HB Gallery

Blog

和田誠個展「青い河馬」

今週はHBギャラリーでは毎年恒例の、和田誠さんの展覧会です。
今年はご自身で作られた俳句をテーマに絵を描かれました。
和田さんの味わい深い5・7・5の文字と、絵の組み合わせがなんとも愛おしい作品たち。
すべて新作・描きおろしです! お見逃しなく!

 

<和田誠さんのコメント>

ぼくは俳人ではありませんが、たまに句会に招かれて、頭をひねりながら
俳句を作ることがあります。自分の俳句に絵をつけるのも楽しいので、
今回俳句入りの絵を20点描きました。

 

  

  

 

俳句本も多数出されている和田さん。
これまで出版された『白い嘘』『連句日和』『連句遊戯』も展示にあわせて会場で販売しております。
展示の記念にぜひどうぞ!

 

  

  

 

会場では、和田誠さんの2017年壁掛けカレンダーのご予約を受付しております。
今回の展示作品をすべて収録予定! 1冊¥3000(着払い)で、12月中旬お届け予定です。展示の記念にぜひどうぞ!

 

HBオンラインショップでも展示作品をお取り扱いしております。
http://hbgallery.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=2054814&csid=0&sort=n

和田誠個展「青い河馬」は11月16日(水)17:00までです。ぜひお立寄りくださいませ!

 

原けい個展「淡水」

今週の作家さんは原けいさんです。ご自身初めての個展開催となりました。
今回は、原さんが自然に描けるモチーフとして”川”をテーマにされました。
直線を生かしデフォルメされた水辺の景色や人物など、原さんならではの独特な空気感が広がります。
原画ならではの、引っ掻き線のあるマチエールや色遣いをお楽しみください!

 

 

高校時代、美術部で油絵を描かれていた原さん。卒業後は美大へ進学し、現代美術を専攻されていたそうです。大学に入ってからは絵の制作から離れ、映像やコンセプチュアルアートについて学ばれました。

大学卒業後は、印刷会社へ就職。何か制作がしたいと思ったときに、絵だったら気軽にできそうだなと感じ、気分転換に絵の制作を再開します。その頃、大塚いちおさんやいとう瞳さんの作品を見て、抽象的な感じや自由な作風でありながら、普段の生活や社会とつながっているイラストレーションに心が動いたそうです。

 

 

高校の美術部時代、いい先生に恵まれたことで、絵を描く場の力の凄さを経験的に知っていたという原さん。社会人になってもそんな場所を求めていたそうです。そんな時に峰岸達さんの塾、MJイラストレーションズの存在を知ります。MJブログで生徒さんの作品を遡って閲覧してみると、入った当初から2~3年でどんどん成長している過程が見れたそうです。いい指導があるんだと思い、入塾することに。先生は個人それぞれの作家性を大事にしながら、イラストレーションとして成り立つか、きちんと締めてくれたと言います。MJに在籍した4年間、課題の提出で描く力もつき、近年ではペーターズギャラリーコンペ大賞や、チョイス年度賞入選にも輝きました。峰岸先生の熱量が、生徒の作品のクオリティにつながっていると感じるそうです。課題を提出するときも、内容が薄いんだったら枚数を出さないと!という気持ちになるのだそう。

 

 

人物を描くことにずっと苦手意識があったという原さん。ペーターズのコンペで鈴木成一さんから賞を頂いたときには、まさか人の目に止まるとは思ってもいなかったといいます。成一さんから頂いた”情緒を排した絵”という言葉がすごく腑に落ち、自分の描きたい絵がきちんと伝わっていたことが嬉しかったそうです。イラストレーションとして考えるとまだ課題は多いそうですが、どうしても出てしまう感覚や、忘れられない感覚を作品にしていいんだ、絵を描く理由はもっと違うところにあるのだから、と改めて自信につながったそうです。その後『小松とうさちゃん』の装画のお仕事で鈴木成一さんとのお仕事につながりました。

 

 

チョイスの入選がきっかけで、アートディレクターの川名潤さんからお仕事のご依頼も。直接絵を見てもらいに行くと、イラストレーションの現状のお話になったり、自分の作品以外にもたくさんのお話を聞く事ができてすごく楽しかったそうです。イラストレーション、デザイン、グラフィック全体に対して愛が溢れていて、そこに携わる人への愛情にも感動したそうです。

