浅妻健司個展「ばくさん」
今週の作家さんは浅妻健司さんです。約4年ぶりの個展開催となりました。
山之口貘の詩の世界をここちよい線画で表現されました。シルクスクリーンならではの版表現をお楽しみください!
「歯車」
最近、あるお仕事がきっかけで、”ばくさん”こと山之口貘の詩にふれた浅妻さん。以前から好きで聴いていた高田渡の歌『生活の柄』の歌詞が、山之口貘のものだったことを知り存在が一致したとのこと。貧乏な生活で、結婚願望が強かったばくさん。今回はそんなばくさんの詩をテーマに描かれました。
作品はシルクスクリーンで刷ったもの。製版から刷りまで浅妻さんご自身で行なったそうです。一度手から離れることが版画の良さだなと感じるとのこと。楽しかったけど大変だった、大変だったから楽しかった、と浅妻さん。
「萌芽」
「猫」
2015年からフリーランスで活動されている浅妻さん。イラストレーターだけではなく、デザイナーとしてもお仕事をされていて、書籍の本文組みから表紙デザインまで1冊すべて手掛けることもあるそうです。今後も本のデザインはもっとやってみたいとのこと。
「告別式」
「再会」
浅妻健司個展 「ばくさん」は4/26(金)まで開催中です!(最終日は5時まで) ぜひいらしてください!
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