HB Gallery

Blog

未分類

ミロコマチコ個展「波めくり」

今週の作家さんはミロコマチコさんです。HBでは約4年ぶりの個展開催となりました。夜の海で体験したできごとを元に描かれた今回の新作たち。海と陸を境目なく泳げるような、生き生きとしたいきものを描かれました!お楽しみに!

須貝美和個展「POINT LINE PLANE」

今週の作家さんは須貝美和さんです。HBでは初めての個展開催となりました。点・線・面で構成された美しいコントラストの作品の数々、須貝さんならではの削ぎ落とされたシンプルな作品をお楽しみ下さい!朝日新聞出版「小説TRIPPER」2021年夏号〜2022年春号に掲載された作品も展示しております。お見逃しなく!

 

Q1.今回のテーマをお聞かせください。点・線・面という造形要素を踏まえつつ、その枠組みを飛び越えて、現代的な表現に昇華する。
Q2.描くモチーフはどのように選ばれますか?
生活の中にあって、自分が好きだと感じるもの、使っているもの。

 

Q3.作品作りで心がけていることはどんなことですか?

一つ一つのプロセスを丁寧に遂行する。

Q4.イラストレーターになるために頑張ってきたこと、努力したことはどんなことですか ?
ZINEやフリーペーパーを定期的に発行し、散布する活動を続けています。

 

 

Q5.今後やっていきたいこと、お知らせなどありましたらぜひ。

7月に開催されるHBファイルコンペ特別賞の受賞者展に参加させていただきます。

 

春期休廊、オンラインショップお休みのお知らせ

4月29日(金)~5月5日(木)まで、春期休廊とさせて頂きます。
それに伴いまして、HBオンラインショップの発送業務もお休みさせていただきます。
休廊期間中にいただきましたご注文やお問い合わせについては、
5月6日(金)以降に順次対応させていただきます。
商品到着が遅れますことご了承くださいませ。

ご不便をおかけ致しますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

大谷美保子個展「花鳥風月」

今週の作家さんは大谷美保子さんです。HBでは3年ぶり2回目の個展開催となりました。今回はススキやヤツデ、アザミ、スズメなど身近な草花や鳥をテーマに描かれました。大谷さんならではの鋭い観察眼と、美しく繊細なコントラストと色彩をお楽しみください!

 

 

花鳥風月をテーマに、大谷さんが日々の生活で見かけた草花や鳥たちを描かれました。誰も寄せ付けない雰囲気のトゲトゲしたアザミ、横須賀で見た強い海風になびくススキ、小さく密集した世界に驚いたミツマタ、神さまのようなカラスなど、どのモチーフにも大谷さんならではの気付きや驚きが込められています。

 

 

スズメたちがお互いに話しかけているような可愛らしい作品も。カラスはまるで貫禄のある仙人のような出立ち。よく見ると羽は単純な黒ではなく、玉虫色のような、光の加減で複雑に変化する様子もおもしろかったとのこと。いつも空を見ている様子が思慮深く、何を考えているのかなと気になる存在なのだそう。どれも何気ない風景だけれど、身近にこういう生きものがいるって面白いなと思う、と大谷さん。

 

雑誌のために描かれたいちごの絵。会場では丁寧なお仕事の数々もご覧いただけます。

 

 

どの作品も構図を大事にされているという大谷さん。下描きを描く際に、綺麗に収まるところを探っていくのだそうです。色彩はコントラストが強いと違和感があるそうで、彩度と明度が自分の中で気持ちの良い範囲があり、その中で描いているとのこと。

大谷さんが草花を描きたいと思ったのは、横須賀の海辺で育つ植物を見たことがきっかけだったそうです。強い海風にも逞しく荒ぶれた感じや、ジャングルのような雰囲気も感じられ、横須賀をテーマにしたいくらい興味深かったのだそう。

 

 

