紙野夏紀個展「週末は」
今週の作家さんは紙野夏紀さんです。HBでは5年ぶりの個展開催となりました。心地よい色彩と空気感で様々な媒体でご活躍中の紙野さん。新作のほか、1年間表紙を担当されたNHKラジオテキスト『まいにちドイツ語』の原画や、紙野さんのオリジナルテキスタイルブランドの雑貨も会場にて好評販売中。この機会にぜひどうぞ!
Q1.今回のテーマをお聞かせください。
身の回りにあるもの、自分が暮らしている環境にあるものを描きました。
部屋の中にあるもの、料理に使う食材、ガーデニングの道具など
これまで旅先の風景を描くことも多かったのですが、今回は風景の絵はごく近場にあるカフェや海岸などをモチーフに選びました。
Q2.作品作りで心がけていることはどんなことですか?
あまり気にしたことはなく、オリジナルの絵はリラックスした気持ちで好きに描いています。
色を決めるときが一番楽しいです。
Q3.最近はどのようなお仕事をされていますか?
普段は企業の広告や雑誌の仕事が中心で
ライフスタイルやファッションなど、明るい印象の絵を描くことが多いのですが
今年はミステリーの挿絵の仕事が初めて経験しました。
事件の現場の絵や事件の肝となるシリアスなシーンを描くので
難しいけれど新鮮な気持ちで描いています。
Q4.オリジナルのテキスタイルブランドを立ち上げたのはいつ頃ですか?またどのようなきっかけでしたか?
立ち上げは2014年です。
テキスタイルのコンペティションで大賞を頂いたのがきっかけです。
その後、手捺染の工場で小ロットで布を作ったり縫製に出して製品化したり
自分のペースで作品作りをしています。
Q5.今後やっていきたいこと、お知らせなどありましたらぜひ。
絵を描くことを楽しみたいです。
これまで貼り絵で作品を作ってきましたが色々な技法も試してみるかも?です。
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