西山竜平個展「香る街」
今週の作家さんは西山竜平さんです。3月に上京された西山さん、東京で初の個展となります。
圧倒的な描写力と、どこか懐かしさを感じさせる作風がとても魅力的です!
今回の個展の作品は、普段の生活の中で見えるものや、そこで感じた事などを描きたいと思って制作されたそうです。
愛知芸術大学でデザインの勉強をする中で、絵を描く楽しさに目覚めた西山さん。
緊張せずに描けるように、毎週、100枚のクロッキー帳と3枚の絵を制作していました。
モノトーンの作品の簡素な美しさが好きで、4年間、鉛筆や墨で制作をしていたそうです。
大学卒業後は、院に進み、制作の幅を出すためカラーでも描きはじめたそうです。
最初は水彩を何層にも重ねて描くという描き方で制作していましたが、
今は、墨とリキテックスを使って描いているそうです。徐々に絵を整理して抜きどころが分かってきたそうです。
デザイン科で学んでいた時から、イラストレーションは日々の暮らしの中に自然とあるものだと感じていたそうです。
パッケージのお仕事など、日々の生活の中で見てもらえるお仕事がとても嬉しいそうです。
人の記憶に残るようなお仕事がしたいという西山さん。
書籍や、雑誌、広告、パッケージなど媒体問わず様々なお仕事がしたいそうです。
優しいお人柄と、説得力のある画力がとても魅力的な今注目の若手作家です、これからの活躍が益々楽しみです!
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