チョイスでは川名さん以外にも、大塚いちおさんやいとう瞳さんからの得点もあったそうで、以前から憧れのお二人に絵をいいと感じてもらえて嬉しかったそうです。原さんご自身、日本画も油絵もグラフィックも、色々な絵が好きでどんな絵を描きたいかまだ迷っていると言います。どういう軸を持つのかがご自身の今後の課題になりそうです。

 

普段の生活や仕事とは違い、絵だと個人の感じてきたことが自然と価値になる、そういうことで仕事になれるのは幸せだなと思うそうです。原さんの今後のご活躍が楽しみです。

 

早川靖子個展「花庭」

今週の作家さんは早川靖子さんです。HBでは初めての個展開催となります。
現在、京都府にお住まいの早川さん。ご自宅のお庭でたくさんの植物を育てていらっしゃるそうです。
季節によって見え方が違う花々、つぼみや葉っぱ、生長の様子を間近でじっくりと観察して描かれました。それぞれの魅力が引き出された植物たち、ぜひご覧いただきたいです!

 

『薔薇つぼみ』

 

今回描かれたお花は、すべて早川さんのお庭にあるお花だそうです。薔薇やハイビスカス、シクラメン、藤の花、アロエなど種類もさまざま。お花好きなご両親から受け継いだ植物もあるそうです。写真ではなかなか見ることのできない、種の様子や葉っぱの裏側までじっくりと観察して描かれています。
海が近く自然豊かで、花を育てるにも環境が良く、季節ごとに色々なお花を見ることができるのだそう。

 

『薔薇 ~ダブルノックアウト~』

 

『カラー』

以前、テキスタイルデザインのお仕事を10年程されていたという早川さん。当時、花や植物をよく描いていたそうです。最近では動物や静物、風景など様々なモチーフに挑戦されていますが、個展では元々好きだった花を描くことに。
テーマを決めてからは、なかなか描き出しがうまくいかずに苦労したそうです。リアルにはしたくないけれど、形を崩すのもどうだろう…そんな悩みを経て、自然に見て気持ちのいいもの、自然な姿を描きたい、という早川さんの想いが伝わる作品たちが生まれました。

 

『ガーベラ』

『一才ふじ 種』

 

葉っぱの色味は、花の種類によって少しずつ変えているそうです。生きた植物たちの深い色彩が表現されています。

イラストレーションのお仕事はネットでやり取りをされるそうで、遠方でも特に不自由はないそうです。もっとお仕事に繋げていくのが目標とのこと。今の自然豊かな環境だからこそ描ける花や植物、海辺ののどかな風景など、それらを生かして自分の持ち味として出していけたらとお話してくださいました。

 

『薔薇 ~デビッド・オースチン~』

 

川崎真奈個展「土曜日のアイスクリーム」

今週の作家さんは川崎真奈さんです。HBでは初めての個展開催です。
ベッドの上でアイスクリームをほおばる女の子、お気に入りのカフェで楽しむストロベリーシェイク、愛犬とのお散歩 …など、思い思いに休日を楽しむシーンが描かれました。土曜日にしか味わえないのんびりとした心地よい空気感が、川崎さんの丁寧な筆運びから感じられます。ぜひご覧いただきたいです!

 

 

今回のテーマは土曜日。土曜日特有の空気感や、ゆるやかに流れる時間、日曜日にむけたわくわく感、楽しい気持ちなどを表現したかったそうです。思わず、こんな休日があったらないいな!と憧れてしまうシーンばかり。人物を描く際、特定のモデルは居ないそうですが、いくつか資料を見てそこから発展させたり、自分でポーズをとって描いたりするそうです。服や小物は自分の持ち物になることも。

どの人物も表情が魅力的に描かれている川崎さんの作品たち。先に表情を描きはじめ、顔がうまく決まったら他の部分を描き進めていくそうです。

 

 

福井真一さん主催のF-SHCOOLや、山田博之さんの塾で勉強をされた川崎さん。はじめの頃は、イラストレーションが何かも全くわからなかったし、どんなイラストレーターがいるのかもわからないところからのスタートだったそうです。人物も風景も描けず、これでは仕事に繋がらない!と気づき、とにかく色々なものを描いてみたそうです。