自分が面白いと思ったものじゃないと描けない、と大谷さん。ただ描くのではなく、趣や情緒を表現したいなと常に思っているそうです。生きものについてまだまだ知らないことばかりだし、調べることも楽しいので、興味が続く限り描いていきたいとのこと。花鳥風月は昔からある言葉なので、今も昔も人の関心は変わらず、心惹かれて描き続けているんだなと感じたそうです。英語には訳せないわびさびや風情、日本人の中に息づいていることを自分も大切にしたいとお話してくださいました。今後の作品も楽しみです。

 

しまだたかひろ個展「住人」

今週の作家さんはしまだたかひろさんです。HBでは2年ぶり2回目の個展開催となりました。自由な作風とポップな線画が魅力のしまださん、今回の展示ではアナログとデジタル両方で魅せる展示構成も必見です!たくさんの可愛らしいキャラクターたちにぜひ会いに来てください!

 

 

右壁にずらりと並んだカラフルな作品は、今回しまださんが一番やってみたかったというプリント作品たち。iPadで描いた絵をプリント後、ご自分で転写プリントをし木製パネルに定着させたそうです。独特の擦れがしまださんのタッチと相まってさらに魅力的な表現に。

作品制作に着手する前に、まず決めたのは会場構成だったとのこと。正面の壁は入って一番最初に見える場所なのでバンと大きいものを、右壁には一番やりたい木製パネル作品を、左壁には額装した作品を…と全体のイメージを膨らませていったそうです。

 

 

テーマを設けそれに向けて描くという風にはしたくなく、描く上ではあくまで自由に、制限をつけたくなかったそうです。「住人」というタイトルが、物語の中の住人なのか、僕自身の中にいる住人なのかは見る人それぞれ感じてもらえればとのこと。今回の作品も好きなように描けて、バリエーションも見せることができ、自分が思っている通りになってくれていると思う、としまださん。

 

 

個展準備は昨年の夏頃から始められたそうで、iPadを導入したのもその頃だったとのこと。練習も兼ねてたくさん描いたそうです。修正作業も格段にラクになり、漫画も描かれるしまださんにとってはかなりの効率化に。実用書での漫画を描くお仕事が多く、硬い内容をわかりやすく伝えたい際に需要があるなと感じるそうです。その他、webイラストや料理本、スポーツ誌、ファッション誌などで幅広く描かれています。

 

 

 左壁の作品は、オリジナルのペンを用いてモノトーンの線のみで描かれたものたち。思いつきのアイデアを大事に、描き進めていったとのこと。
子供の頃、ノートに描いていたラクガキを描くように、今でも自由な気持ちでペンを走らせるしまださん。今後の作品も楽しみです!

 

浜野令子個展「Play」

今週の作家さんは浜野令子さんです。HBでは2回目の個展開催となりました。アクリルガッシュ、色鉛筆、油彩など画材もさまざまに、遊ぶように描かれた作品たち。浜野さんの描く美しい線と、妖艶な世界観をお楽しみください!

 

 

 

「Play」と題された今回の作品は、ふとノートに描くような落書きをテーマに制作されました。壁に思いきり落書きをしてみたいという想いから、支持体はA1サイズの大きなパネルを選ばれたとのこと。どの作品も初めからこの画面になるとは思っていなかった、という浜野さん。まず花を描き、次に空いたスペースを使い脈絡なく次のモチーフを描いていく…というように、下描きはほぼせずに感覚的に描き進めていくのだそうです。手元には日々ストックされている写真や描きたいものを置き、それらからイメージを広げていくとのこと。

 

 

 

浜野さんは描く際に、なるべく結果は気にしないように意識しているとのこと。表現として出てくるものは気にせず、描いてて「上手くはまったな」「これははまってないな」と感じながらも、そこはいいやと次々受け流していくのだそう。なるべく描きたいものは描く、ということを心掛けているそうです。
前回の個展ではiPadを多用し描いたため、今回は色々な画材に触れることができ良かったとのこと。家にある画材を全て引っ張り出し、こんな感じだったなと思い出しながら、いじっている時間が楽しかったそうです。

 

 

 

落描きのように何もしないで描けると思っていたけれど、ゴールを設定せずに描くことは意外としんどかったとのこと。けれど、自分では思ってもみないものが出来、ここから広げていけるものはあるかなと思う、と浜野さん。今後の作品も楽しみです!

