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菅野博子個展「いわきの海と山と……」

今週の作家さんは菅野博子さんです。HBでは2年ぶり、14回目の個展開催となりました!思い思いに描かれた風景、人物、動物、そしてお気に入りの映画のワンシーンも!菅野さんならではののびやかなタッチをお楽しみください!

 

Q1. 2年ぶりの個展ですね。今回描かれたものについてお聞かせください。
A1.最近2年間で心の赴くままに描いた風景、人物、動物などの絵を展示しました。また、来年のカレンダーを制作しました。今回は映画の絵を使っています。20年前に描いた絵から新作2点も含めて12枚の映画の絵のカレンダーです。

 

Q2. 菅野さんの描かれる人物画がいつも素敵なのですが、描くときに心がけていることはありますか?

A2.ありがとうございます。人物は写真を見て描きます。描き込むと肖像画のようになってしまうので、一番最初に描いた線を大事にしています。

 

Q3. リキテックスとオイルパステル、それぞれのよい点や楽しい点はどんなところですか?
A3.オイルパステルは直ぐに描けて色の伸びが良いので気に入っています。風景を描くときオイルパステルを使っています。
リキテックス絵具は一番使い慣れた画材です。思い描いた色合いが表現できるのるので好きな絵具です。

 

 

Q4.今回で14回目の個展となりました。菅野さんにとって個展はどんなものですか?

A4.個展が終わる度に次の予約を入れてきました。もう14回になるんですね。いろいろな方が絵をご覧になり感想をいただいて、次の絵を描く励みになります。

 

Q5.今後の活動予定、やっていきたいこと、お知らせなどありましたらぜひ!

A5.いろいろな場所の風景画を描いてみたいと思っています。シチリアが今、行ってみたいところです。

 

菅野さん今年もありがとうございました!

 

大野博美個展「跡形」

今週の作家さんは大野博美さんです。HBでは2年半ぶり、2回目の個展開催となりました。街並みや植物、人物など、好きなものを思い思いに描かれたという新作たち。また現在、大野さんが挿絵を担当されている『リバー』(奥田英朗 著)の原画の展示も!大野さんならではの迫力のある筆致をお楽しみください!

 

昨年から今年にかけ、2本の新聞連載の挿絵を担当されていた大野さん。物語と共に過ごした1年だったようです。普段はアナログで描かれていますが、連載時は効率の良さからiPadを用いて描かれたとのこと。しばらくデジタル中心だったため、久しぶりに手を絵の具まみれにして描いては消して、跡形を残しながら描きたいと思い、今回の個展タイトルに。

 

iPadで描かれた連載の挿絵。

『ドクター・デスの再臨』/中山七里 著 2020.10~2021.3 (日刊ゲンダイ連載)
『星屑』/村山由佳 著  2020.10~2021.8 (地方新聞連載)

 

 

 

 

 

新作は人物や風景、植物など描きたいものを中心に。どうせコロナで誰も見に来てくれないだろう…と思い、好きなものを描いちゃえ!と吹っ切ることが出来たそうです。今回、特に目をひくのが大きな画面で植物を描かれたシリーズ。やっぱり大きなサイズで描くと楽しい、と大野さん。

 

『リバー』/奥田英朗 著 (小説すばる連載) の原画
新聞連載のお仕事はまたぜひやってみたいそうです!今後ますますのご活躍が楽しみです。

3rdeye個展「Daydreamin’」

今週の作家さんは3rdeyeさんです。HBでは初めての開催、ご自身では12年ぶりの個展開催となりました!心地よい白昼夢のような作品達、夢の中を揺蕩う感覚をぜひご堪能下さい!

 

Q.12年ぶりの個展だそうですが、やってみようと思ったきっかけなどありましたか?

A.長年受け身で活動してきてなんとかなっていたのですが、積極的に作品を発表し仕事の幅を広げている同業者達から刺激を受けてもっと自発的にアピールせねばと奮起しました。

 

Q.オリジナル作品はどのようなテーマで描かれましたか?

A.今回は「daydreamin’」白昼夢をテーマに、ぼんやりと夢と現実の間を漂うような心地よさを意識しています。色や境界をぼかした描き方を多用しました。

 

 

Q.近年手掛けられたお仕事はどのようなものがありますか?

