高田昌耶個展「motif」
今週の作家さんは高田昌耶さんです。HBでは初めての個展開催となりました。身のまわりのモノやできごと、人、動物など、好きなものを思い思いに描かれました。高田さんの伸びやかなタッチをお楽しみくださいませ!
「Leapardprint」
「side by side」
以前からHBで個展をしてみたかったという高田さん。現在、大阪を拠点に活動をされています。今回の作品はテーマは設けずに、自分が好きな気持ちのよいフォルムを探求して描かれたそうです。インパクトのあるヒョウ柄の服を着た巨大な人物画や、芋掘り体験をした日のできごと、飼っていたネコ、興味のあるヒョウなど、思い思いに描かれました。どの作品も楽しんで描けた、と高田さん。高田さんの描く自由なフォルムから、その楽しさが伝わってきます。
「imohori」
「tea time」
一昨年の大阪の個展で、初めて金の絵具で描いたというお花やモノ。それを機に金の絵具にハマり、今回の作品でも金や銀を多く使われています。画材はアクリル絵具や、ぺんてるの絵具、顔彩、ボンド、葦ペンなど、画材も様々。描くときには、フォルムを一番大事にされているとのこと。ラフはメモ程度に、色の配置などを決め、あとは絵の具で気に入るまでたくさん枚数を描いていくのだそうです。形そのものを描くのではなく、背景を塗りながら描きたいものの形を出すことで、不自由な楽しさがある、と高田さん。
「Leopard print」
からだ全体を使って描いたという、ヒョウ柄の服を着た人物画。大きい作品は気が楽に描けるとのこと。
「plant」
今後は、商業施設のメインビジュアルや本の装丁、パッケージ、配信音楽のビジュアル、文字を描く仕事など、挑戦したいことがたくさんあるそうです。お仕事でも高田さんの作品を拝見できるのが楽しみです!
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