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夏季休廊、オンラインショップお休みのお知らせ

8月11日(木)~8月18日(木)まで、夏季休廊とさせて頂きます。

それに伴いまして、HBオンラインショップの発送業務もお休みさせていただきます。
休廊期間中にいただきましたご注文やお問い合わせについては、
8月19日(金)以降に順次対応させていただきます。
商品到着が遅れますことご了承くださいませ。

ご不便をおかけ致しますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

HB FILE COMPETITION vol.32 河西達也賞 yasuo-range個展「bazaar」

HBファイルコンペvol.32 受賞者展もいよいよ後半! 第5週目の作家さんは河西達也さんの大賞を受賞されたyasuo-rangeさんです。グラフィカルな形とノルタルジックな風合いで風景や人物など自在に表現されるyasuo-rangeさん。ファイル作品は、審査員全員から票が入るという異例の満点受賞でした!リズミカルなカタチと色彩をお楽しみください!

 

 

Q1.今回のテーマをお聞かせください。
今回はひととものが集まる場所という意味で展示タイトルを「bazaar」(バザール)にしました。活動をはじめた頃から、人物と静物をコラージュして組み合わせたような作品をよく描いてきたので、今の感覚であらためてそのシリーズを描いてひとつの空間にまとめてみようと思いました。

 

 

Q2.2年前から描き始めたとのことですが、どんなことからスタートされましたか?
継続してきたことなどありましたらお聞かせください。

もともとアニメーション作品を作ってみたくて制作を始めたのですが、その素材として描いた自分の絵のフォルムがなんとなくしっくり来ず。納得できる形を探るために毎日絵を描いてInstagramにアップしていったのがスタートだと思います。

そのあと色や質感といった要素にも興味が出てきて「色と形と質感」の心地よい組み合わせを模索しながら、実験を繰り返すように描いてきました。

 

Q3.作品作りで心がけていることはどんなことですか?

最近はできるだけ肩の力を抜いて、素直に、自然体で描くように心がけるようになりました。
そのために場所や環境を選んだり、時間の使い方を工夫して気持ちを整えたりと、描く以前の準備の段階にも目を向けるようになったと思います。

 

 

Q4.実際にイラストのお仕事をしてみて、楽しかったこと、難しかったことはありましたか?

お仕事のお話をいただくたびに「自分の作品にこんな使い道があったのか」と驚きや発見があって、それ自体がとても楽しいです。お仕事をとおして得た気づきはそのあとの作品に自然に取り込まれていっている気がします。
またお仕事だからといって緊張しすぎず、いつもどおりに描く、というのが意外と難しいなと感じています。

 

Q5.今後どんな活動をしていきたいですか?

大きな目標のようなものはあえて決めていないのですが、燃え尽きてしまうことなく、できるだけ長く継続して描いてみたいなと思っています。

 

HB FILE COMPETITION vol.32 関戸貴美子賞 丹野杏香個展「庭」 

HBファイルコンペvol.32 受賞者展、第4週目の作家さんは関戸貴美子さんの大賞を受賞された丹野杏香さんです。HBでは初めての個展開催となりました。モノトーンの強く逞しいビジュアルを描かれる丹野さん。今回の個展のために描かれた新作がずらりと並びました!自然の中で生きる人々の暮らしの様子をお楽しみください!

 

 

 

Q1.今回のテーマをお聞かせください。

夏真っ盛りな時期の開催ということもあり、涼みに来られる庭を作るイメージで個展タイトルを「庭」としました。

Q2.作品作りで心がけていることはどんなことですか?

気持ちのいい形をひたすら探ること、アナログでできる限りの綺麗なラインをとること、美しい面をつくることです。

 

 

Q3.イラストレーターになるために頑張ってきたこと、継続してきたことなどありましたらお聞かせください!

できる限り毎日描くことです。

Q4.近年はどんなお仕事をされていますか?

