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仲條正義個展「CATS」

今週の展覧会は、HBギャラリーで毎年開催されるココファームワイナリーさんとの企画展、収穫祭です。
ワインラベルの制作を
イラストレーターさんにお願いし、それに伴い展覧会を開催して頂きます。

今年の作家さんは仲條正義さんです。
HBでの仲條さんの展示は、「LOST AND FOUD」以来約1年ぶりとなります。
今回のテーマはネコ。仲條さんらしいアイデアに富んだ、ユニークな作品ばかりで
これまでに見たことのない、驚きと楽しさに溢れています。
収穫祭のために描き下ろされた新作イラストレーション、全20点を展示・販売しております。

 

 

 

おとなしいネコ、今にも飛びかかりそうなネコ、色っぽいネコ…
画材もタッチもさまざまな、表情豊かなネコたちです。
ひとつのテーマから、こんなにもユニークな作品を生み出すことのできる
仲條さんのパワフルさには、ただただ圧倒されます。

 

 

 

ココ・ファーム・ワイナリーさんで販売されている、
仲條さんラベルの「収穫祭記念ワイン」は下記リンクよりお求め頂けます。
とても飲みやすく美味しいワインです、ぜひお試しください!
 

白ワイン http://cocowineshop.com/SHOP/SBB-2572.html
赤ワイン http://cocowineshop.com/SHOP/SAB-2570.html

浅妻健司個展「髭と猫」

今週の作家さんは浅妻健司さんです。HBでの個展は約6年ぶりとなります。
今回は『吾輩は猫である』を執筆していた頃の夏目漱石をテーマに、さまざまなタッチで
表情豊かな浅妻さんらしい漱石像が描かれています。
普段のお仕事とは違ったタッチの作品もあり必見です。お見逃しなく!

 

 

— まずは今回のテーマについてお聞かせいただけますか?

何かしら、自分にゆかりのあるものをテーマにしようと考えていて、
自分の勤め先がある早稲田に住んだ人物、ということで夏目漱石を選びました。

— 今も漱石にちなんだものなどが残っているのですか?

駅の脇に「夏目坂」は、この辺りの名主だった漱石のお父さんが名付けたそうです。
「喜久井町」という町名も、夏目家の家紋が由来になっています。

 

 

— 『吾輩は猫である』を執筆していた頃は、浅妻さんにとって印象的な出来事が多かったのでしょうか?

当時、大学の先生だった漱石は、作家を生業にしたいと考えていました。
なので「吾輩は猫である」執筆は漱石にとって、嬉しく楽しい作業だったんじゃないかなと思います。
絵にするのに、神経質で精神を患っている暗い漱石よりも、創作を楽しんでいる漱石を描けたらなと思って、
「猫」を執筆していた頃にテーマを絞りました。

 

 

— ほのぼのとしていてかわいい漱石ですね。
今回、いろいろなタッチで描かれているように見えるのですが画材は何を使われていますか?

アクリルガッシュや、ボールペン、マッキーなど文房具のペンです。
気軽に使えて、リラックスして描ける画材を使っています。
面白そうな画材を見つけたら試してみるようにしています。

 

 

— 今回、6年ぶりの個展開催ですが、展示してみてよかったなと感じたことはありますか?

作品を作っていく過程で色々な発見があって、それが良かったです。
またテーマについて色々調べものをしたのも、良い経験になりました。
漱石は、絵を描くのも見るのも好きでしたし、自身で装丁をした『心』に「ars longa, vite brevis.(芸術は長く、人生は短いと訳すようです)」という言葉を掲げたように、漱石は普段から、芸術や創作はどうあるべきか考えていたんじゃないかなと思うので、そういう姿勢を自分も見習わなきゃなと思いました。

 

 

— 最後に、今後の活動目標をお聞かせください。

20年近く前に、唐仁原さんに「長く続けていきなよ」と言われたのもあって、そうあるのが目標です。
長く続けるためには、自分自身にも、人にも飽きられないようにしないといけないなと思うので、少しずつでも進化していきたいです。

ファイルコンペ、直接搬入について

HBファイルコンペの搬入はいよいよ今週末、
前日に確認する事&搬入日の手引きを作りました。ぜひご確認下さいませ!

