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agoera個展「White out」

今週の作家さんはagoeraさんです。HBでは約3年ぶりの個展開催となりました。
今回は白をテーマにさまざまな情景を描かれました。やわらかい光と影が心地のよい作品たち。すべて個展のための描きおろしです!ぜひお越しくださいませ。

 

「Zeal」

 

今回描かれたのは白をメインとした、消え入りそうな儚い情景たち。これまでは黒を基調とした絵や、塗り込む絵を描くことが多かったというagoeraさん、今回は振り切った白を使って描いてみたいと思ったそうです。単純な白だけでは表現が難しく、他の色でタッチを入れることで、自分らしい白が出せたとのこと。描いた作品の3分の1はボツになったというほど、少ないタッチで余白の多い絵は難しかったそうです。

 

「儀式」

「She is」

 

コンスタントに個展を開催されているagoeraさん。仕事の絵だけだと、どうしても需要に応えるだけになってしまうため、自分から出していくという機会は必要だそうです。絵を見た人から直接意見をもらえることも大切とのこと。今後は2人展や3人展にも挑戦し、また新たな自分の可能性を伸ばしていきたいそうです。

 

「Feed the minds」

「潮鳴り」

 

会場ではこれまでagoeraさんが装画を手掛けられた書籍の展示や、作品集やポストカードセットの販売も!
agoera個展「White out」は12/12(水)まで(最終日のみ17時まで)です。お見逃しなく!

ミロコマチコ個展「みみなるもの」

今週の展覧会は、HBギャラリーで毎年開催されるココ・ファーム・ワイナリーさんとの企画展、収穫祭です。
ワインラベル制作をイラストレーターさんやデザイナーさんにお願いし、それに伴い個展を開催して頂きます。今年の収穫祭記念ワインはミロコマチコさんに制作いただきました。展示作品はすべて描きおろしです!ぜひ見にきてください!

https://cocowineshop.com/SHOP/ACB-3190.html

https://cocowineshop.com/SHOP/ABB-3189.html

<イラストレーション: ミロコマチコ/デザイン:HBスタジオ>

ワインはココファームオンラインショップで販売中です。
https://cocowineshop.com/SHOP/AAB-3188.html

 

 

近年、ミロコさんがよく訪れているという奄美大島。そこで見た植物、オヒルギ、メヒルギ、ドラゴンフルーツの花、ガジュマルなどからイメージし描いた作品も。個展前は短期間でぐっと集中し、誰にも会わずに制作をされるというミロコさん。そんなひとときがとても幸せなのだそうです。

ミロコマチコ個展「みみなるもの」は12/5(水)まで(最終日のみ17時まで)です。お見逃しなく!

アンドーヒロミ版画展「スウベニア」h/a

今週の作家さんはアンドーヒロミさんです。HBでの個展は約4年ぶりの開催となりました。今回は紙版画で、幼い頃のエピソードや、旅の思い出、四季折々の情景を描かれました。すべて個展のために描かれた描きおろし作品です!ぜひお越しくださいませ。

 

 

「スウベニア」というタイトルには、”お土産”という意味の他に、フランス語で”思い出”という意味合いも含まれているそうです。旅の思い出をつめこんだスノードームや、お揃いのワンピースを着ていた妹さんとのエピソードなど、アンドーさんの思い出がつまった作品たちです。アンドーさんのこれまでの銅版画作品とはまた違った、紙版画の新しいタッチは必見です!

 

 

これまでは重たい雰囲気の作品が多かった、とアンドーさん。紙版画で、軽やかな新しい感じの作品を作りたかったそうです。きっちりしすぎないような版画が好き、とアンドーさん。全く同じ刷りはできないという紙版画、どの作品も渾身の1枚です。

 

 

アンドーさんが装画を手掛けられている、小路幸也さんの『東京バンドワゴン』シリーズは大好評13作目が発売中! その後も、他の作家さんのシリーズものを手掛ける機会が増えたそうです。今後は、絵本、テキスタイルにも挑戦したいそうです!

 

高寄尚子「船とみなと」展

今週の作家さんは高寄尚子さんです。初個展です!
今年の夏はHBファイルコンペの特別賞展でも展示していただきました。
高寄さんの描く、生き物のような船たちと色とりどりの港の風景をお楽しみください!