そんな勉強中のなか、初めての個展を開催。見に来てくれたお客さんから意見が聞けたり、繋がりができて一気にいい方向へ開けていったそうです。その後も毎年個展を通じて、少しずつじわじわと色々なものが描けるようになり、絵も変化していったそうです。今では人物・風景・モノまで幅広く描け、お仕事も少しずつ増えています。

 

 

 

 

幼い頃から絵を描く事が好きだった川崎さん。人見知りだった小学校時代、ゆるキャラを描いてみたり変なイタズラ描きを見せたりすると、壁のあった子と急速に仲良くなったり、絵を通じてコミュニケーションが発展していったという経験が多々あったそうです。その当時の思い出が、川崎さんにとってはイラストレーターになる原点のような出来事だったそうです。

今後も幅広く本や雑誌、ファッションに関わるお仕事をやってみたいそうです。今後のご活躍も楽しみです!

 

 

 

浅羽容子個展「前略 草々」

今週の作家さんは浅羽容子さんです。HBでは、ファイルコンペvol.25の特別賞展以来、約1年半ぶりの展示となります。
今回のテーマは”手紙”。作品の随所に、浅羽さんならではのユニークなアイデアが散りばめられています!ぜひ原画をご覧頂きたいです!

『AからAへ』

手紙を書くように、それぞれの作品には『〜へ』というタイトルがつけられています。特定の誰かに宛てたものや、抽象的なものへ、これから出会う人へ…など自由な発想で綴られました。

アナログなものや紙媒体が大好きという浅羽さん。これまでは”本”をテーマに描かれていましたが、アナログなものの延長で手紙をテーマにしようと行き着いたそうです。浅羽さんの作品からも、手描きならではの温かみが感じられます。

 

『新しいピラミッドへ』

『グレアムの小さな思い出たちへ』

 

画材はアクリルガッシュ。個展前は朝4:30に起床し、2時間ほど描いてから出社するという日々が続いたそうです。そんな努力の蓄積が感じられる、丁寧で見応えのある作品たちです!

会場では、展示にあわせて刊行している『惑星新聞』も配布中。元々、文章を書くのがお好きだったそうで、展示の度にすべてご自身で制作されているそうです。物作りの原点のような、ワクワクがたくさん詰まった新聞です!

 

 

『出会う人々へ』

 

今後も媒体問わずいろいろなお仕事に挑戦してみたいそうです。特にやってみたいお仕事は本の装画を描くこと。これまでも、大好きな本をモチーフに作品を描かれたりと、ほんとうに本や紙媒体がお好きなのだそう!ご自身での目標は、物語と絵で何か形あるものを作ることだそうです。

浅羽さんの丁寧なものづくりの姿勢が感じられるすてきな展示となりました。ぜひ多くの方にご覧いただきたいです!

 

『便箋と切手へ』

藤枝リュウジ個展「ふかんぜんなまる」

この時期恒例の、藤枝リュウジさんの個展、今回のテーマは「ふかんぜんなまる」

のびのびとした作品をお楽しみください。

 

 

 

 

 

藤枝リュウジさんの展示は、12日水曜日まで!どうぞお見逃しなく!

なかむら葉子個展「和の庭」

今週の作家さんは、大分県在住のイラストレーターなかむら葉子さんです。
HBでは約3年ぶり3回目の個展開催となりました。今回テーマにされたのは”和の庭”。抽象と具象を行き来するような楽しいフォルムと、なかむらさん独特の色彩の組み合わせで、新しい和の表現に挑戦されました。デジタル作品ながら温かみの感じられる作品たちです。なかむらさんのオリジナルブランドhocoraのグッズも好評販売中!ぜひお立寄りくださいませ!