 

 

赤池佳江子個展「アジェのレンズ」

今週の作家さんは赤池佳江子さんです。HBでは3年半ぶり、5回目の個展となります。
元HBスタッフの赤池さん。現在は地元の金沢でイラストレーターのお仕事を続けられています。
今回の作品は、20世紀初頭に、古きパリの街並みを撮り続けた写真家、ウジェーヌ・アジェをテーマに
すべて墨一色で描かれました。掛け軸での展示も新鮮です!ぜひお立寄くださいませ!

 

 

— 今回はどうしてモノクロで描かれたのですか?

普段描くときに、色を使いすぎているなと感じていて
次の個展はどうしよう…と思っていたときに、たまたま唐仁原さんにお会いする機会があり
「次はモノクロがいいんじゃない?」と、ぽんっとアドバイスをいただきました。
最初の個展もモノクロだったので、初心にかえる気持ちで描きました。
墨の配分を考えたりするのが楽しかったです。

 

 

— 今回はなぜアジェをテーマにされたのですか?

パリへの憧れがあったのと、この時代がすごく好きで
アジェの写真集も持っていて好きだったこともあり、この人をテーマに描こうと思いました。

— パリにも実際に行かれたんですよね。

以前個展でユトリロをテーマに描いたときは実際に行った事はなく、資料を元に想像で描いていたのですが
1度は行かなければ!と思っていました。実際に行ってみると、写真で見た建物があったり、パリの空気を吸えたのがよかったです。今回描いたムーランルージュへも行ったのですが、トップレスの女性が踊っていたりして、想像と全然違いました…。

 

 

— 作品からも好きな気持ちが伝わってきますね。
掛け軸の展示もおもしろいです。和と洋が組み合わさっていて新鮮ですね。

掛け軸も唐仁原さんのアドバイスです。
和洋折衷でとアイデアをいただきました。和紙に描くのが難しいと思ったので、シルクスクリーンの刷れる工房を借り、そこへ通って制作しました。和紙は金沢の石川まゆみさんという方が漉いている、二俣和紙を使用しています。

— 原画と思うくらい綺麗な刷りですね。
アジェの長い生涯を描くにあたり、描くシーンはどのように選ばれたのですか?

まず年表を作って、この場面を描きたいなというシーンを書き出していきました。
子供の頃の写真はなかったので想像で描いたり、アジェの撮った写真を参考にしたりして描きました。

 

 

— 赤池さんの絵はどんな媒体で使ってもらうことが多いですか?

文芸誌や、きょうの料理、主婦雑誌やファミリー向けの雑誌が多いです。

— 地元の金沢でもご活躍ですが、お仕事の割合は東京と比べてどうですか?

6割が東京、4割が金沢くらいです。金沢の看板やイベントのチラシのデザインや、
金沢の新しい郷土玩具「てるてる」という桐の木地に絵付けしたりもしています。

 

 

— 地元に戻られてから売り込みなどはされたのですか?

売り込みはしなかったのですが、せまい地域なので1人とつながれば、次々とつながるような感じで
イラストレーターもあまり多くないので、お声掛けいただくようになりました。

— 今後やってみたいお仕事はありますか?

映画のチラシにイラストレーションを描くお仕事をやってみたいです。
映画のエンドロールに自分の名前がのったらいいですね。これからも、細く長く続けていけたら良いです。

 

和田誠個展「画家群像」

今週はHBギャラリーでは毎年恒例の、和田誠さんの展覧会です。
今回は画家をテーマに、ピカソやマティス、ダリ、ゴーギャンなど世界の画家のポートレイトを制作されました。
顔の特徴はもちろん、服装や背景なども入念に資料を探され、それぞれの画家の特徴に合わせて描かれたそうです。

今回はそんな和田さんの新作、全12作品を展示・販売しております。
画家のポートレイトはこれまであまり描かれたことのないテーマだそうで、
和田さんにとってもチャレンジングで新鮮な展覧会となりました!

 


「パブロ・ピカソ」

 


「サルヴァドール・ダリ」

 

作品はすべてリキテックスプライムという和田さんお気に入りの画材で描かれています。
発色も美しく油絵のような質感で、上品な佇まいです。
展示作品の中には知る人ぞ知る画家も!

