浅羽容子個展「私的宇宙録」
今週の作家さんは浅羽容子さんです。HBでは約5年ぶり2回目の個展開催となりました。たくさんの別宇宙があるという理論、”マルチバース(多元宇宙論)”に惹かれた浅羽さん。ユニバースとマルチバース、それぞに想いを馳せて描かれました!浅羽さんの原画ならではの重厚な迫力をお楽しみください。
「相転移」
以前から宇宙にまつわるものがお好きだった浅羽さん。個展のテーマに悩んでいたときも、自然と描き初めたのは宇宙を感じさせる絵だったそうです。昨年、宇宙に関する本を読んだ際に”マルチバース(多元宇宙論)”という理論があることを初めて知り興味を持たれたとのこと。知らない世界への憧れ、別のところにも世界があると思うとロマンがあるなと感じ、個展のテーマにしたいと思ったそうです。自分の人生の記録のような意味合いも込め、今回のタイトルを「私的宇宙録」と題されました。
「過保護な3月」
「遠い夏のモニュメント」
アイデアはいつも落書きを描くように描き溜めているとのこと。そこから描きたいものをピックアップをして、さらに発展させて描いていくことが多いそうです。宇宙関連の本を見ていると、そこからイメージが湧いてくることもあるとのこと。
「第五章」
作品作りで常に心掛けていることは、オリジナリティを大切にすること。自分らしさとは何かを模索しながら日々描いているそうです。
「文明」
絵を描くこと以外に、文章を書くこともお好きな浅羽さん。そちらでも成果があがるよう頑張りたい、と目標をお話してくださいました。絵のお仕事が来る来ないに関わらず、これからもずっと描いていきたいとのこと。今後の作品も楽しみです。
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