マリワ個展「HELLO! ANIMAL GARDEN.」
今週の作家はマリワさんです!
HBでは初個展です。
カラフルポップな動物や自然など、見ているだけで楽しくなるマリワワールドをご堪能ください!
1.今回の個展「HELLO! ANIMAL GARDEN.」の準備はどのように進めていきましたか?
楽しかったことや大変だったことなどお伺いしたいです。
今回は、自身の原点に立ち返るような気持ちで制作を始めました。
山梨県北杜市という自然豊かな土地で育った経験から、「植物」と「動物」を軸に据えています。
幼少期、野山や森、川は私にとって冒険と観察の場でした。
そこには常に発見があり、生き物や植物と向き合う時間がありました。
その感覚を思い出しながら描くことで、楽しみながらのびやかな気持ちで制作することができました。
作品の中にある少しの違和感やユーモアも、自然の中で感じてきた“予測できない面白さ”から来ているのかもしれません。
ご覧になる方にも、その自由さや空気感が伝われば嬉しく思います。
大変だったことは、HBギャラリーという三面が大きく使えるギャラリーでの空間作りを考えることがとても難しく、
作品のサイズ感や数などを検討することに多く時間を費やしました。
2.とても可愛いらしい作品を制作されるマリワさん。
現在の作風に至った経緯をお聞かせください。
長く作風を模索する時間を経て、現在は「ユーモア」と「余白」を意識しています。
すべてを説明しないことで、見る人それぞれの物語が生まれる余地を残したいと考えています。
今も試行錯誤の途中ではありますが、その時々の自分に正直な表現が、常に“最新作”だと思っています。
3.パッケージのお仕事をたくさんされてるマリワさん。
お仕事の制作の際、普段の絵との違いなど、意識されることはありますか?
パッケージのお仕事は、以前から強く関心を持っていた分野のひとつです。
実際に手に取られ、生活の中に存在する媒体であることに魅力を感じています。
WEBや雑誌のお仕事ではデジタルで完結することが多いのですが、パッケージは「物体」として人の手に渡っていきます。そのため、可能な限りアナログの工程を取り入れるようにしています。
例えば線は手描きにする、着彩に水彩を用いて滲みや揺らぎを残すなど、コントロールしきれない“現象”や“偶然”をあえて活かすことを大切にしています。
均一で整いすぎた線ではなく、わずかな揺れがあることで、人の手の温度が伝わると考えているからです。
商品そのものだけでなく、それを手に取る瞬間や、贈り物として受け取る時間まで想像しながら制作できることが、パッケージの仕事の醍醐味だと感じています。
4.今後挑戦したいお仕事や作品制作など教えてください。
今後は大きく三つの方向に挑戦していきたいと考えています。
一つは、商業施設のイベントビジュアルなど、空間全体に展開される規模の大きな仕事です。
イラストが街や空間の風景の一部になるような表現に挑戦してみたいと思っています。
二つ目は、書籍の装丁や絵本など、物語に関わる仕事です。物語の入口となる一枚として、本と読者をつなぐ役割を担えたら嬉しいです。
そして三つ目は、地元・山梨に根ざした仕事です。例えばワインや日本酒、地ビールなどが盛んな地域ならではの、
お酒のパッケージなど、土地の風土や空気感を視覚化するようなパッケージやブランディングにも関わっていきたいと考えています。
ありがとうございました!






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