 

 

30歳を過ぎてから絵を描き始めたという高寄さん。当時していたwebのお仕事に少し物足りなさを感じていたとき、また子どもの頃のように思いつくまま好きなように絵を描きたい、そんな気持ちがふつふつと湧いてきたそうです。イラストレーターになる!という決意はまだなかったものの、お仕事をしながらイラストレーション青山塾へ通い始めます。よく描いていたのは、その頃に住んでいた横浜の港の風景。巨大なクレーンやタンカー船、あちこち行き来する忙しく働く船たち。高寄さんが描くと、お父さん船やお母さん船、その子どもたちのようにも見えたり、それぞれに性格があるようにも見えてきます。

 

 

青山塾へ通った後、チョイス入選やイラ通コンペ大賞受賞などを機に、少しずつお仕事が増えていったそうです。印象的だったお仕事は、駆け出しの頃の鈴木成一さんとのお仕事だそう。青山塾に講師で来ていた鈴木さんから「いいね。事務所にファイルを送ってください。」と言われた高寄さん。ファイルを送った2年後、『トライアウト』という本の装画のご依頼があったそうです。まだ慣れない装画のお仕事、描いた絵を震えながら事務所に持っていったものの、鈴木さんの反応はイマイチ…。「こういうのじゃない。」と、描き直しが命じられたそうです。青山塾の先生に相談をしたり、悩みながらも新たな絵を描き上げ、無事に書店に並んだそうです!そんな思い出の1冊。

 

 

現在は新聞連載や週刊誌、装画、企業パンフのお仕事など幅広くご活躍中の高寄さん。いつか、船の絵で商業施設の壁面や、大きい壁画のお仕事などをやってみたいそうです。そしてそれがずっと残ってくれたら嬉しい、とお話してくださいました。

 

 

山田杏里個展「PORT」

今週の作家さんは山田杏里さんです。初めての個展開催となりました。
山田さんお気に入りの雑貨やおもちゃ、旅先で見たモノをテーマに色鉛筆で描かれました。山田さんの描くのびやかで潔い線画の数々をお楽しみください!

 

武蔵野美術大学を卒業後、パレットクラブでイラストレーションを学ばれた山田さん。安西水丸さんに憧れがあったそうです。水丸さんが亡くなられ、授業は受けることができなかったそうです。

 

飛び出す線がユニークな山田さんの作品。このタッチになったきっかけは、パレットクラブでの飯田淳さんの「相手の顔を手元を見ないで描こう」という授業だったそうです。

 

 

会場では山田さんのオリジナルグッズの販売や、モチーフとなったお気に入りのおもちゃも展示しております。
展示は11/7(水)まで(最終日のみ17時まで)です!ぜひお越しくださいませ!

 

吉田恭三個展「山と岳と」

今週の作家さんは吉田恭三さんです。ご自身初個展となりました。
吉田さんが実際に登った山、いつか登りたい山を、山肌の迫力や頂上の澄んだ空気など、緻密な描写で見事に表現されました。富士山、剣岳、燕岳、槍ヶ岳…など山に詳しい方、そうでない方でも圧倒される原画の数々です!ぜひお越しくださいませ。

 

「槍穂高連峰と鷲羽池」

山田博之さんのイラストレーション塾を受講されていた吉田さん。1年半前に卒業し、その後すぐに個展開催を決意されたそうです。山を描くきっかけは、塾での山を描く課題が出たことだったとのこと。どうしたらうまく描けるのだろうと考え、実際に山に登り空気に触れることだなと思ったそう。個展で山を描くために、昨年の夏から登山をはじめたそうです。景色が良かったり、人との出会いがあったり、絵で山の魅力を伝えたいと吉田さん。とにかく絵が好き!ということが山を描くモチベーションになっているそうです。

 

「鷲羽岳」

「五竜岳」

子どもの頃から絵を描くのが好きだった吉田さん。小学生時代は、ご自身で絵画クラブを創設するほどだったそうです。当時はイラストレーターという職業は知らなかったそうですが、漫画家や絵を描く職業に憧れがあったとのこと。大人になってからはまっすぐ絵の道には進めず遠回りした、けれど今は絵の道に進めてとても嬉しいと吉田さん。師匠の山田博之さん、今回の個展ビジュアル一式のデザインを手掛けてくださった李吉泰さん、HBのコンペで高評価をくださった藤枝リュウジさん、刺激をくれたイラストレーター仲間、そして、絵の好きな子どもに生んでくれた両親に感謝の気持ちでいっぱいだそうです。

「富士山」

「水晶岳」

自分の進むべき道が絵の道でよかったと吉田さん。イラストレーションのお仕事は何でも挑戦してみたいそうです。今後のご活躍が楽しみです!

 

藤枝リュウジ個展「ギロ氏の道草」

秋の恒例となった藤枝リュウジさんの展覧会、今年もはじまりました!
現在、毎日新聞朝刊で宮部みゆきさんの連載『黒武御神火御殿』の挿絵をご担当されている藤枝さん。
そんな大忙しな藤枝さんに今年も新作を描いていただきました!
今回は、ギロッとした目の好奇心いっぱいのギロ氏が主人公。
道草が大好きなギロ氏と、道の途中で出会うユニークなキャラクターたちをお楽しみください!

