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収穫祭 谷山彩子個展「Santé!」

今週は毎年恒例ココ・ファーム・ワイナリーさんとの企画展、収穫祭です。ワインラベル制作をイラストレーターさんやデザイナーさんにお願いし、それに伴い個展を開催して頂きます。今年の収穫祭記念ワインは谷山彩子さんに制作いただきました。会場には目で楽しむ、色とりどりに楽しいワインに合うおつまみが登場!お楽しみに!

 

 

 

 

 

<イラストレーション: 谷山彩子 /デザイン: HBスタジオ>

ワインはココファームオンラインショップで販売中です。
https://cocowineshop.com/

葡萄畑で遊んでいる様子がなんともかわいらしいキャラクターたち!
数量限定の特別なワインですのでお見逃しなく!

 

 

「ワインにかかせないおつまみといえば?」
谷山さんがお知り合いの方々にアンケートをとり描かれた作品の数々。
チーズ、牡蠣、ラムチョップ、ピクルス、アヒージョ、醤油麹 … 意外なおつまみも登場?!

 

谷山さんの新作絵本『十二支えほん』のお披露目も。(会場で予約販売中。クリスマス頃のお届けです)
十二支の由来や干支の意味が楽しく学べる1冊。谷山さんが一から調べて、文章も書かれました。前作『文様えほん』につづく新しい知識絵本です!

収穫祭 谷山彩子個展「Santé!」は12/2(水)までです。(最終日のみ5時まで) ぜひお立寄りくださいませ!

小林マキ個展「BON VOYAGE」

今週の作家さんは小林マキさんです。HBでは約4年ぶり2回目の個展開催となりました。ホリデーシーズンに相応しい、華やかでわくわく感いっぱいの作品たち。水彩や線画など幅広く描かれる、小林さんの様々なタッチが楽しめます!新作のオリジナルグッズもお見逃しなく!

 

Q. 今回の展示テーマをお聞かせください。

A.クリスマスシーズンの冬の冷たさの中のキラキラワクワクした雰囲気をテーマにしました。

 

 

旅をテーマ描かれた、雪男の親子がなんともかわいらしい作品たち。原画の美しさも必見です!

 

Q.フリーランスで長くご活躍されている小林さん。続けるコツはありますか?

A.私は子育て期間中、ローペースに仕事していたので、長く活躍していたとは言えないのですが、頂いた仕事をきちんと仕上げ続けること、コツコツとでも前に進めるように、柔軟でいたいと心がけています。

 


Q. 線画も水彩画もとても素敵ですね。近年はどのようなお仕事が多いですか?

A.長い間雑誌と会報誌がメインで、今もそこは大切にしているのですが、ここ数年は絵本、ファッション、文芸や布地のデザインなど、様々なお仕事にチャレンジさせて頂いています。

 

 

Q. 4年ぶりの個展、今回は大変な時期で不安も多かったと思います。実際に開催してみていかがでしたか?また、これからやってみたいことや、目標などをお聞かせください。

A.ニュースで我慢の三連休と流れるのを見ながら、お越し下さいとお誘いする矛盾を感じつつ、実際にギャラリーで皆様とお会いしたら、それはとても楽しい時間だったという複雑なものでした。
今回の個展で技術的なテーマにしていた、水彩表現と線画を引き続き描きつつ、補助的に使っているデジタルがあまりに自己流なので、もう少しきちんと覚えたいと思っています。

常に謙虚で学び続ける小林さんの姿勢が感じられる作品たちでした! 今後の作品も楽しみです!

HBファイルコンペ直接搬入の注意事項

11/14(土)、11/15(日)はHBファイルコンペの直接搬入日!
時間は13時〜18時、時間厳守です!郵送搬入は11/15(日)(当日消印有効)で受け付けさせて頂きます。

http://hbgallery.com/compe.html

https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/018aqg110wb05.html

下記注意事項をお読みの上、ご来廊頂きますようご協力よろしくお願いいたします。

 

・発熱、体調不良のご来場お断りします

・マスクのご着用と入口での手の消毒必須

・会場内の人数を6名に制限中、時間に余裕を持ってお越し下さい

・受付以外の会話禁止、滞在時間は最大で15分程度

・付き添い不可、ご来場は応募者のみ

・お問合せはメールのみ対応します

 

坂之上正久個展「家族模様」

今週の作家さんは坂之上正久さんです。HBでは約1年ぶり2回目の個展開催となりました。坂之上さんの描く、表情のない人物画でありながら温かみのある作品たち。個展のための描きおろし作品のほか、小説『またね家族』や朝日新聞『GLOBE』の表紙画の展示も。原画ならではの質感をお楽しみください!

