夜久かおり個展「お外で会いましょう」
今週の作家さんは夜久かおりさんです。HBでは初めての個展開催となります。
今回描かれたのは、ある1冊の本をきっかけに外の世界に興味を持った少女の物語。展示作品が収録された新作ZINEの販売も!5色のボールペンで丁寧に描かれた静謐な世界観、ぜひご覧くださいませ!
22歳の頃、地元・熊本のケーキ屋さんで社員としてお勤めされていた夜久さん。元々、絵を描くのがお好きだったそうです。当時、お店のPOPを描いていたことで、徐々に絵を仕事にしたいという気持ちが強くなり上京を決意。印刷会社に約6年間勤め、現在はフリーランスで活動されています。出版社への売り込みがきっかけで、今秋から『小説推理』の連載挿絵を担当されます。
画材は、高校生の頃から絵を描くのに使っていたというボールペン。
好きな作家は酒井駒子さん。自分も女の子の絵が描きたいと思い、これまでずっと独学で描いてきたそうです。
一昨年の東京装画賞では坂川栄治賞を受賞。この方向でいいんだ!という安心感が生まれたとのこと。どんどん描いて、自分のタッチを定着させていきたいそうです。
これからもずっと描きたい、長くお仕事を続けていきたいとお話してくださった夜久さん。絵本や雑誌の挿絵、広告など、熊本のご両親にも見てもらえるような媒体でお仕事をしてみたいそうです。今後益々のご活躍が楽しみです!
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