山口志のぶ個展「蜜蝋と版画」

今週の作家さんは山口志のぶさんです。HBでは初めての個展開催となりました。蜜蝋を使った技法で描かれる山口さん、どれも一度しか刷ることのできない1点ものの版画なのだそうです。偶然性を生かした、繊細かつ大胆な表現をお楽しみください!

 

 

2年ほど前から蜜蝋を使って描くようになったという山口さん。それまでは電線や風景、人物など細かな描写を得意とされていました。蜜蝋は細かなタッチが描けない分、シンプルなモチーフを描くのに向いているとのこと。今までの自分にはなかった描き方で、思うように描けない偶然の産物を楽しんでいる、と山口さん。

 

 

蜜蝋画の雰囲気を残したいという理由から、色は先に着彩されるそうです。手を加えることは極力せず、シンプルに描くことを楽しんでいるとのこと。新作では色を使わず、デジタル上で版を重ねたりするなど、色をつけない方が表現の幅が広がるとも感じるそう。イラストレーターとしてまた違った可能性を見い出せるのではと山口さん。

 

 

版がうまく剥がれきれず、それによって表れるマチエールがあったりと、まだまだ奥が深いという蜜蝋画。試しながら、楽しみながらたくさん描いてきたそうです。この技法での発表は今回が初めて。これから、書籍や広告など幅広く挑戦していきたいそうです。この雰囲気でお仕事にも使ってもらえたら嬉しいとのこと。人物など色々なモチーフにも挑戦していきたい、と山口さん。今後の作品も楽しみです!

陣内昭子 作品展「カサネル・ココロミ」

今週の作家さんは陣内昭子さんです。HBでは初めての個展開催となりました。絵本『ふうちゃんとミーのぼうけんのうた』の原画や、舞台ポスターの原画、新作「Welcome to the world」と題した新生児を描いたシリーズも!優しく力強い陣内さんの世界観をお楽しみください!

 

 

Q1.今回の展示テーマや、個展でやってみたかったことなどお聞かせください。

作家としてのキャリアをスタートするアクションと位置付けています。
その上で、色や形を重ねるように、これまで重ねて来たことの軌跡を辿れるといいなあと思いました。

 

 

Q2.絵本を作ろうと思ったきっかけや、「ふうちゃんとミーのぼうけんのうた」の着想はどんなところからでしたか?

劇作家・演出家の山崎元晴さんから依頼されて足掛け5年の「人生旅行」の公演、
「錆色の木馬」が、2020年5月に最初の緊急事態宣言で中止になり、
描いた木馬の絵が無駄になってしまったことがきっかけです。
その木馬を主人公の絵本を描こうと決めました。
2020年3月に決めて最初のプロトタイプを作るまでの4ヶ月は何かに取り憑かれたように描いていましたね。
木馬が女の子と空に旅立つという話がどこからともなく降りてきて
あとは、登場人物たちに引っ張られるように進んでいきました。
「うたがあればどんなところにも行けるし、誰とでもつながれる」という
ことも、物語の核になっています。

 

 

 

Q3.作品作りで心がけていることはどんなことですか?

「ものがたり」でしょうか。1枚の絵でも、その背景にどんなことがあるのか
自分の中でおはなしを作って色ひとつでも決めていきます。
そうすると表現したいことのゴールがはっきりするという感じになります。

 

Q4.今回個展をしてみていかがでしたか?

大好きなHBギャラリーに自分の絵が飾ってあって、
知人との再会、新しい人との出会いのきっかけに
自分の作品があることがとても幸せな気持ちになりました。
今日、英語圏からの旅行者の男女の方から
絵本の内容を説明してくださいと言われ、
物凄いブロークンイングリッシュで読み聞かせして、唄を歌いました。
本を買ってくださったときは嬉しかったですね。

 

 

Q5.今後の活動予定、やっていきたいこと、お知らせなどありましたらぜひ!