作品はオンラインショップからもご購入いただけます。
http://hbgallery.shop-pro.jp/?mode=grp&gid=254648&sort=n

 

 

今回も画材として藤枝さんの好きなマスキングテープが登場。貼ったりはがしたり、線にも面にもなるユニークな表情が楽しい作品たち。ご自身の絵を眺め、「シンプルな絵は好きだけど、ごちゃごちゃしすぎちゃった絵もあるなぁ…むずかしいですね。」と藤枝さん。

 

 

藤枝リュウジ個展「ギロ氏の道草」は10/24(水)まで(最終日は17時まで)です!ぜひお越しくださいませ!

船津真琴個展「Moment」

今週の作家さんは船津真琴さんです。ご自身初個展となりました。
普段見ている何気ない景色を、船津さんの視点で色鮮やかに描かれました。新作のほか新聞連載の原画や、装丁のお仕事の展示も。美しい光と影の世界をお楽しみください!

 

大学では油絵を勉強されていた船津さん。今回はリキテックスを使用し、船津さんの住む半径3kmの景色をテーマに制作されました。これまでは、デジタル画で約10年ほどイラストレーターとしてお仕事をされてきた船津さん。タッチに行き詰まり、以前から興味のあった文芸や装丁の仕事をしてみたいと思うようになったそうです。ずっと憧れていたという木内達朗さんが講師をされている青山塾へ通い、改めてイラストレーションを学ばれたそうです。約2年間通い、一昨年3月に卒業。その後は、目標にしていた装画のお仕事や、新聞連載のお仕事にも繋がったそうです。

 

 

大胆な構図や陰影が魅力の船津さんの作品たち。元々は人物を描きたいという気持ちがあったそうですが、青山塾での木内先生の授業で学んだ、風景の構成の仕方がおもしろかったそうで、今も継続し主に風景を描いているそうです。今後は人物にも挑戦していきたいとのこと。

 

 

初個展に向けてSNSでの宣伝に力を入れていたという船津さん、会期中は特にTwitterを見て来られた方が多かったそうです。なにげなく呟いていることやアップした絵に対し、日々反応はあったものの特に実感はなかったそうですが、今回の個展を通じて実際に会えた方がたくさんいて、世界と繋がっていたんだなと改めて感じたそうです。

最近では翻訳物の装画の依頼が多かったそうですが、今後も装丁のお仕事はどんどんやってみたいそうです。 海外のお仕事にもとても興味があるそうで、Behanceに作品をアップし反応を見てみたいそうです。今後益々のご活躍が楽しみです!

 

堀口忠彦個展「堀口忠彦75年」

今週の作家さんは、イラストレーター&アニメーターの堀口忠彦さんです。
HBでは2年ぶりの個展開催となりました!北海道にお住まいの堀口さん、広大な自然と青空、夜の札幌の街並みなど、実際に見た風景を堀口さんならではのクレヨンのタッチでのびのびと描かれました!猫や子犬、カエルなどどうぶつたちのユニークな作品も!見ているだけで元気なきもちになれる堀口さんの新作たち、ぜひ見に来てください!!

 

ご自宅から見える札幌の街並み。
朝日が望めるそうで、絵にも自然と日の出や太陽の絵が多く描かれています。
作品のテーマはいつも”愛”! 愛さえあればすべては叶う!と堀口さん。

 

堀口忠彦個展「堀口忠彦75年」は10/10(水)(最終日17時まで)までです!お見逃しなく!!

土谷尚武個展「PRIMITIVE IMAGE OF NEW GODS 」

今週の作家さんは土谷尚武さんです。HBでは約17年ぶりの個展開催となりました!
今回は「PRIMITIVE IMAGE OF NEW GODS 」と題し、愛と希望をテーマに会場いっぱいに現代の神様を表現。
土谷さんのイラストレーションへの想いをぜひ体感しにいらしてください!展示は10/3(水)17時までです!

 

 

空間全体が土谷さんの世界観一色になったHBギャラリー。たくさんの神様が賑やかにお出迎えです!ギャラリーの模型を作って、何度も検証を重ねたという土谷さん。ビジュアルは予想通り、しかし思っていた以上に初々しい雰囲気に仕上がったとのこと。思わず入ってみたくなる楽しい会場になりました。

 

 

ご自身、こういった形の展示は初めてだそうで、仕上がった会場は歌手のファーストアルバムのような、デビュー曲のような新鮮な感じになったと思う、と土谷さん。この雰囲気は2回は出ない、この6日間でしか出せなかった雰囲気になったと感じたそうです。また、期間中はSNSの凄さを痛感したそうです。色々な人が話題にしてくれたおかげで、イラストレーターじゃない方、面識のないイラストレーターの方々に来てもらえて嬉しかったとのこと。

 

 

すでに次の個展のイメージが出来上がっていて、すぐにでもやりたい!という気持ちだそうです。体力、気力、お金をすべて失ってしまいしばらく何も出来ない…、と土谷さん…!あと2回は絶対に展示をしたい、3回目の開催のときにはたぶんおじいちゃんになっていて、エネルギーが落ちているかも?!だそうです! 次回の展示も乞うご期待!