 

 

2011年にHBでは初めての個展を開催されたなかむらさん。当時、イラストレーションのお仕事の経験はほとんどなかったそうです。5年たった今では、NHK『まいにち中国語』の表紙を手掛けるなど、レギュラーのお仕事が少しずつ来るようになったとのこと。どこで知ってくれたのかご本人にはわからないそうですが、個展で作品を知ってもらえたり、1つのお仕事が次のお仕事を呼んでくれたのかも、とお話してくださいました。イラストレーションファイルに掲載されたことも、なかむらさんにとって大きな出来事だったそうです。

 

 

大分県にお住まいのなかむらさん。打ち合わせの際にはSkypeでお互い顔を合わせてやりとりをすることもあるそうです。東京でのお仕事の他、地元ではお菓子『なごり雪』のパッケージイラストレーションも。これからもっと、地元や全国的にもお仕事を増やしていきたいそうです。

 

 

オリジナルの雑貨やブランドを作ったりと、やりたいことにどんどん挑戦されているなかむらさん。hocoraの雑貨は、大分・香川・高知・愛媛などの雑貨店に卸して販売されているそうです。
今後の目標は、もっとブランドを広めることと、エディトリアルでのイラストレーションのお仕事は特に力を入れていきたいとのことでした!

 

会期中はhocoraのグッズも充実しております! ブローチやコースター、カレンダーなど展示の記念にぜひどうぞ!

 

山﨑若菜個展「バグる。」

今週の作家さんは山﨑若菜さんです。HBでは約3年ぶり2回目の個展開催となります。
今回の展示では、現実ではありえないちょっとバグった世界をテーマに表現されました。
instagramで海外から大人気の山﨑さんのユニークな世界観、ぜひ体感していただきたいです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バグった世界を表現するため、錯覚や錯視にまつわる本をたくさん読み、どんな種類があるかを勉強されたそうです。そこから着想を得て制作されたのが今回の作品たち。だまし絵で有名なエッシャーの作品にも影響を受けたとのこと。いまにも動き出しそうな、パワフルで躍動感のある山﨑さんの作品!いつかアニメーションのお仕事するのが夢だそうです。

 

今回は幾何学的なカタチと有機的なカタチを組み合わせて表現したいという裏テーマもあったそうです。
これまでにはあまり描かれなかったカクカクとした線が、山﨑さんの作風を一新したように感じます。

 

 

山﨑さんがイラストレーターとしてお仕事をし始めたのは2009年。最近では少しずつお仕事が来るようになったとのこと。instagramやTumblrで1日1枚、作品をアップするという作業を3ヵ月ほど続けたことで、海外からの反応がたくさん来るようになったそうです。そんな日々の積み重ねが実り、来年にはフランスでマンガ本の出版も決まりました。

これからも日本ではもちろん、海外のお仕事もたくさんやってみたいそうです。いつかニューヨークやロンドンでも個展をひらきたいと、夢いっぱいの山﨑さんでした!今後益々のご活躍も楽しみです。

 

シカゴのTan&Loose Press で発売されたリソグラフポスターも、数量限定で販売中です!
現地ではSOLD OUTになり大人気だったそうです。お早めにどうぞ!

くぼあやこ個展「画画画」展

くぼあやこ個展「画画画」展

 

今週の作家さんは、くぼあやこさんです。

前回の個展はHBファイルコンペvol.22で、副田高行さんの大賞展以来、4年ぶりとなります。

今回はお仕事の絵を中心に、たくさんの作品を拝見できる展示となっております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

くぼさんのお人柄が感じられる、温かみのある美味しい食ベ物のイラストや、季節の草木、動物など、見ているととっても癒されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とっても見応えのある仕上がりの、えほん七十二候の原画も見ることができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少しづつお仕事が増えてきたというくぼさん、今後の活躍もとっても楽しみですね!

くぼさんは日、水在廊予定です、どうぞお見逃しなく!

 

仲條正義個展「2016年、仲條」展

仲條正義個展「2016年、仲條」展

 

今週の作家さんは、アートディレクターの仲條正義さんです。

HBでは、この時期恒例の目玉展示として、楽しみにされてる方も多いのではないでしょうか。

今回もオール新作、摩訶不思議で楽しい仲條ワールドをどうぞお楽しみに!

作品は¥97.200-(税、送料、額込み)で販売いたします。家宝として1点いかがでしょうか。

9日11時から、お電話と03-5474-2325、会場でご購入頂けます。

 

 

 

 

 

 

 

 

毎年パワーアップする仲條さんから、益々目が離せません!

仲條正義個展「2016年、仲條」展は14日水曜日まで!どうぞお見逃しなく!