HB Gallery

Blog

ミロコマチコ個展「波めくり」

今週の作家さんはミロコマチコさんです。HBでは約4年ぶりの個展開催となりました。夜の海で体験したできごとを元に描かれた今回の新作たち。海と陸を境目なく泳げるような、生き生きとしたいきものを描かれました!お楽しみに!

HB WORK Vol.3 審査結果発表!

お待たせしておりました、HB WORK vol.3の審査結果です!(応募総数474名)
たくさんのご応募ありがとうございました。

 

岡本歌織賞・TAKAYA KATSURAGAWA

〈岡本歌織さん コメント〉

グラフィックノベルのようなポップで毒っけのあるタッチと色彩が目にとまりました。
ストーリーが広がっていくような構成が巧みでおもしろく、顔を見せないこともよりプラスになっていて、とても素敵です!

 

岡本特別賞(2名)

こみひかるこ

 

 

森ノリコ

 

 

川名潤賞・MIKITAKAKO Illustration

〈川名 潤さん コメント〉

デジタルを感じさせない着色の暖かさ、配色のバランスの良さ、そしてなによりもモチーフの独特のユルさと、それに相対する構図の緊張感。この組み合わせが完璧です。

 

川名特別賞(2名)

早瀬とび

 

 

津田周平

 

 

 

尾崎行欧賞・長谷川海

〈尾崎行欧氏 コメント〉

やわらかな光の世界に心地よい空気感を感じてこの絵の中に行ってみたいなと思いました。
写真や絵画を見るような感覚で拝見しましたがイラストレーションとしての余白も感じました。

 

尾崎特別賞(2名)

石橋瞭

水越智三

 

 

 

 

アルビレオ賞・並木千香

〈アルビレオ氏 コメント〉

伸びやかな筆の運びも心地良く、それぞれの作品から静かなストーリーが聞こえてくるようです。日常の小さな気づきをシャープに切り出した構図と情報の省き方にセンスを感じました。

アルビレオ特別賞(2名)

三宅崇之

 

 

春日井さゆり

 

 

 

<岡本歌織さん最終選考>

イマイエ、春日井さゆり、中村ころもち、安里貴志、藤嶋えみこ、マコカワイ、yasuo-range

 

<尾崎行欧さん最終選考>

津田周平、早瀬とび、武者小路晶子、TAKAYA KATSURAGAWA、仲村直、ケント・マエダヴィッチ、こみひかるこ、原田俊二、サワイワタル

 

<川名 潤さん最終選考>

ふじたみずき、須貝美和、yasuo-range、noa1008、並木千香、中村ころもち、南景太、こみひかるこ、いちろう、Airnode

 

<アルビレオさん最終選考>

外山奏瑠、SHIKA、イマイエ、長谷川海、藤嶋えみこ、いちろう、ヤマダユウ、SAKANA、前田麦、TAKAYA KATSURAGAWA

 

 

二次通過者

一次通過者 

〈次回開催のお知らせ〉

HB WORK Vol.4の応募要項を下記リンクよりご覧頂けます。

http://hbgallery.com/compe.html

沢山のご応募お待ちしております!

須貝美和個展「POINT LINE PLANE」

今週の作家さんは須貝美和さんです。HBでは初めての個展開催となりました。点・線・面で構成された美しいコントラストの作品の数々、須貝さんならではの削ぎ落とされたシンプルな作品をお楽しみ下さい!朝日新聞出版「小説TRIPPER」2021年夏号〜2022年春号に掲載された作品も展示しております。お見逃しなく!

 

Q1.今回のテーマをお聞かせください。点・線・面という造形要素を踏まえつつ、その枠組みを飛び越えて、現代的な表現に昇華する。
Q2.描くモチーフはどのように選ばれますか?
生活の中にあって、自分が好きだと感じるもの、使っているもの。

 

Q3.作品作りで心がけていることはどんなことですか?

一つ一つのプロセスを丁寧に遂行する。

Q4.イラストレーターになるために頑張ってきたこと、努力したことはどんなことですか ?
ZINEやフリーペーパーを定期的に発行し、散布する活動を続けています。

 

 

Q5.今後やっていきたいこと、お知らせなどありましたらぜひ。

7月に開催されるHBファイルコンペ特別賞の受賞者展に参加させていただきます。

 

春期休廊、オンラインショップお休みのお知らせ

4月29日(金)~5月5日(木)まで、春期休廊とさせて頂きます。
それに伴いまして、HBオンラインショップの発送業務もお休みさせていただきます。
休廊期間中にいただきましたご注文やお問い合わせについては、
5月6日(金)以降に順次対応させていただきます。
商品到着が遅れますことご了承くださいませ。

ご不便をおかけ致しますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

HB WORK COMPETITION VOL.4 応募要項ができました

HB WORK VOL.4の応募要項が完成!
表面は当コンペの受賞から繋がったお仕事の一部を掲載、川名潤さんにデザインして頂きました。
次回は新しい審査員として新潮社の黒田貴さんが加わります!
沢山のご応募お待ちしております! http://hbgallery.com/compe.html

 

 

HB WORK Competition vol.2 Exhibition

今週はHB WORK Competition vol.2の受賞者展によるグループ展です。
新作を含む、受賞者12名の力作揃いの作品たちをどうぞお楽しみください!