 

 

「フリーダ・カーロ」

 


「ヴァンサン・ヴァン・ゴッホ」

 

会場では、和田さんの新刊やポストカードなど会場限定のグッズも充実しております。
この機会にぜひお求め下さいませ!

和田誠個展「画家群像」は11月5日(水)17:00までです。お見逃しなく!!

 

菅野裕美個展「木漏れ日のように」

今週の作家さんは菅野裕美さんです。HBでは5年ぶりの個展となります。
物語の世界観や、登場人物の感情を繊細に描くことのできる菅野さん。
これまでに数々の装画や小説の挿絵を手掛けられています。
今回は新作とあわせて、お仕事の原画を展示しております。 ぜひお越しくださいませ!

 

 

— DMの絵やタイトルがとても素敵だなと思いました。どんなイメージで描かれたのですか?

タイトルを先に決めて、DMをどうしようかと考えたとき
明るい色にしようというのがまずありました。
木漏れ日というと、薄暗くやわらかい感じですが、明るい色を使いたいと思いました。
イメージを膨らませているような絵になっています。

オリジナルの絵を描くときは、こういう風に描こうと決めずに描くことが多いです。
あまり決めすぎると固くなったり、自由な発想が出てこなくなることがあるので、
なるべく決めすぎず、描き始めています。

 

 

— 菅野さんのような作風の場合、普段のお仕事では依頼される際にどのくらいの指定がありますか?

私の絵を使いたいと思っている方は、かっちりとしたものよりは、世界観や空気感を
求めている方がほとんどなので「登場人物を2人載せたい」とか顔の向きの指示があるといった具合です。
ほかに、庭やバラなどのアイテムが物語で重要な場合は
デザイナーさんからふわっとイメージを提案される場合もあり、
そういった場合は自分の中でチャレンジで、自分の色を固くならずに出そうという気持ちで描きます。

 

 

— 菅野さんの絵が表紙だと読んでみたいという気持ちになります。
本の表紙は目立つ存在だと思うのですが、描く際にどんなことに気をつけていますか?

目にとまるときは遠いところに置いてあったりもするので、
実際に絵を遠くに置いて、引いて見たりもします。
あとは人物の表情です。こうしようと思ってやってる訳ではないのですが、
話を読んで気持ちが入っていくと、そういう絵が描けます。
人物を描く事が多いからかもしれませんが、役者が演技をすることに似てるなと感じています。
客観的な面もありますが、登場人物を演じているような感覚で
物語に入り込むことで何か惹き付けるものが描けるのではと思っています。

 

 

— 菅野さんの描く表情がお好きな方は多いと思います。最後になりますが、今後どういうお仕事をやってみたいですか。

絵本が合いそうだねとよく言っていただける事もあり、興味があります。
物語を1つ1つ絵で表現していくことがチャレンジであり、力量がいることだと思うので、
自分の中で出来る事が増えるんじゃないかなと思っています。
また、細かい指定をうけても自分の色が出せるような、
職業イラストレーターとしてはまだまだなので、できるようになったらいいなと思います。

 

井上文香個展「パリの思い出」

今週の作家さんは井上文香さんです。HBでは初個展となります。
パリで1年間滞在されていたことのある井上さん。
今回はその当時の思い出深い風景やエピソードを、透明感ある瑞々しいタッチで描いています。
会場いっぱいに飾られた作品は見応えたっぷりです。

 

 

— 今回の展示テーマをお聞かせください。

いつか描きたいと思っていた、パリでの思い出を描こうと思いました。
ずっと描きたいと思っていたけど、描けなかったのでそれを今回HBでやらせてもらうということで、
なんだか出来そう、やろう!という気持ちになりました。
いい舞台で、今までやりたかったことを出し切りたいという想いで
チャレンジという気持ちが大きかったです。
ぱっと思いついたことよりも、やりたかったけどたまっていたことを、自分なりに爆発させた感じです。

 

 

— 展示作品も多く、とても見応えがありますね。一堂に飾ってみて、改めて感じたことはありますか?