A.今回のタッチとはだいぶ異なりますが、オリンピック、パラリンピックの公式競技プログラムで競技解説イラストを描きました。他には装画や雑誌の挿絵など、紙媒体が多めです。

 

Q.お仕事を継続していくために、日頃から心がけていることはありますか?

A.睡眠時間をしっかりとり、ジョギング、サイクリングで汗をかくようにしています。頭が冴えて体の調子が良ければいればいい仕事ができると思います。

 

 

Q.今後の活動予定、やっていきたいこと、お知らせなどありましたらぜひ!

A.自由にたくさん描いて、活動の幅を広げていこうと思いいます。

 

3rdeyeさん、素敵な展示をありがとうございました!

 

HBファイルコンペ締切10/15(金)!

いよいよ10/15締め切り!HBファイルコンペVol.32!HB WORKとの同時応募も10/15(金)が締切です。お申し込みはパスマーケット 、現金書留、ギャラリーで直接(日曜不可)のいずれかでお願いいたします!たくさんのご応募お待ちしております。詳細はこちらからどうぞ→https://bit.ly/3qE5pyz

昨年の審査後につながったお仕事のご紹介です!


『新版 いっぱしの女』氷室冴子 著
ill:早瀬とびさん  D:鈴木久美さん

 

 


『地球にちりばめられて』多和田葉子著
ill:POOLさん D:鈴木成一デザイン室

 

『あかずの扉の鍵貸します』谷瑞恵著
ill:橋本佳奈さん D:鈴木久美さん

安藤巨樹個展「Paintings 2020-2021」

今週の作家さんは安藤巨樹さんです。HBでは初めての個展開催となりました。何気ない日常の景色を描きながらも、映画のワンシーンのようなどこか非現実的な雰囲気を醸し出す安藤さんの作品。安藤さんならではのカラーと筆致も見どころです!ぜひご覧いただきたいです!

 

「うさみかん」

 

Q.今回はここ1年間で描かれた新作の展示ですね。個展で挑戦してみようと思ったこと、やりたかったことなどありましたか?

A.個展のお話を頂いた直後は、色々と新しい試みをしてみたいと思っていました。しかし、新しいことを俄かに形あるものにするのは難しいとすぐに思い直して、堅実に今までやっていたことの延長線で制作することにしました。自分の絵の持ち味は、筆運びと色使いだと思っているので、そこを見て頂ければと思います。

 

「白い家」

「ディナー」,「ホテルルーム」

 

Q.昨年は新聞の連載小説『太陽の門』の挿絵を担当されお忙しい日々だったと思います。やってみていかがでしたか?

A.連載の挿絵は、普段描かないようなモチーフを色々と描けたことが楽しかったです。制作のために資料を探しているうちに、知識が増えていくことも喜びのひとつでした。制作中はとても忙しかったですが充実した日々でした。

ファイリングされた新聞連載の原画。1日1~2枚のペースで全255話を描き切ったそうです。

 

Q.お仕事の絵やオリジナルの絵を描く際に、心がけていることはありますか?

A.どちらの場合も、伸びやかに、固くならないように意識して描いています。

 

「オオカミとレザージャケット」

 

Q.今後の活動予定、やっていきたいこと、お知らせなどありましたらぜひ!

A.仕事をもっと増やしていきたいです。仕事をしつつ、新しいことに少しずつ挑戦して、絵を発展させていきたいと思います。

安藤さん、ありがとうございました!

これまでに手掛けられた装画や挿絵のお仕事。

藤枝リュウジ個展「WHAT’S HAPPENED?」

秋の恒例企画展、今年も藤枝リュウジさんの展覧会がはじまりました!

今回の作品もすべて個展のために書き下ろされた最新作となっております。

藤枝さんならではの感性で描かれた、ポップな作品をお楽しみください!

作品はオンラインショップからもご購入いただけます!

http://hbgallery.shop-pro.jp/

(藤枝リュウジ個展「WHAT’S HAPPENED?」ポスター)

くちびるちゃんが登場するたっぷりの余白が印象的なポスターは、藤枝さんのお気に入りとのこと。

 

左から「no.17」「no.16」

 

「no.25」

作品そのものにもマスキングテープなどを切り貼りした、遊び心いっぱいの楽しい作品たちが並びます!