10月に淡路島の洲本市の図書館で、絵本の原画展を持ち込みでやらせて
もらうことになっています。ふうちゃんが帰っていくときのあさひの海は
瀬戸内海のようにも見えるので島に行くのが楽しみです。
あと、今回始めた赤ちゃんの絵を発展させる制作を続けていきたいと思っています。
その子の癖や好きな洋服など、ヒアリングしていくつかのお気に入りの写真をいただき
1枚のポートレートをオリジナルで作成するサービスも開始します。
今後もSNSなどを通じて発信していきたいです。

原裕菜個展「Wonderland」

今週の作家さんは原裕菜さんです。HBでは約5年ぶり、3回目の個展開催となりました。個展のために描かれた新作のほか、CMアニメーションのお仕事の原画や直木賞受賞作『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』(大島真寿美著)の装画など、貴重な原画の数々をご覧頂けます!原さんならではの筆致と、民話のような不思議な魅力のある世界観をお楽しみください!

 

 

Q1.今回の新作のテーマをお聞かせください。

装画の仕事などで人物や小物など要素の多い絵を描くことが多かったので、それに合わせてオリジナル作品も賑やかな群像を多く描きました。

 

 

Q2.アニメーションのお仕事がとても印象的でした。制作してみていかがでしたか?

実際の原画は70枚ほど描いているのですが、やはりその枚数を2〜3週間の短い期間で描いたのが大変でした。
同じ人物を色々な角度から描くというのも初めてでしたので、とても勉強になりました。

 

 

Q3.オリジナルの作品作りで心がけていることはどんなことですか?

身の回りの変化や社会のことに関心を持つこと、考え続けること、本を沢山読むことが自分の作品の世界観を作ることに役立っているように思います。

 

 

Q4.本のお仕事も年々増えていますね。装画を描くときに意識していることはありますか?

絵で説明し過ぎないこと、本の内容と適度な距離感をもてたら良いなという意識はしています。

Q5.今後やっていきたいこと、お知らせなどありましたらぜひ。

絵本など、ストーリーのあるものを描いてみたいです。

 

「」

タムロアヤノ個展「猫のいる部屋」

今週の作家さんはタムロアヤノさんです。初めての個展開催となりました。タムロさんが画材にされているのは板とオイルパステル。描いた後、さらに表面を削ったり掘ったりすることでタムロさん独自の表現に!見ているだけで元気が湧いてくる、温かみのある作品たちをお楽しみください!

 

 

Q1.今回のテーマや、個展でやってみたかったなどお聞かせください。

自分の理想と妄想と猫が織り混ざった部屋を思うがままに描いてみました。(ちなみに猫は飼ってません)

 

 

 

Q2.イラストレーターを目指したのはいつ頃ですか?また、それに向けて実行したこと、頑張ったことなどお聞かせください。

2017年頃からイラストのお仕事を頂くようになってきました。目指したというより自分に出来ること、描いてて楽しい表現をSNSで発信していく中で徐々にいろんな方に見つけて頂けたと思っています。

 

 

Q3.作品作りで心がけていることはどんなことですか?

常に自身過去最高作品を生み出すつもりで挑んでます

 

Q4.近年手がけられたお仕事はどんなものがありますか?

■北欧暮らしの道具店さんのカレンダー
■フラボア×サクラクレパス×タムロアヤノのコラボファッションアイテム
■NHK Eテレおはなしのくに『あかずきん』舞台セットイラスト

 

 

Q5.今後の活動予定、やっていきたいこと、お知らせなどありましたらぜひ!

今回が人生初個展でしたが、またいつかHBギャラリーさんで個展を開催したいと思っています。成長した所を感じていただけるよう、それまで作品制作、お仕事イラスト両方がんばります!!