してもらう際、職人さんが使われていた、ピアノの調律道具に出会いました。私はその道具の形に思わず目を奪われました。90度に曲がっていたり、へっこんでいたり…。見れば見るほど魅力にあふれ、これを絵に描きたいと思いました。道具って面白い。いろんな道具を描いてみたい、という思いから個展のテーマが決まりました。

 

「ピアノ調律用工具1」

 

Q2.描く際にいつも心がけていることはどんなことですか?

見た通り、素直に丁寧に描いています。これは私がイラストを学んだ山田塾の教えなのですが、小学生が植物を観察してスケッチするような気持ちで描けばいい、と。そういえば、そのスケッチの時間大好きだったなあと思ったんです。今でもモチーフをよく観察して描くことが好きです。

 

Q3.毎日の制作時間や生活リズムを教えてください!

家族が寝付いたあとの夜は静かで描きやすいです。でも基本的にルーティーンが決まっていないタイプで、描くタイミングは気まぐれです。今描きたい!というインスピレーションを大事にしています。お仕事の絵に関しては、気合が入るのでいつも前のめりに納品しています。

 

「机の上」

 

「型紙」

 

Q4.伊藤さんは色鉛筆で作品を制作されていますが、色鉛筆という画材のどんなところがお好きですか?

色鉛筆というより鉛筆自体が好きで、学生時代から愛用しています。鉛筆の線のかすれた表情が好きです。一番使い慣れていることと、手に取りやすいことも好きな理由の一つです。

 

 

Q5.近年手がけられたお仕事はどのようなものがありますか?また、今後どんな活動をしていきたいですか?

暮らしにまつわるモチーフが得意なので、その方向で広告や書籍のお仕事に広げられたらいいなと。今は雑誌のカットなどサイズ感の小さなお仕事がメインですが、大きな媒体も手がけてみたいです。

伊藤由香子個展「TOOL 魅力的な道具たち」作品リスト

伊藤由香子個展「TOOL 魅力的な道具たち」3/1まで開催中!展示中の作品一覧です。

一部作品は後ほどオンラインショップでもお取り扱いする予定です。

http://hbgallery.shop-pro.jp/ 

 

 

*乳白色の額に入った作品も、販売の際は薄茶色の細い額になります。

本田亮個展「英国のメトロに揺られ僕は見た」

今週の作家さんは本田亮さんです。かつて英国のニューカッスルという町で暮らしていた本田さん。当時のメトロ電車にまつわるエピソードを、直筆のエッセイとともにお楽しみ下さいませ!

原画はオンラインショップでもお取り扱いしております。

http://hbgallery.shop-pro.jp/ 

「火をつけるときはご注意を」

 

Q1.今回のテーマや、個展でやりたかったことをお聞かせください。
自分が今まで見たユニークだと思った人や、記憶に残った光景などを思い返した時に、
英国のメトロ電車の中でのことを思い出し、あの小さな車両の中で見た人たちのことを描いてみたいと感じました。
当時自分が外国人という視点で感じた価値観を、今また考え直したいという気持ちもありました。

 

「みかんをむく労働者」

 

「散乱する新聞紙」

 

Q2.描く際にいつも心がけていることはどんなことですか?
自分の頭の中にあるストーリーや感情が、観ている人にも感じてもらえたら、いいなと思います。
場面の匂いや、温度なんかも想像しながら描くことが多いから、
それが絵を通して伝えられると嬉しいですね。

 

Q3.毎日の制作時間や生活リズムを教えてください!
朝は犬の世話から始まります。ご飯をあげて、散歩に行って。
朝食はいつも適当で、食べたり食べなかったりですが、お紅茶は必ず飲みます。
イラストの制作は、何度も見た映画を流しながらすることが多いです。ラジオなんかもよく流しますね。
運動不足気味なので、最近は夕方になると軽くランニングをするようになりました。
食事は基本家で作ります。妻と会話しながら夕飯を食べて、そしたらまた絵を描くことが多いです。
寝る前にストレッチするすることも習慣化させたいのですが、まあまあサボりがちです。

 

「信用はできずとも信頼はできる」

 

Q4.各原画に添えられたエピソードも味わいがありますね。文章はよく書かれるのですか?
最近の展示では、記憶にまつわる内容をテーマにすることが多くて、
どうしても絵だけでは伝えられないので、文章を添えております。
文章がセットの展示が続いたので、文字も書く人間なんだと思われることもあるんですが
展示以外ではまったく文章を書きません。

 

「エスカレーターでの質問」

 

Q5.近年手がけられたお仕事はどのようなものがありますか?また、今後どんな活動をしていきたいですか?
やはり本関係が多い気がします。
今までもこれからも、本媒体での仕事が一番やりたい仕事だと思います。
著者、編集者、イラストレーター、デザイナー、印刷所、、、
多くの人たちの力が結集して1冊の本ができあがることに愛を感じますし、
できあがった本を手に取ったときの重みがいつも嬉しくて、
やはり本の仕事をこれからもやっていきたいですね。