書籍装画やパッケージ、イベントのビジュアルやロゴマークなど。

 

 

Q5.今後やっていきたい活動などありましたらぜひ。

展示活動もやりながら、自分の世界観を活かせるお仕事がしたいです。

HB FILE COMPETITION vol.32 鈴木成一賞 しらや個展「絵は光を待つ」

HBファイルコンペvol.32 受賞者展、第3週目の作家さんは鈴木成一さんの大賞を受賞されたしらやさんです。HBでは初めての個展開催となりました。布や糸、ビーズ、ペイントなどを思い思いに使って制作されるしらやさん。布のほつれや手縫いの表情がさまざまな想像をかきたてます。今回のために制作された作品集も好評販売中!ぜひお立ち寄りくださいませ!

 

 

Q1.今回のテーマや、個展でやってみたかったことをお聞かせください。

以前より布のコラージュ作品だけの展示をしてみたかったので、今回願いが叶いました。

Q2.これまではどのような活動をされていましたか?

ギャラリーやカフェでの展示活動

 

 

 

 

 

Q3.作品作りで心がけていることはどんなことですか?

・そのままを活かすこと
・見えることと同じように見えないことを大事にする

 

Q4.イラストレーションのお仕事でやってみたいこと、
今後やっていきたい活動などありましたらぜひ。

今回は多くの人の力をいただいて実現したことがたくさんあったので、今後は自分の制作物を関係性の中に位置づけることを大切にしたいです。同時に制作物を直に鑑賞していただける機会も続けていけたらと思います。

 

HB FILE COMPETITION vol.32 鈴木久美賞 楓真知子個展「うなじと羽根」 

HBファイルコンペvol.32 受賞者展、第2週目の作家さんは鈴木久美さんの大賞を受賞された楓真知子さんです。HBでは2年ぶり3回目の個展開催となりました。毎年ファイルコンペには通信簿をもらうような気持ちで応募していたという楓さん。8回目の応募で見事大賞に輝きました!夏の空気が感じられる新作と、表現力豊かな人物画をぜひ見にきてください!

 

 

昨年応募されたファイルコンペ作品はすべて人物画で構成された楓さん、今回の個展もメインは人間にしようと思い制作されたそうです。ファンタジーな要素からは少し離れ、仕事を意識し現実のモチーフを中心に描かれたとのこと。

2014年頃からハイペースで個展やグループ展で作品を発表。常にたくさんの枚数を描き続けているため「次は何を描いたらいいんだろう?」とわからなくなることもあるそうです。今回の作品は今までで一番素直に描いたと思う、とのこと。
仕事は相手があってのもので依頼を待たなければならないけれど、展示やイベント、絵本作りは自分発信で動けることだなと感じるそうです。

 

 

絵を描くことは「気づいたら続いていた」というほど楓さんにとって無くてはならないもの。MJイラストレーションズへ通っていた時に「絵を描くことを、毎日歯を磨くことと同じように、当たり前のことにしよう」と決意し、一生懸命描いたそうです。現在も、朝も夜も描くとのこと。朝の方が元気に描ける、と楓さん。

 

 

色づかいについて指導してくださったのは、坂川栄治さんだったそうです。それまでは感覚だけで描いていたものを、もっと色の足し引きを考えてバランスやメリハリを研究するようになったとのこと。坂川さんに頂いたアドバイスを意識し、今もずっと勉強し続けているそうです。

仕事に関しては色々と挑戦してみたいそうですが、まずは元気で絵を描き続けたい、絵本も展示もやりたい、と楓さん。現在、新作の絵本の発売に向けて制作中とのこと!完成が楽しみです!

 

HB FILE COMPETITION vol.32 特別賞展 特別賞5人によるグループ展

今週からファイルコンペvol.32の受賞者展が始まりました!
7月8日から8月24日まで、受賞者の作品を展示致します。第1週目(7/8(金)-7/13(水))は、特別賞に輝いた受賞者5名によるグループ展です。5人それぞれの個性が光る展示をどうぞお楽しみください!