細かい事が気になる方なのですが、できるだけ気にしないでどんどん描こうと思ってはいました。
飾ってみて、改めてそれでよかったと思います。自分の中でよりシンプルに自然に描けるようになったと思いました。
量を描いてみないとわからなかったので、良かったと思いました。

 

 

— 自然と筆が動いているようでとてもいいですね。井上さんは普段から色々なタッチで絵のお仕事をされていますが、
今回展示された作品のタッチでもお仕事をやってみたいというお気持ちはありますか?

ぜひやってみたいです。自分の中で自然に描けた感覚があったので、
こういうことをお仕事にもできたらいいなと思います。

— 以前の絵と比べて、どんどん変化している印象がありますね。媚びていない感じが好きです。

自分の中で自然に自由に描けるように、マッチする感じを求めているところがあって、
そういうものが人に伝わることで、個性と感じてもらえるようなものになったらなと思います。
変化を求めているというよりは自分と絵の距離を縮めたいという気持ちです。

 

 

— 自分の気持ちと絵にズレがないような感覚ですか?

はい。これだけの量を描いて展示することは、自分にとって貴重な経験、財産になりました。

— すごく素敵な展覧会だと思います。最後に今後やってみたいお仕事などありましたらお聞かせください。

文芸誌や、新聞の小説など回を重ねていけるようなお仕事にも興味があります。
1回、1回だけれど、お話と共に継続しているところがおもしろそうだなと思います。
でも、今回の絵でできることはいろいろやってみたいです。

 

 

藤枝リュウジ個展「凸と凹と」

今週は、HBでは毎年恒例となっている藤枝リュウジさんの展覧会です。

今年のテーマは「凸凹」。そのチャーミングな形からうまれた、
かわいらしいキャラクターたちとの、ユーモアたっぷりな世界観がうまれました!
ポップな色と形、自由な作風は見ているだけでほのぼのとした気持ちに。
そんな藤枝さんの新作イラストレーション、全32点を展示・販売中です!ぜひお越しくださいませ。

 

「名木デコボコ」

「デコボコ美術館」

 

マジックでぐいっと描かれた、たのしい線!
間近で見ると、絵具の質感もおもしろいんです。

 

「ニャンとも」

「ワンダフル」

 

ちいさな動物シリーズは、みんなキスしてます!
お部屋に飾りたいなぁ、と思うようなかわいらしいものばかりです。
藤枝リュウジ個展「凸と凹と」は10月15日(水)17:00までです。お見逃しなく!!

田尻真弓個展「おそろい」

今週の作家さんは田尻真弓さんです。
ご自身4年ぶりの開催で、HBでは初個展となります。

これまで多くの装画や挿絵を手がけられている田尻さん。
女の子や、動物の絵を描かれる印象がありますが、今回の展示では「モノ」をテーマに
男女をユニークな視点で描いています。
お仕事の作品をまとめた、特大サイズの原画ファイルも必見です!お見逃しなく!

 

 

— 今回のテーマはどのように決められたのですか?展示構成もおもしろいですね。

最初は、唐仁原さんのところへ個展の相談に行かせてもらいました。
今回、展示しているようなモノの絵ではあまりお仕事をしていないので、
あまり人に見せてない絵をやった方がおもしろいんじゃないかと。
普段、お仕事で描くことの多い人物や動物以外で描こうと決めたのが最初です。

展示タイトルをイラストレーターの佐藤香苗ちゃんに相談したところ、
「形容詞が合いそうだね。」とアドバイスをもらい、形容詞の言葉の中からタイトルを探しました。
ギャラリーの右壁と左壁を分けて「対」にするということは決めていました。
それからは、展示する点数分のタイトルを決めてから、絵を描き始めました。

— 言葉が先にあったのですね。

普段の仕事も、タイトルと原稿ありきで描く絵を決めているので、
先にタイトルを決めて、しばりをつける方が膨らませやすいです。
ゼロから1は大変だけど、1から2は大変じゃないような気がします。

 

 

 

 

—  田尻さんがイラストレーターを目指したのはいつ頃ですか?

30歳を過ぎてからです。その頃は、DTP関係の仕事をしていて
仕事では素材集からばかりしか絵を使えず、つまらないな…と思っていました。
友人に相談したら「じゃあ辞めなよ」と言われて、会社にはその日に「辞めます」と言いました。
でもすぐには辞められなかったので3ヶ月後に辞めました。

その頃、一人暮らしをしていたので、派遣の仕事をしながらお金をためて青山塾に通いました。
2年間通っていました。

 

 

 

— 青山塾時代から、絵のお仕事はされていましたか?