 

 

昨年から、家族をテーマにした小説や、民主主義をテーマにした絵など、優しいイメージを求められる絵のお仕事が続いたという坂之上さん。今回の展示でも優しい雰囲気のある絵を集められたとのこと。オリジナル作品の人物画は、人間関係をイメージして描く場合と、おもしろいと思った構図を先に決めて描き進めていく場合があるそうです。今回は群像画にも挑戦。皆が同じ向きにならないよう意識して描かれたとのこと。淡白にならないよう、ずっと見ていられるような絵にしたかったそうです。

 

 

昨年のファイルコンペ受賞者展後から、教科書の挿絵や本の装画のお仕事など、少しずつご依頼を頂けるようになった、と坂之上さん。家族に関心があり、以前から家族をテーマにした絵を描かれていたそうで、小説『またね家族』(松居大悟著)の装画を担当できてとても嬉しかったとのこと。重松清、宮部みゆき、向田邦子、山本文緒などの小説もお好きだそうです。

 

 

もっとイラストレーションのお仕事をやりたくて個展開催を決めた、と坂之上さん。装画を描くことは今後も目標としているそうです。今後の作品も楽しみです!

水谷有里個展「特別な日常」

今週の作家さんは水谷有里さんです。HBでは初めての個展開催となりました。紙を切り貼りして描かれている水谷さんの作品たち。やわらかな優しい色彩や、貼り絵ならではの色の重なりなど原画ならではです!何気ない日常の愛おしい風景の数々をお楽しみください!

 

「特別な時間」

実際の風景を元に描かれたという今回の作品たち。テーマとなったのはご実家のある大阪の風景でした。コロナで帰省が出来なかったため、撮りためていた写真を見ながら、懐かしいなと思いながら描かれたとのこと。

普段のお仕事も切り絵で制作されている水谷さん、昨年は仕事に恵まれるもののスランプに陥っていたそうです。仕事が来ているなか、自分の絵が良くならないことを苦痛に感じ、相手に申し訳ないという気持ちになっていたとのこと。 そこから脱却するため、切り絵の手法から一度離れて、手描きの手法にも挑戦されていたそうです。

「君がいた夏」

 

「ふたり」

1年間、ひたすら絵を描き模索していたという水谷さん。自分に合った絵が何なのか、イラストレーターの友人に絵を見せて意見をもらったり、色をたくさん使って描く練習もされたとのこと。あるとき「自分の好きなものだけを描こう」と決めたことで、これまでの思いがふっ切れたそうです。
描き方にも変化があったとのこと。写真を見てそのままを描くのではなく、一度自分の中で消化して組み立てて描くことで、切り絵という同じ手法でも表現の幅が広がり、描くことが楽しく感じられたとのこと。手描きだとうまく広がらなかったため、やっぱり切り絵の方が向いているのかなと感じ、再び切り絵の手法に戻ったそうです。色を使うことも怖くなくなった、と水谷さん。
そんな清々しさも感じられるような、色とりどりの作品がずらりと並びました。

 

「通学路」

「あじさい」

お仕事の中でも書籍にまつわるお仕事が一番楽しい、と水谷さん。小説の挿絵や装画はずっと描いていきたいそうです。今後の作品も楽しみです!

「駐車場で」

植田まほ子個展「台湾羈旅」

今週の作家さんは植田まほ子さんです。HBでは2年ぶり2回目の個展開催となりました。大好きな台湾をテーマに制作された今回の作品たち。現地で食べた美味しい食べ物や、思い出の景色を描かれました。台湾の情緒あふれる作品の数々をお楽しみください!

 

「台北 10:58」

テーマは台湾旅行。実際に行かれた植田さん、ご飯が美味しいのはもちろん、気候も良くて、公共マナーも良かったという台湾。特に感激したことは、現地の人々の親切さだったそうです。電車内では荷物を持っていたら席を譲ってくれるのが日常茶飯事だったといいます。屋台の人も、タクシーの運転手も、どこにいっても良い人だらけ。人に惚れたと言っても良いほど、台湾がお気に入りになったそうです。台湾がテーマだったらいくらでも描ける!と思い、今回のテーマとなりました。どの作品も愛情たっぷりに描かれています。

 