 

「no.11」

↑ こちらの作品もお気に入り、と藤枝さん。

紙風船の上に乗ってみたり、中にはいってみたりと作品の中で自由にのびのびとしている

個性豊かなキャラクター達は、観ているこちらも明るく楽しい気持ちにしてくれそうです。

 

左から「no.23」「no.22」「no.21」

藤枝リュウジ個展「WHAT’S HAPPENED?」 は9/29(水)までです!(最終日のみ17時まで)お見逃しなく!!

 

 

 

伊藤ハムスター個展 「旅行」

今週の作家さんは伊藤ハムスターさんです。HBでは昨年の5月以来、2回目の個展開催となりました。今回は旅行をテーマに、ハムスターさんが描く親しみやすいキャラクターたちが、あらゆる場所へトリップします!ユーモアあふれる可愛い旅路をお楽しみ下さい!

「トゥクトゥク」

 

Q.今回の個展はデザイナーの田中俊光さん(turkey)によるプロデュースとのことですが、ご一緒してみていかがでしたか?

A.以前からご縁があって、個展の時は田中さんにDMを作ってもらっていました。デザインが好きでお願いしていたのですが、お話ししていると展示構成やグッズづくりのアイデアが泉のように湧く方で、博物館のグラフィックや見せ方を考える仕事をされていたこともあり、あれもこれもと個展の相談をしていきました。そのアイデアがどれも素晴らしくて、最終的にほとんど田中さんの案、デザインで構成してもらえることになりました。イラストレーターひとりの個展とちょっと違う、バリエーション豊かでおもしろい展示にしていただけて、本当に感謝しています。

 

Q.ハムスターさんは装画と挿絵をまるっと1冊描かれるお仕事が多いですね。きっかけになったお仕事はありましたか?

A.講談社さんの「疲れがスーッと消える! 超脱力こんにゃく体操」です。まるっとお願いいただくのはとても嬉しいです!

 

「ターミナル」

「ビュッフェ」

 

Q.お仕事をされる日の、1日のタイムスケジュールを教えていただきたいです。

A.●午前中
メールや家事、ラフを描くなど
●12-16時
昼食、仕事
●16-17時
おやつ、いなげやに買い出し
●17-19時
仕事
●19-23時
家事、夕飯、運動、お風呂など。
●24時
仕事に余裕があれば就寝。ない時は………

 

「マトリョーシカ鎌鼬(かまいたち)」

 

お土産屋さんをイメージしたペナントや手描きの絵馬。

 

Q.イラストレーターになってよかったなと思う瞬間、大変だなと思う瞬間はありますか?

A.本のお仕事が多いので、編集さんに褒めていただいた時と、読者の方から感想が届いた時です。個展はその両方とも直接聞けるので、たまらないです。大変だなと思う瞬間は、眠い時ですかね…基本的に楽しい仕事です。
Q.今後の活動予定、やっていきたいこと、お知らせなどありましたらぜひ!

A.いただいたお仕事を丁寧にやりつつ、街で見つけた面白い一場面や、脳内でくつろぐ生き物たちを描くこともやっていきたいなと思っています。絵本、映像、広告など、未経験のお仕事も募集中です。

 

伊藤ハムスターさん、ありがとうございました!!!

ハムスターさんのこれまでの作品をたっぷり堪能できる作品集「chamopon」(¥3,000)は会期後もHBギャラリー店頭でご購入頂けます!

agoera個展「光が震えるような」

今週の作家さんはagoeraさんです。HBでは約3年ぶりの個展開催となりました。柔らかな光に包まれた何気ない日常の風景。agoeraさんが描くことで、特別な1日だったと思えるような温かさと儚さが感じられます。日々がより愛おしくなるような作品たちをお楽しみください!

