矢吹申彦個展「板にブリキ」
今週の作家さんは、矢吹申彦さんです。
HBでは2005年の「カンゲキカンレキテン 峰岸達×矢吹申彦2人展」以来、
約9年ぶりの展覧会となります。
今回はこれまでも何度かモチーフにしてきたという、”ブリキのおもちゃ”がテーマです。
板にブリキを打ちつけたような作品を描きたかったという矢吹さん。
自然の風景と、そこへ置かれた愛らしいブリキのおもちゃ。
2つの融合が矢吹さん独特の、不思議な雰囲気を醸し出しています。
今回はそんな矢吹さんの新作イラストレーション、全20点を展示・販売しております。
ベニヤ板に描かれた丁寧な手塗りの質感、色彩の美しさは原画ならではです。
「サーカスⅡ」
「空しいブランコ」
矢吹さんといえば、空と雲。
そしてどこか儚げなブリキのおもちゃ。
矢吹さん色の様々な青空が広がりました。
「豚を飼ふ」
「1956年の青嵐」
矢吹さんは1つの作品を描き始めると、はやく完成が見たくなるそうで、
1点ずつ集中して描き進めていくそうです。
描くのが楽しくてたまらないという雰囲気が作品からも伝わってきます。
「70歳のおじいちゃんでもまだまだ頑張っているよ。」と矢吹さん。
「板にブリキ」展は、5月14日(水)17:00まで開催中です。お見逃しなく!
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