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日下潤一賞 もとき理川個展「real life motoqui もとき理川がイラストレーターになるまで 1」

HBファイルコンペvol.23 大賞展二週目は日下潤一賞を受賞されたもとき理川さんです。
HBでの個展は3回目となります。
昨年9月の個展で展示した作品をコンペに応募したところ、見事大賞に輝きました。

 

— 日下潤一賞、おめでとうございます。まずは感想をお聞かせください。

ギャラリーからお電話をいただいたときは、
「わたし、なにか忘れ物をしましたか?」といった感じのまぬけた対応をしていたところ、
スタッフの方から「いえいえ、そうではなく…大賞を受賞されましたよ」という内容で。
もう、ぎょぎょっ!という感じでした。
日下さんは厳しそうなお方だし、きっと自分の作品は好きじゃないだろうな…
と勝手に思っていたので、信じられなかったです!

— ファイルコンペのご参加は何度目でしたか?

青山塾に通っていた頃からなので、10回くらいは参加していると思います。

— 今回、ファイル作りで工夫されたことはありましたか?

いえ、今回は一番楽なファイル作りだったんです…。なのに受賞してしまった!という。
これまでは新作描き下ろし主義だったのですが、今回は時間がなかったこともあり
9月の個展で展示した作品をそのまま出したんです。

— あの個展は本当にすばらしかったです!納得の大賞です。
今回は、もときさんのこれまでの人生を垣間みれる展示となりましたが、エピソードがどれもいいですね。
みなさんの反応はいかがでしたか?

みなさん笑いどころをわかってくださっていて、安心しました。
きっちり笑ってくれる!知ってるひとも知らない方も、反応がいいですね。

— じーんとするエピソードもあり…感動しました。

それぞれ見る方に重なる所がきっとあるのでしょうね。

— そうかもしれません!
今回は画材もいろいろと挑戦されましたね。いかがでしたか?

えのぐは厳しかったですね。10年ぶりくらいに使いました。
また、もともと色のついたカッティングシートを使用してましたが
今回は、白い紙にえのぐで色を塗ってさらにオイルパステルでテクスチャーをつけ
切り絵をするというのもやってみました。
人のぬくもりやあたたかみのあるタッチになって、自分でも発見があり感動しました!
いままでの手法は体温が低そうな感じがして、すこし飽きていたのかもしれません。

— マチエールのついた作品、とてもすきです。広がりを感じますね。
最後になりますが、今後の目標や抱負をお聞かせ頂けますか?

いろんなタッチで描くたのしみを知ったので、頂いたお仕事によって
描き方を変えてみたいなと思いました。これまでの手法プラス新しい手法で。

— ありがとうございました!今後のご活躍もたのしみにしております。

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