 

「Peanut butter」

 

Q.イラストレーターとして10年以上活動されているとのことですが、大変だったこと、続けてきて良かったなと感じる瞬間はありますか?描き続けてこれた理由など…お聞きしたいです。

A.仕事が終わったあと、お礼の言葉をいただくと毎回続けてきてよかったなと感じます。展示で感想をいただくことも励みになります。大変なことはいろいろありましたが大概のことは手間をかければ解決するので今思えば大して大変ではなかった気がします。
なぜ描き続けられたかよくわからないです。基本的にやりたいことをやるというのが大事だったと思います。自分が楽しめずに描いた作品は見る人にも伝わってしまうものがあるような気がします。

 

「憂い」

 

「波の音」

 

Q.今回個展のために制作されてみて、これまでと変わったこと、変わらないことがありましたらお聞かせください。

A.個展の度に毎回テーマや挑戦することを決めて取り組んでいましたが、今回はテーマは設けずに好きに描いてみました。今まで肩肘を張っていたのが、今回はかなり自然体で取り組めました。表現の幅は昔と比べて広くなってきたと思いますが、描きたいモチーフはあまり変わっていない気がします。

 

Q.agoeraさんの思う、個展のよいところって何でしょう?

A.今やインターネットで気軽にいろんな作品を見られるようになりましたが、一つの場所に作品を集めて作り上げられる世界観はネット上で表現しきれないことに改めて気付かされました。個人的にはまとまった作品を制作することで自分が何をしたいのかという本音みたいなものが見つけられるのも個展のよいところだと思います。

 

「Fall in Autumn」

 

 

Q.今後の活動予定、お知らせなどありましたらぜひ。

A.来年に台湾で個展、再来年に東京で個展を予定しています。

 

agoeraさん、ありがとうございました!

「The light in the woods」

 

藤井紗和個展「北の庭」

今週の作家さんは藤井紗和さんです。HBでは約3年ぶり、3回目の個展開催となりました。植物がお好きな藤井さん、ベランダの植物へ水やりをするときには、故郷である北海道旭川の風景を思い出すそうです。幼い頃によく連れられ通った旭川・嵐山の植物や、山へ向かうお父さんの背中、美しい草花たちなど、藤井さんの中に残る温かい記憶をテーマに描かれました。オイルパステルで描かれた、のびのびと心地よい筆致をお楽しみください!

 

 

広大で自然豊かな土地で育った藤井さん。都心に住んでいる今、ベランダで植物を育てることで、自分は自然が好きなんだなと感じることが多くなったとのこと。特に興味を持たれたのは庭だそうで、人工物でもなく完全な自然でもない、その間に存在しているところに惹かれたそうです。昔から庭をテーマに描かれた絵画や詩歌も多く、人には自然を身近に感じたいという気持ちや自然を愛でる気持ちが昔からあるのだなと思ったとのこと。そんな思いから今回の制作がスタートしたそうです。

庭と言っても多種多様な庭がありますが、自分が描く庭とは?と考えた時に、生まれ育ったゆかりのある土地を中心に描いてみようと思ったそうです。住んでいたお家とは別の場所にある、彫刻家のお父さんが作業場にされている鷹栖の山が、藤井さんにとっては庭のような存在だったとのこと。そこでは山ぶどうが自生していたり、まだ実はつけませんが、さくらんぼ、ぶどう、りんごの木が植わっており成長の様子を見に行ったり、草の手入れをしたりブルーベリーを収穫したり、何をするでもなく「明日は鷹栖へ行くか」と、家族みんなでおにぎりを持って作業場で食べた日もあったりと、何となく行きたくなる場所だったそうです。帰省した際にも、鷹栖の山へ行くと「北海道に帰ってきたな」と感じるとのこと。

 

 

藤井さんのお父さんの作業場がある鷹栖の山。白樺の木からは樹液を採集するそうです。

 

描かれたのは、オオウバユリ、カタクリ、エゾエンゴサク、エゾカンゾウ、オオハナウドなど北海道にゆかりのある植物や、実家で飼っていた猫のラッピー、スコップなどの園芸道具。特に植物は、特徴を出しつつ自分の好きな形になるように描くことが難しかったとのこと。のびのびとした、かわいい形になったらいいなという心持ちが大事だったそうです。見ている人にも楽しさが伝わったら嬉しいです、と藤井さん。

 

 

今回描くにあたり、地元のことを今まで以上に知ることができ、まだまだ不思議な植物や生き物がたくさん生息しているんだなと感じたそうです。これからまた面白いものを見つけて描き続けていきたい、と藤井さん。今後の作品も楽しみです!

 

 

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 <HB WORK 応募要項>

 

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