 

岡本歌織賞 / 竹田明日香
特別賞 /金子幸代、chitose chitose、野口奈緒子

尾崎行欧賞 / 丹野杏香
特別賞 / カチナツミ、POOL、ワカヤマリダヲ

川名潤賞 / 芳賀あきな
特別賞 / 3rdeye 、ZHAO WENXIN、深町マチコ

 

尾崎行欧賞 /丹野杏香

 

岡本歌織賞 /竹田明日香

 

川名潤賞 /芳賀あきな

 

上段:川名潤特別賞 /深町マチコ

下段:川名潤特別賞 / ZHAO WENXIN

 

上段:川名潤特別賞 /3rdeye

下段:尾崎行欧賞 /ワカヤマリダヲ

 

上段:尾崎行欧特別賞 /POOL

下段:尾崎行欧特別賞 /カチナツミ

 

上段:岡本歌織特別賞 /金子幸代

下段:岡本歌織特別賞 /chitose chitose

 

岡本歌織特別賞 /野口奈緒子

 

<期間中の営業時間>
4/22(金)…11:00~19:00
4/23(土)…11:00~19:00
4/24(日)…休廊
4/25(月)…11:00~19:00
4/26(火)…11:00~19:00
4/27(水)…11:00~19:00
4/28(木)…11:00~17:00 (最終日)

大谷美保子個展「花鳥風月」

今週の作家さんは大谷美保子さんです。HBでは3年ぶり2回目の個展開催となりました。今回はススキやヤツデ、アザミ、スズメなど身近な草花や鳥をテーマに描かれました。大谷さんならではの鋭い観察眼と、美しく繊細なコントラストと色彩をお楽しみください!

 

 

花鳥風月をテーマに、大谷さんが日々の生活で見かけた草花や鳥たちを描かれました。誰も寄せ付けない雰囲気のトゲトゲしたアザミ、横須賀で見た強い海風になびくススキ、小さく密集した世界に驚いたミツマタ、神さまのようなカラスなど、どのモチーフにも大谷さんならではの気付きや驚きが込められています。

 

 

スズメたちがお互いに話しかけているような可愛らしい作品も。カラスはまるで貫禄のある仙人のような出立ち。よく見ると羽は単純な黒ではなく、玉虫色のような、光の加減で複雑に変化する様子もおもしろかったとのこと。いつも空を見ている様子が思慮深く、何を考えているのかなと気になる存在なのだそう。どれも何気ない風景だけれど、身近にこういう生きものがいるって面白いなと思う、と大谷さん。

 

雑誌のために描かれたいちごの絵。会場では丁寧なお仕事の数々もご覧いただけます。

 

 

どの作品も構図を大事にされているという大谷さん。下描きを描く際に、綺麗に収まるところを探っていくのだそうです。色彩はコントラストが強いと違和感があるそうで、彩度と明度が自分の中で気持ちの良い範囲があり、その中で描いているとのこと。

大谷さんが草花を描きたいと思ったのは、横須賀の海辺で育つ植物を見たことがきっかけだったそうです。強い海風にも逞しく荒ぶれた感じや、ジャングルのような雰囲気も感じられ、横須賀をテーマにしたいくらい興味深かったのだそう。

 

 

自分が面白いと思ったものじゃないと描けない、と大谷さん。ただ描くのではなく、趣や情緒を表現したいなと常に思っているそうです。生きものについてまだまだ知らないことばかりだし、調べることも楽しいので、興味が続く限り描いていきたいとのこと。花鳥風月は昔からある言葉なので、今も昔も人の関心は変わらず、心惹かれて描き続けているんだなと感じたそうです。英語には訳せないわびさびや風情、日本人の中に息づいていることを自分も大切にしたいとお話してくださいました。今後の作品も楽しみです。

 

しまだたかひろ個展「住人」

今週の作家さんはしまだたかひろさんです。HBでは2年ぶり2回目の個展開催となりました。自由な作風とポップな線画が魅力のしまださん、今回の展示ではアナログとデジタル両方で魅せる展示構成も必見です!たくさんの可愛らしいキャラクターたちにぜひ会いに来てください!