在学中は仕事はしていませんでした。たまにコンペに出すくらいでした。
まだ仕事をできるところまで自分は達していないと思っていて、
もっと勉強したい!3年目も通いたい!と思っていました。
ペーターズのコンペで賞をいただいたことを機に活動を始めようと思い、
売り込みにも少しずつ行くようになりました。

 

— お仕事の絵を描くときに、気をつけていることや、これだけはゆずれない!ということはありますか?

自分が今出来ることや頑張れること、その時の描けるベストは尽くそうとしているつもりです。
「これでいいかな?」というのは、お金を頂いている限りしてはいけないと自分では思っています。
自分で手抜きをしないでやれたかどうか。
他の方がどう見るかは別として、自分自身の中で「ま、いっか」がないようにとは思っています。

 

 

— 原画を拝見すると、そのプロフェッショナルな姿勢がひしひしと伝わってきます!
最後になりますが、今後はどんなお仕事をしてみたいですか?

本や雑誌以外のお仕事もやってみたいなと思っています。
それ以外では何もやったことがないので。

仕事がつまりすぎているとか、法事で…とか、どうしようもないこと以外ではお断りしないので、楽しいお仕事をぜひやれたらなと思います。

— ありがとうございました。今後のご活躍も楽しみにしております!

 

唐仁原多里個展「フジタとキキ」

今週の作家さんは、HBスタジオとギャラリーのスタッフでもある
イラストレーターの唐仁原多里さんです。HBでは約5年ぶりの個展開催となります。

画家の藤田嗣治とモデルのキキをテーマに、アトリエの風景や2人の愛用品など
エピソードと共に温かいタッチで描いています。
フジタのアトリエに来たような、楽しく心地のよい会場になっております。ぜひお立寄りくださいませ!

 

 

— 今回のテーマについてお聞かせください。

昔から”フジタ”こと、画家の藤田嗣治が好きで、
いつかフジタをテーマに描いてみたいなと思っていました。
フジタのことを色々と調べてみると、キキという女性の存在も知りました。
1920年代のフランスで有名なモデルだったそうです。
2人は仲が良かったようで、その話を描きたいと思い今回のテーマにしました。

 

 

— 人物をテーマにしてみて、むずかしかったのはどんな所ですか?

最初は2人の写真を観て描いていたのですが、
写真に引っ張られすぎていて中途半端にリアルになってしまいました。
描いても描いても、捨てるといった具合で
色々と模索したなかで、普段の技法ではない、新しい技法をみつけました。

— 新しい技法は、これまでの描き方とどのような違いがありましたか?

これまでの技法は、下絵をかっちりと決めてから描くのですが、
新しい技法は、マチエールを作って人物を削り出すように描きます。
やりやすく、描きやすい技法だなと思いました。人物を描くのにはいいかなと。

 

 

— 今回は5年ぶりの個展だそうですが、展示をしてみていかがでしたか?

こんなにしんどいものかと…。
でも、展示をすると新しい描き方を生み出したり、成長ができるところがいいと思います。
普段、仕事以外ではこんなに必死に描けないので。
いつもの描き方だけじゃない、新しい部分を見せたいというのが今回の展示だったので、
これを通過点として、これからも絵を描いていけたらなと思っています。

 

— 今後やってみたいお仕事はありますか?

どんなお仕事でも頂けたら嬉しいですが、海外のお仕事もしてみたいなと思います。
昔から外国のものが好きなので、イギリスやフランスなどでお仕事をやってみたいです。

最近は、ギャラリースタッフとして、編集の方や、デザイナーさんの需要に応じて

イラストレーターさんを紹介させて頂く事もあるのですが、
そういった、人と人をつなぐ仕事も楽しいと感じています。
良いイラストレーターでも、まだあまり知られていない人を、

誰かを紹介してあげるお仕事も楽しいなと感じています。
今後もっと幅広くできたらとも思っています。

— ありがとうございました。今後のご活躍も楽しみにしております!