「四四南村 12:53」

台湾を描くにあたり、空気感を表現したいと思ったという今回の作品たち。ゆっくりと時間が流れている感じや、南国特有のもわっと空気感など、行ったことの無い人にも、行ってみたいと思ってもらえるような展示にしたかったとのこと。一番初めに描いたのは高雄の海の景色。どうしてもこれが描きたかったんです! と植田さん。賑やかなところも、静かなところもいい台湾。また行きたいな、と想いを語ってくださいました。

 

左から「高雄 15:02」「高雄 13:46」「九份 20:28」

「台北のレストラン ワタリガニのおこわ シジミのニンニク醤油漬け、旬の青菜の強火炒め」

イラストレーターとしての活動は4年程。食べ物をメインに描かれてきた植田さんですが、人物など食べ物以外を描く依頼も増えているとのこと。今回は初めての風景画にも挑戦。楽しく描くことができ、もっと色々なものを描いてみたいという気持ちになったそうです。

「高雄の食堂 シラスフライと焼きそば」

 

最近のお仕事では、ベルキューブのSNS向け広告イラストレーションを担当。トマト、ホタテ、ハムなど様々なチーズのフレーバーを描かれました。11月にオープンするレストランの、加工食品のパッケージイラストレーションのお仕事も決まっているそうです。

台湾にまつわるお仕事はもちろんのこと、海外のお仕事にも興味があるという植田さん。布や家具などファブリック関連のお仕事もしてみたいそうです。今後益々のご活躍が楽しみです!

樋口たつ乃個展「Life」

今週の作家さんは樋口たつ乃さんです。HBでは4年ぶりの個展開催となりました。Lifeをテーマに、のびのびと暮らす生きものたちや、暮らしの風景、心に浮かんだ情景を描かれました。樋口さんならではの、気持ちのよい筆致をぜひご覧いただきたいです!ぜひお越しくださいませ!

 

日々の生活や生きもの、人生…といった様々な意味を込め描かれたという今回の作品たち。今までで一番楽しんで自由に描くことができて楽しかった、と樋口さん。個展では仕事以外のオリジナルの絵を描いたり、大きい絵を描くことが楽しく、それを見てもらえるのも嬉しいとのこと。

 

 

 

20年程前からフリーランスで活動中。続けるコツを伺ってみると「好きなことなので、あまり根詰めないようにしています。リラックスしながらですね。リラックスしないと続かない気がします。」と樋口さん。特に絵を描く環境はとても大事とのこと。現在、葉山にお住まいで、歩いてすぐのところには海がある環境。気分転換によく散歩に行くそうです。今回の作品も、気分転換しながら描きたくなって描いた作品ばかりとのこと。無理をせず気持ちに正直な姿勢が、作品にも表れているようでした。現在は読売新聞での隔週連載、雑誌の表紙、装画、雑貨店one’sterraceの毎月のポスターを描くお仕事、葉山芸術祭への参加など、幅広く活動されています。

 

 

 

2018年から茶道とイラストレーション&写真&音楽をコラボした『無ん茶会』を仲間と主催されている樋口さん。今後もイラストレーターだけに留まらず、アート茶会など様々な活動をしていきたいそうです。今後のご活動も楽しみです。

 

野口奈緒子個展「いつかの風景」

今週の作家さんは野口奈緒子さんです。HBでは2年ぶり、2回目の個展開催となりました。今回は日常の景色と女の子をテーマに、野口さんならではの繊細な世界観で、様々な情景を描かれました。風が吹き抜けるような気持ちの良い構図と、美しい線画をお楽しみください!

「オリーブ」

前回の個展で、カラー作品のなかにモノクロで描いた線画の評判が良く、次は線をメインで作品づくりをしてみたいと思ったという野口さん。最初に描いた「オリーブ」という絵をきっかけに、風景画も面白そうだなと思い今回のテーマに繋がったそうです。はじめは、色も線もフルプリントで制作されたそうですが、せっかくの個展なので原画を飾りたいと考えた結果、線画を描いた後に色面をプリントするというやり方に至ったとのこと。失敗のできない描き方だけれど、色を先に塗ってしまうとそれに囚われ線がつられてしまい、固くなってしまうと感じたそうです。

 

「歓び」

「南へ」

今回描かれた風景は、普段見ている景色や実際の場所からイメージしているものが多いとのこと。自然豊かな土地で暮らしていることから、植物がお好だそうで、今回の作品にも多く描かれています。画材は油性の0.4ミリのボールペン。紙に髪の毛がついていると思い、ついはらってしまった…というほど繊細な線描。

 

「シグナル」

人物画は知り合いのお子さんをモデルに、実際にポーズをとってもらうとのこと。前回の個展作品でもモデルになった女の子です。

 

「路地」

「ふたり」

今後は風景画を描くようなお仕事もしてみたい、と野口さん。物語をイメージして、女の子と色々な景色を描いてみたいそうです。ますます魅了される野口さんの作品、今後も楽しみです!