 

 

右壁にずらりと並んだカラフルな作品は、今回しまださんが一番やってみたかったというプリント作品たち。iPadで描いた絵をプリント後、ご自分で転写プリントをし木製パネルに定着させたそうです。独特の擦れがしまださんのタッチと相まってさらに魅力的な表現に。

作品制作に着手する前に、まず決めたのは会場構成だったとのこと。正面の壁は入って一番最初に見える場所なのでバンと大きいものを、右壁には一番やりたい木製パネル作品を、左壁には額装した作品を…と全体のイメージを膨らませていったそうです。

 

 

テーマを設けそれに向けて描くという風にはしたくなく、描く上ではあくまで自由に、制限をつけたくなかったそうです。「住人」というタイトルが、物語の中の住人なのか、僕自身の中にいる住人なのかは見る人それぞれ感じてもらえればとのこと。今回の作品も好きなように描けて、バリエーションも見せることができ、自分が思っている通りになってくれていると思う、としまださん。

 

 

個展準備は昨年の夏頃から始められたそうで、iPadを導入したのもその頃だったとのこと。練習も兼ねてたくさん描いたそうです。修正作業も格段にラクになり、漫画も描かれるしまださんにとってはかなりの効率化に。実用書での漫画を描くお仕事が多く、硬い内容をわかりやすく伝えたい際に需要があるなと感じるそうです。その他、webイラストや料理本、スポーツ誌、ファッション誌などで幅広く描かれています。

 

 

 左壁の作品は、オリジナルのペンを用いてモノトーンの線のみで描かれたものたち。思いつきのアイデアを大事に、描き進めていったとのこと。
子供の頃、ノートに描いていたラクガキを描くように、今でも自由な気持ちでペンを走らせるしまださん。今後の作品も楽しみです!

 

浜野令子個展「Play」

今週の作家さんは浜野令子さんです。HBでは2回目の個展開催となりました。アクリルガッシュ、色鉛筆、油彩など画材もさまざまに、遊ぶように描かれた作品たち。浜野さんの描く美しい線と、妖艶な世界観をお楽しみください!

 

 

 

「Play」と題された今回の作品は、ふとノートに描くような落書きをテーマに制作されました。壁に思いきり落書きをしてみたいという想いから、支持体はA1サイズの大きなパネルを選ばれたとのこと。どの作品も初めからこの画面になるとは思っていなかった、という浜野さん。まず花を描き、次に空いたスペースを使い脈絡なく次のモチーフを描いていく…というように、下描きはほぼせずに感覚的に描き進めていくのだそうです。手元には日々ストックされている写真や描きたいものを置き、それらからイメージを広げていくとのこと。

 

 

 

浜野さんは描く際に、なるべく結果は気にしないように意識しているとのこと。表現として出てくるものは気にせず、描いてて「上手くはまったな」「これははまってないな」と感じながらも、そこはいいやと次々受け流していくのだそう。なるべく描きたいものは描く、ということを心掛けているそうです。
前回の個展ではiPadを多用し描いたため、今回は色々な画材に触れることができ良かったとのこと。家にある画材を全て引っ張り出し、こんな感じだったなと思い出しながら、いじっている時間が楽しかったそうです。

 

 

 

落描きのように何もしないで描けると思っていたけれど、ゴールを設定せずに描くことは意外としんどかったとのこと。けれど、自分では思ってもみないものが出来、ここから広げていけるものはあるかなと思う、と浜野さん。今後の作品も楽しみです!

山口志のぶ個展「蜜蝋と版画」

今週の作家さんは山口志のぶさんです。HBでは初めての個展開催となりました。蜜蝋を使った技法で描かれる山口さん、どれも一度しか刷ることのできない1点ものの版画なのだそうです。偶然性を生かした、繊細かつ大胆な表現をお楽しみください!

 

 

2年ほど前から蜜蝋を使って描くようになったという山口さん。それまでは電線や風景、人物など細かな描写を得意とされていました。蜜蝋は細かなタッチが描けない分、シンプルなモチーフを描くのに向いているとのこと。今までの自分にはなかった描き方で、思うように描けない偶然の産物を楽しんでいる、と山口さん。

 

 

蜜蝋画の雰囲気を残したいという理由から、色は先に着彩されるそうです。手を加えることは極力せず、シンプルに描くことを楽しんでいるとのこと。新作では色を使わず、デジタル上で版を重ねたりするなど、色をつけない方が表現の幅が広がるとも感じるそう。イラストレーターとしてまた違った可能性を見い出せるのではと山口さん。

 

 

版がうまく剥がれきれず、それによって表れるマチエールがあったりと、まだまだ奥が深いという蜜蝋画。試しながら、楽しみながらたくさん描いてきたそうです。この技法での発表は今回が初めて。これから、書籍や広告など幅広く挑戦していきたいそうです。この雰囲気でお仕事にも使ってもらえたら嬉しいとのこと。人物など色々なモチーフにも挑戦していきたい、と山口さん。今後の作品も楽しみです!