 

河西達也特別賞 / 3rdeye
鈴木久美特別賞 / 須貝美和
鈴木成一特別賞 / Hi there
関戸貴美子特別賞 / 植田陽貴
中村圭介特別賞 / カワタアキナ

 

 

関戸貴美子特別賞 / 植田陽貴

 

鈴木久美特別賞 / 須貝美和

 

河西達也特別賞 / 3rdeye

 

中村圭介特別賞 / カワタアキナ

 

 

鈴木成一特別賞 / Hi there

 

HBファイルコンペVol.33の募集もはじまりました!

審査員は、河西達也さん、鈴木久美さん、鈴木成一さん、
そして今年は、デザイナーの池田進吾さん、アートディレクターの八木彩さんが新しい審査員として加わりました!

応募要項・小冊子はギャラリーで配布しております。ギャラリーでのお申し込みのほか、
PASS MARKETからのお申し込みも受付中です!

 

「HB WORK Vol.4」は、albireo(アルビレオ)さん、岡本香織さん、川名潤さん、
そして新たに黒田貴さん(新潮社装幀部)が審査員として加わりました!

 

 

https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01ssvpukp0z11.html

↑詳細はこちらから。たくさんのご応募、お待ちしております!

 

第2回tobufune展「船旅」

今週は小口翔平さん率いるデザイン事務所 tobufuneさんの10周年記念の展示です。ジャンルを問わず旅に関わる本を選び、オリジナルカバーを制作されました。オリジナルカバー本は会場にて限定数販売中!ぜひお手にとってお楽しみください!

 

小口さんをはじめ、スタッフのデザイナーさんそれぞれが担当されたカバーがずらりと並びます。選書は各デザイナーさんによるもの。実際の装丁のお仕事と同じように、イラストレーターさんとの打ち合わせからスタートされたそうです。ここでしか買えない貴重な本の数々、ぜひお手にとってお楽しみください!

これまでtobufuneさんが装丁を手がけられた書籍も展示中。
全てのカバーが収録された図録「船旅」(¥500)も好評販売中です!展示は7/6(水) まで!(最終日のみ17時まで)お見逃しなく!

亀井武彦創描展「うまれきて」

今週の作家さんは亀井武彦さんです。HBでは約9年ぶりの個展開催となりました。日本画の顔料で描かれた、ゆらめくような美しい偶然の滲みと、必然として描かれれたシルエット。亀井さんの新しい試みと表現をお楽しみください!

 

 

作品はすべて販売しております。ギャラリーへお問い合わせくださいませ。tel.03-5474-2325
原画の美しさをぜひ間近でご覧くださいませ!亀井武彦創描展「うまれきて」は6/29(水)までです。(最終日のみ17時まで)

Marron個展「Under the sea – 浮遊する刺繍 -」

今週の作家さんはMarronさんです。HBでは初めての個展開催となりました。刺繍でイラストレーションを描かれるMarronさん。ギャラリーに揺蕩う魚たち、繊細な手仕事が光る、涼しげな作品をお楽しみ下さい!

 

Q1.今回のテーマや、個展でやってみたかったことなどお聞かせください。

◆テーマ
実在の海の生き物。
想像上の海の世界や生き物を描くのが好きなのですが、あえて実際にいる生き物を自分の中にストックしたかったのでした。

◆やってみたかったこと
刺繍でジオラマを作ること。
刺繍で奥行きやデザインとしての立体感を出すのは難しいのですが、薄い布に刺繍して二層に重ねることにより物理的に解決しました。
展示のタイトル通り「浮遊」してみえる、Marronならではの表現ができたと満足しています。

 

 

Q2.刺繍でイラストレーションを描こうと思ったきっかけはありますか?

中学生から刺繍を習っていました。ただ、課題の図案通りに刺すのが苦痛で、自分で描いた絵を持って行き、どう刺繍で表現したらよいかを先生に相談していました。ちょうど好き勝手に水彩などで絵を描くことが楽しくなくなった時期と重なり、そこから刺繍で絵を描くことが楽しくなり、今に至ります。(刺繍教室に数年通って完成した課題は3つだけ)

「刺繍で絵を描く」という気持ちなので、刺繍作家ではなく、刺繍イラストレーター・刺繍画家などと名乗っています。

Q3.作品作りで心がけていることはどんなことですか?