ケッソクヒデキ個展「some-thing」

今週の作家さんはケッソクヒデキさんです。HBでは7年ぶりの個展開催となりました。広告、装丁、新聞連載など近年手掛けられたお仕事と、プロフェッショナルな原画を一堂にご覧頂けます!印刷物とはまた違った原画の魅力をお楽しみください!

7年ぶりとなった今回の個展では、前回の個展以降に担当されたお仕事と原画を展示。
久しぶりに個展をやろうと思ったきっかけをお聞きしました!

「仕事ではクライアントが喜んでもらうのが一番だけれど、それだけだと陳腐になってくるのは避けられない。そうじゃない人もいるけれど、自分の場合はそういう傾向がある。好きなようにやるのが個展。仕事の絵もしっかり描いて、オリジナルの絵も定期的に発表する、その2つをやっていくのがバランスが良かったけれど、しばらく忙しくてオリジナルを描くことができなかった。業界で皆が知っている状態にならなきゃいけないなと思う。」

ここ数年間は、美大でイラストレーションの授業を受け持たれていたケッソクさん。その間にも装丁や新聞連載のお仕事をかかえ、多忙なスケジュールで活動されていました。昨年、講師のお仕事が一区切りし、再び自由な創作活動に専念できるように。個展をやることで「またやってるな」と思ってもらえて、認知度があがると考えるそうです。

絵本『図書館が燃えた』の原画。会場では100部限定で販売中。

 

 

自身のことだけでなく、イラストレーション業界全体のことを常に考えているケッソクさん。

「アニメや漫画の方が人気がある今、イラストレーションは業界として負けていると思う。皆いい仕事をしているのに、世間にあまり浸透していないなと。和田誠さん、宇野亜喜良さん等、素晴らしい仕事をしてきた方々がいる。今の若い人達も、もっと評価されてもいいと思う。社会的に認知度を上げていけたらと思うし、今は有名な人だけが突出している状態なので、他の皆も注目を浴びることができたら…と思う。現在イラストレーションと言われている領域はどこか排他的な感じがある。アニメを拒絶するのはよくないし、とんでもない技術で面白いことやっている人もいて、僕らも知らないといけない。僕は不器用だから色々なことができないけれど、世間のことを知らなきゃとは常に思っている。情報を取り入れて、社会との関わりをもつことはやっていかなきゃなと思う。あとは行動を起こす事が大切。受け身だと良くなくて。動く事が格好悪い、恥ずかしいと思っている人が多い。文句ばかり言っていて何もしない人が一番良くない。常に動いている奴が勝つと思っている。考えているだけじゃダメだと、肝に銘じている。動いたもの勝ちだと思う。」

途絶えることなく依頼が来ているケッソクさん、これからも今までないようなことをオリジナルの絵で挑戦してみたり、仕事に活かしたりしながら、自由と規制の中でしっかりと描きつつ、面白おかしくやっていきたいそうです。

 

藤枝リュウジ個展 「MUPPET」

秋の恒例企画展、今年も藤枝リュウジさんの展覧会がはじまりました!

今回の作品には、窓が多く登場します。

これはお仕事の絵本制作で、背景にたくさんの窓を描いたことからイメージを膨らませられたそうです。

個展のために書き下ろされた藤枝さんの最新作、ぜひご覧下さいませ!

作品はオンラインショップからもご購入いただけます!

http://hbgallery.shop-pro.jp/

「あの山こえて」

それぞれの窓から顔をのぞかせたり、飛び出したり、楽器を弾いたりとキャラクターたちの楽しそうな動きや表情が魅力的です。

「サタデーナイトの酒宴」

「ピアノセッション」「ああいえば こういう」

↓藤枝さんお気に入り作品はこちら。

「ハのハのハ」

余白のあるシンプルな絵を描きたい、藤枝さん。

軽やかな笑顔とゆったりとした余白が心地良いです。

展覧会では毎日新聞朝刊にて連載された、宮部みゆき「黒武御神火御殿」の挿絵原画もご覧いただけます。

藤枝リュウジ個展「MUPPET」 は9/30(水)までです!(最終日のみ17時まで)ぜひお越しくださいませ!!