刺繍は情報が多く全体よりも細部ばかりが目にいきやすいです。もちろんそれは良い点、楽しい点でもあるのですが、私の場合は「絵として一瞬で情報が入ってくるか」ようは「見やすい絵か」を心がけています。難しいです。

 

 

 

Q4.近年はどのようなお仕事(イラストレーションの)をされましたか?

単行本の装画『ごほうび参拝』で「火の鳥や狸の神様」を、保育雑誌『キンダーブック2』で「うさぎの子どもたち」を描きました。

 

 

Q5.今後やっていきたいこと、お知らせなどありましたらぜひ。

イラストのお仕事はとにかくなんでもやりたいです。が、

①ファンタジーな作風で、幻想・怪奇小説の装画。
私にとって「心の栄養」である不思議なお話の装画を描ければこの上ない幸せです。

②パッケージ
うさぎや花などの可愛い雰囲気の作風で、刺繍イラストのパッケージ。
可愛いと思います!さらに、半立体の刺繍を平面におとしこむ(印刷する)ことによる違和感が、消費者の目を引くのではないかと思います。

③海の生き物のイラスト
海の生き物が好きなので、今回の展示のような内容で。いつか動かしても見たいです。

④刺繍イラスト拡大したいです。
今回、個展用のポスターを作るにあたって、A5の作品をB2に拡大してみたのですが、かなり綺麗に印刷でき驚きました。
刺繍は小さい媒体だけのものだと思い込んでいたので、実物より大きく見せる刺繍イラストも作りたいです。

(以上は、今思いつく中で特にやってみたいお仕事です!それ以外ももちろん、どうぞよろしくお願いいたします。)

 

 

kobatatsu個展「After Hours 」

今週の作家さんはkobatatsuさんです。HBでの個展は約6年ぶりの開催となりました。深夜に庭で踊る男女、ドクロと談笑する男、カラフルなスーパーで延々と買い物をする女と犬….不思議なシチュエーションがユニークな新境地の作品たちに加え、モノクロの線画も展示します!ぜひお立ち寄り下さいませ!

 

 

今回の個展タイトル「After Hours」は、アンディ・ウォーホルのバナナのジャケットで有名な、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの3rdアルバム『The Velvet Underground 』の中の曲のタイトルから。可愛らしい曲だけど少し不気味な雰囲気があり、その曲のようにちょっとした毒のある世界を描きたかったとのこと。前回のHBの個展から6年経ち、作風にも変化があったkobatatsuさん。これまで描いてきたモノトーンの作品では、装画賞をとることができ仕事にも繋がった。けれど、どこかこれじゃないんだよな…という気持ちもあったといいます。このまま続けていくのもどうかなと思い、一旦ゼロにして、描きたいもの、好きなものを模索。子供の頃に好きだった海外のイラストレーションや絵本、そういうものが根底にあることに気づいたそうです。

 

 

しばらくは全くいい絵が描けず、個展もキャンセルしようと思っていたとのこと。そんな中、DMのビジュアルとなったダンスをする男女の絵が完成し、自分でも気に入るものができたなと感じたそう。描いているうちに自分の中の気持ちのよいところが見つかった感覚で、ようやくスタートラインに立った気持ち、とkobatatsuさん。ジャングルやカーペットの柄を描く楽しさの発見もあったそうです。

 

 

2020年のコロナ禍から描き始めたイラストエッセイ「Daily Drawing Man」は、普段やられている内装のお仕事で全国をまわった時の様子を描かれています。みんなが外に出れない状況で、面白い光景も見れたとのこと。パースをとってしっかりと描きつつ、でもまっすぐな線ではない、自分の線画みたいなものが見つかったと思う、とkobatatsuさん。1冊の本にまとまり、会場でも好評販売中です!

 

 

 

これからの目標は、大きな広告ポスター、雑誌や語学テキストの表紙など、シリーズもののお仕事を手掛けてみたいそうです。日本に限定せず、国の枠を越えてニュートラルな表現のイラストレーションを描いていきたいとのこと。今後の作品も楽しみです!